ユーグレナ社、マレーシアに「熱帯バイオマス技術研究所」開設

2023 年 5 月 1 日

ユーグレナ社、マレーシアに「熱帯バイオマス技術研究所」開設
バイオ燃料原料用途のバイオマスの生産・利用に関する研究を中心に推進

株式会社ユーグレナ

株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:出雲充)は、マレーシアに「熱帯バイオ
マス技術研究所」を開設したことをお知らせします。




「熱帯バイオマス研究所」が入居する施設外観


東南アジアに位置するマレーシアは、熱帯気候のため植物が光合成をするのに適した地域です。世界
的にみても生物多様性が非常に高く、豊富な生物資源(バイオマス)を有しています。「熱帯バイオマ
ス技術研究所」では、マレーシアの気候と多様なバイオマスを活かして、ユーグレナなどの微細藻類、
その他の藻類や植物など、バイオ燃料原料用途のバイオマス生産・利用の最大化・最適化を中心とする
研究を実施するほか、マレーシアを含む ASEAN 圏におけるバイオマス関連の研究開発の推進を目指し
ます。


■「熱帯バイオマス技術研究所」概要
・研究所名:熱帯バイオマス技術研究所(Euglena-UTM satellite lab)
・ 所 在 地 :Euglena-UTM satellite lab (EUTM), MJIIT, UTM-KL Campus, Jalan Sultan Yahya
Petra,54100 Kuala Lumpur, Malaysia.
・主な研究機能:藻類をはじめとしたバイオマスの探索および生産技術開発、海外研究戦略の立案等


なお、この「熱帯バイオマス技術研究所」の開設に伴い、
「藻類エネルギー技術研究所(三重県)
」の
機能を「熱帯バイオマス技術研究所」と「資源サーキュラー技術(佐賀県)
」に移管します。


当社は、持続可能な社会の実現のため、ユーグレナをはじめとする微細藻類等を活用し、ヘルスケア
事業やバイオ燃料事業、ソーシャルビジネスを行っています。今後も、社会課題解決に貢献する技術と
して微細藻類等の活用用途拡大を目指し、さまざまな培養方法などの研究を推進していきます。
<株式会社ユーグレナについて>
2005 年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成
功。微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の
製造開発、遺伝子解析サービスの提供を行っています。また、2014 年より行っている、バングラデシ
ュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナ GENKI プログラム」
の対象商品を、継続的に実施。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレ
ナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。https://euglena.jp

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