マイクロ・トーク・システムズ株式会社の子会社化及び学校体育館向け次世代空調システムの販売開始について

2023 年2月1日
各 位
会 社 名 あい ホールディングス株式会社
代 表 者 代表取締役会長 佐々木 秀吉
(コード番号 3076 東証プライム市場)
問合せ先 広 報 室 長 佐 藤 哲
(TEL 03-3249-6335)


マイクロ・トーク・システムズ株式会社の子会社化及び
学校体育館向け次世代空調システムの販売開始について

当社は、2022 年 11 月 30 日付でマイクロ・トーク・システムズ株式会社(本社:東京都千代田
区 代表取締役社長:橋本 純一郎、以下、「MTS 社」)の株式を取得し、子会社化いたしまし
た。これにより、当社グループは、学校体育館向け次世代空調システム ecowin 注1(輻射式冷暖房
システム、以下「ecowin」)の事業を開始することとなりましたのでお知らせいたします。





1.学校体育館向け次世代空調システム販売開始の概要
MTS 社は、省エネ性と経済性に優れた次世代空調システム ecowin の販売代理店事業を行って
おり、学校体育館空調のパイオニアとして、既に 2018 年より約 50 件の導入実績を持つ企業で
す。
当社は、2021 年2月より「脱炭素システム事業」を立ち上げ、業務用エアコンを自動制御す
ることで電力の使用量と基本料金を削減する省エネ・節電システム「Ai-Glies」シリーズを販売
してまいりました。脱炭素化の社会ニーズやコスト削減に貢献する同シリーズは、商業店舗や工
場、病院をはじめとして幅広い業種で多数ご導入いただき、高評価をいただいております。
この度、当社は、加速する社会の脱炭素化に資する新たな製品ラインナップ拡充のため、体育
間空調に強みを持つ MTS 社を子会社化することといたしました。日本全国の公立小中学校等の
体育館においては、大規模空間の冷暖房による多額のコスト負担や設置の難しさから空調設備の
導入ハードルが高く、空調設置率の全国平均は 11.9%注2にとどまっています。近年、全国的な
猛暑や豪雨、地震等災害の被害甚大化傾向を受け、屋内競技や地域の防災拠点として重要な役割
を担う学校体育館の環境改善は急務となっており、国や自治体は補助金制度を整備するなど体育
館の空調設置を促進しています。
今後、当社グループに加わった MTS 社において、学校及び自治体等の体育館へ向けて省エネ
空調の更なる拡販を進め、脱炭素社会の実現に向けてより一層貢献してまいります。


注1)ecowin は株式会社エコファクトリーの登録商標です。
注2)出所:文部科学省・報道発表『公立学校施設の空調(冷房)設備の設置状況について』(令和4年9月1日現在)



2.次世代空調システム ecowin の概要
ecowin は、輻射熱(赤外線)の特性を活かし、気流に頼らず熱を移動させることで、人や物
質を冷暖房する輻射式冷暖房システムです。空間全体を空調する対流方式と比べ、人の活動域で
ある建物の下層部分のみ集中して輻射パネルを配置することで空間全体を効率よく空調すること
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ができ、省エネ性と経済性に優れています。また、無風・無音で風や音による不快感がなく、埃
を巻き上げずに空気感染のリスクを抑制することから、屋内競技施設や地域の防災拠点である体
育館での利用に適しています。


3.MTS 社の概要(2023 年 1 月 31 日現在)
(1) 名 称 マイクロ・トーク・システムズ株式会社
(2) 所 在 地 東京都千代田区神田岩本町 1 番地 2 清水ビル 8F
(3) 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 橋本 純一郎
RFID(IC タグ)を利用した電気・電子機器の開発・製
(4) 事 業 内 容 造・販売
省エネルギー・環境改善機器の販売
(5) 資 本 金 1,100 万円
(6) 設 立 年 月 日 2019 年 10 月 11 日
(7) 発 行 済 株 式 数 3,000 株
当 社 は 、 当 該 会 社 の 株 式 2,000 株 ( 議 決 権 所 有 割 合
(8) 当 社 と の 関 係
66.6%)を所有しております。
注)「議決権所有割合」は、小数点第2位以下を切り捨てて表示しております。


4.今後の展開
MTS 社にて、学校体育館及び総合体育館向けに来年度単年で約 30 件の導入を計画しております。
今後も、学校や自治体等へ向けた更なる導入拡大を進めてまいります。



以 上




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