テラファーマ株式会社の再生医療等製品の製造事業譲受のお知らせ

2023 年 1 月 10 日
各 位
会 社 名 ア ルフレッサ ホールディング ス株 式 会 社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 荒川 隆治
(コード番号2784 東証プライム)
問 合 せ先 執行役員 コーポレートコミュニケーション部長 羽野 和明
(TEL:03-5219-5102)



テラファーマ株式会社の再生医療等製品の製造事業譲受のお知らせ

当社の子会社アルフレッサ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福神雄介、以下「アル
フレッサ」といいます)の子会社であるセルリソーシズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社
長:有田孝太郎、以下「セルリソーシズ」といいます)は、テラ株式会社(本社:東京都新宿区、破産管財
人:安達桂一、以下「テラ」といいます)の子会社テラファーマ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締
役社長:木内清人、以下「テラファーマ」といいます)との間で、同社の一部事業である再生医療等製品
の製造事業を譲り受けることについて、事業譲渡契約を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせ
いたします。



1.事業譲受の目的
テラの子会社であるテラファーマは 2014 年より、がん免疫応答のメカニズムを利用した樹状細胞ワク
チン技術をベースに難治性がん治療のための再生医療等製品の研究開発を推進しています。現在、公
立大学法人和歌山県立医科大学が実施する治療法の確立していない進行膵臓がんを適応症とした日
本で初めての細胞療法の治験に治験製品である樹状細胞ワクチンを提供しています。
セルリソーシズは、テラが破産手続きを進める中で、子会社であるテラファーマの事業譲渡の意向を
確認したことから、事業譲受に関して検討を進めてまいりました。本件について、テラファーマは自家細
胞※1を取り扱う細胞プロセッシングセンター、専門人材、および治験製品の開発を進めてきた経験を有
しており、他家細胞※2を取り扱うセルリソーシズ※3とともに、当社グループの再生医療等製品のサプライ
チェーン構築に資すると判断し、テラファーマとの間で同社の一部事業である再生医療等製品の製造事
業を譲り受けることについて、事業譲渡契約を締結いたしました。これにより、セルリソーシズは自家細
胞と他家細胞を取り扱う拠点を保有し、再生医療のサプライチェーンにおける「細胞の抽出・加工」から
「再生医療等製品の製造」までの機能強化を図ります。

※1:患者本人の細胞
※2:健康な細胞提供者から採取した細胞
※3:セルリソーシズにおいて、他家細胞の抽出・加工、保管を行う拠点として「郡山 Cell Processing Center」の建設を
進めております。
(ご参考)2023 年 1 月 10 日発表「新会社『セルリソーシズ株式会社』設立のお知らせ」
https://ssl4.eir-parts.net/doc/2784/ir_material15/198394/00.pdf





2.相手先(テラファーマ)の概要
(1)名称 テラファーマ株式会社
(2)本店所在地 東京都新宿区西新宿 6-5-1 新宿アイランドタワー20 階
(3)代表者 代表取締役社長 木内 清人
医薬品、医療機器、再生医療等製品等の研究、開発・試
(4)事業内容 験、製造、製造受託、売買および輸出入に係る調査・企画

(5)資本金 250 百万円(2021 年 12 月末現在)
(6)設立年月日 2014 年 1 月 24 日
(7)大株主および持株比率 テラ株式会社(100%)
資本関係 該当事項はありません。
(8)当社、アルフレッサおよび 人的関係 該当事項はありません。
セルリソーシズと当該会社 アルフレッサは、テラファーマが開発する再
との関係 取引関係 生医療に用いられる治験製品の輸送管理業
務を受託しております。

3.事業譲受の対象
テラファーマの再生医療等製品の製造事業に係る資産、債務、契約(和歌山県立医科大学との治
験契約を含む)および従業員の承継を対象としております。

4.事業譲受の日程
(1)事業譲渡契約締結: 2022 年 12 月 9 日
(2)テラファーマからの事業譲受: 2022 年 12 月 27 日

5.今後の見通し
本件による業績へ与える影響は、現時点では軽微であると見込んでおりますが、中長期的には当社
グループの企業価値向上に資するものと考えております。
今後、本件に関して開示すべき事項が生じた場合には速やかにお知らせいたします。

以 上





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