「次世代大阪王将」モデルの出店に関するお知らせ

平成 30 年5月 28 日
各 位
会 社 名 イ ー ト ア ン ド 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 仲 田 浩 康
(コード番号 2882 東証第一部)
問合せ先 執 行 役 員 管 理 本 部 長 中 島 靖 雅
TEL: 03-5769-5050


「次世代大阪王将」モデルの出店に関するお知らせ

当社は、中華専門店「大阪王将」において、人手不足に対応した「次世代大阪王将」モデルでの出店
を平成 30 年 10 月よりスタートいたしますので、下記のとおりお知らせいたします。




●【背景】
社会現象となりつつある昨今の人手不足は、外食店舗を直撃しております。東京都内など都市部の店
舗では外国人スタッフの雇用が進んでおりますが、採用に関する費用は年々高騰し、店舗運営コストは
増大しております。
地方ではより深刻さを増しており、人手不足のため出店を見送るケースや店舗が閉店に追い込まれる
ケースがあり、この状況を打破するような業態構築が必要となりました。


大阪王将の店舗人件費を分析したところ、厨房人件費の 20.9%が仕込作業でありました。昨年度より
「包丁レス」「仕込レス」の取組みをスタートし、カット野菜等の導入で仕込作業および仕込に係る時
間の軽減に努めております。


■厨房人件費
【次世代大阪王将モデル】
調理技術が必要な鍋振りなど、職人と言われるレベルに達するまでには時間を要するため、「包丁レ
ス」「仕込レス」に加え、テクノロジーを駆使した“職人レス”店舗を構築することで、省力化し、店
舗運営の効率化を図って参ります。


■餃子食堂タイプ ■餃子酒場タイプ




・FL コスト 58% ・FL コスト 53%
・償却前利益 17% ・償却前利益 17%


平成 29 年9月より直営店でモデル店舗の検証をスタートし、現在6店舗で検証を進めていますが、
テクノロジーを駆使した店舗では、人件費6~8%の削減に繋がっております。
また外国人の積極採用、戦力化に向けて、レシピの IT 化、多言語化も併せて検証を進めております。
平成 29 年 10 月より、加盟店舗でのモデル出店を開始することで、様々な立地での検証が可能となり
ます。


平成 31 年 9 月に迎える「大阪王将 50 周年」に向けて、“次世代大阪王将モデル”を確立してまいり
ます。


●今後の見通し
当社の業績に与える影響につきましては、軽微の見通しでありますが、今後の業績に影響を与える
と判断した場合は適宜開示してまいります。


以 上

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