エストニア駐在員事務所開設に関するお知らせ

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2020 年 1 月 14 日
各 位
会 社 名 マーチャント・バンカーズ株式会社
代表取締役社長兼 CEO 一 木 茂
(コード 3121 東証 2 部)
問合せ先 取締役 CFO 兼財務経理部長 髙 﨑 正 年
(TEL 03-5224-4900)



エストニア駐在員事務所開設に関するお知らせ

当社は、仮想通貨交換所「ANGOO FINTECH」の、今月末のサービス開始に向けて、エストニア大使
館の協力体制のもと、電子立国を掲げ、官民挙げて、ブロックチェーン・情報セキュリティなどの最
先端の技術に取り組む、エストニアに、駐在員事務所を開設することといたしましたので、ご報告さ
せて頂きます。
エストニアの首都タリンに開設する駐在員事務所におきましては、仮想通貨交換(法定通貨から仮
想通貨、仮想通貨から法定通貨、仮想通貨から仮想通貨) 、仮想通貨並びに法定通貨による決済・送
金などの金融サービスを行う「ANGOO FINTECH」との連携体制(当社によるバックアップを含む)に
より、STOを主軸にした不動産ビジネスを展開するばかりでなく、将来性の期待できる企業への投
資やエストニア企業の日本進出のバックアップなど、当社グループとしてのビジネスを、現地に根差
した形で、本格的に展開してまいります。

エストニアは、 インターネット電話サービスの先駆けである 「Skype
(スカイプ) 誕生の地であり、

2018 年 1 月には、安倍首相が、エストニアとのサイバー対策連携強化を議題に、首都タリンを訪問い
たしました。また、その安倍首相や、ローマ法王、メルケル首相などが参加している(2018 年 9 月
26 日付「日刊工業新聞」 )ことで知られている e レジデンシー(電子住民)制度や、ブロックチェー
ン技術をベースに、行政サービスのほとんどをオンライン化するなど、IT 先進国として、知られてお
ります。

「ANGOO FINTECH」は、エストニアの金融当局とも相談し、現地の法規制に万全の対応をしていく
ため、 2019 年 8 月に予定していたサービス開始を延期いたしました。 隣国ラトビアなどを舞台にした
欧州の銀行が関与するロシアを出所としたマネーロンダリングが相次いで発覚する中、 「ANGOO
FINTECH」として、マネーロンダリング対策を含めた管理体制を見直すとともに、サイバー対策等シ
ステムを強化し、厳格な金融規制とされる「MiFIDⅡ」が適用されるEUで、多彩な金融サービスを
展開していくために必要なインフラ整備を行ってきたもので、 「ANGOO FINTECH」を運営するエストニ
ア法人「Cryptofex OÜ;」におきまして、4 か月強の間、組織・運営体制を整備のうえ、エストニアの
金融当局と協議を重ねた結果、 法規制に万全の対応をしていくことができるものと判断し、 現在、2020
年 1 月末のサービス開始を目標に、システムの確認等の最終段階の準備を行っております。
サービス開始時期が確定し、 2019 年 8 月7日付「MBKブロックチェーン、 仮想通貨交換所「ANGOO
Fintech」運営会社との業務提携(独占的パートナーシップ)の締結について」でご報告させて頂き
ました、 「ANGOO FINTECH」での取扱に関する審査手数料並びに EU23 カ国向けのプロモーション手数
料として、 すてに受領している米ドル連動型のステーブルコイン (以下、 「本件コイン」 といいます。 )

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200 万枚の会計処理に関する確認が取れた時点で、並びに、2020 年 3 月期の業績に与える影響が確定
いたしましたら、速やかにご報告させて頂きます。また、 「ANGOO FINTECH」における本件コインの取
扱開始(審査終了)時期につきましても、確認が取れた時点で速やかにお知らせいたします。

また、「ANGOO FINTECH」が、2019 年 8 月のサービス開始を予定していた際には、当社エストニア駐
在員事務所の開設は予定しておりませんでしたが、 「ANGOO FINTECH」の万全の運営を支援するため、
また、将来性を期待するエストニアで、不動産・投資といった、当社がグループとして取り組んでい
る事業を、本格的に展開してゆくうえで、エストニア大使館の協力等、必要な体制が確保できたこと
から、今般、エストニア駐在員事務所を開設することといたしました。

エストニアは、2019 年にはいり、8 月にアマゾンがエストニア法人を登記するなど、グローバル企
業の進出が相次いでおります。日本からは、まだ、大手総合商社の丸紅が事業所を設置しているだけ
(以上、2019 年 9 月 24 日付 SBI クリエイティブ社「ビジネス+IT」
)で、これに次いで、当社は、
日本人責任者の招聘を済ませ、現地に事務所、寮、おのおのを設置のうえ、当初 1 名が常駐する体制
のもと、将来性を期待するエストニアに進出し、現地に根差した形で事業を展開してまいります。

今回、開設する駐在員事務所の概要は、以下のとおりであります。

(1) 名 称 マーチャント・バンカーズ株式会社 エストニア駐在員事務所
(2) 所 在 地 未定(タリン市内)
(3) 開設予定日 2020 年 2 月中
(4) 事 業 内 容 仮想通貨・法定通貨による決済・送金などの金融サービス等を行う仮想通
貨交換所「ANGOO FINTECH」との連携体制による、STOを主軸にした不動
産ビジネス、企業への投資、エストニア企業の日本進出のバックアップな


なお、エストニア駐在員事務所開設に伴う、2020 年 3 月期の業績に与える影響は軽微であります。

以 上




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