当社関連会社の電通リテールマーケティングによる第三者割当増資について

〒135-0016
東京都江東区東陽6丁⽬3番2号

2020 年 5 ⽉ 12 ⽇

当社関連会社の電通リテールマーケティングによる
第三者割当増資について

当社の関連会社である株式会社電通リテールマーケティング(本社:東京都港区、代表取締役社⻑執
⾏役員:近野 慎⼀、以下「DRM」)は伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社⻑C
OO:鈴⽊ 善久、以下、「伊藤忠商事」)を引受とした第三者割当増資及び株主間における株式譲渡
の実施を承認決議いたしましたので、お知らせいたします。


当社は、⽇⽤品化粧品を取扱う卸商社として、⽣活に必要な商品を⼩売業様の店頭にお届けするだけ
ではなく、データ分析に基づいた売れる売場、楽しく買い物ができる売場作りのため、当社⼦会社であ
る株式会社インストアマーケティング及びDRMとの連携により、⼩売業様の店頭における管理⼒・実
現⼒を発揮し、多くの⼩売業様・メーカー様から⽀持をいただいております。


リテール業界においては、今後デジタルトランスフォーメーションが進⾏し、⼩売店舗の役割や機能
の多様化が加速することが予測されます。例えば、電⼦棚札の活⽤によるダイナミックプライシングの
導⼊や販促広告の表⽰、⼆次元コードの読み取りによる商品情報紹介や商品サイトへの誘引が容易にな
るなど、IoTデバイスの導⼊ひとつをとっても新たな価格戦略や店舗のメディア化を⽣み、オフライ
ンとオンラインがシームレスになることで顧客接点を増やしオンオフを統合した⾏動データ管理も可
能となります。


これらの環境変化に伴って取得可能なデータは増加し、そのデータとテクノロジーを活⽤したマーケ
ティングの⾼度化が求められるほか、慢性的な⼈⼿不⾜を抱える⼩売業からのフィールドサポートへの
要請の⾼さなどから、店頭販促領域におけるBPOサービスを利⽤する企業の増加も⾒込まれます。こ
の度の増資による伊藤忠商事との連携は、これらのニーズに対応するサービス基盤の強化につながりま
す。


今後、当社は 10 年後のあるべき姿を⽰した⻑期ビジョンを策定し、その中における「店頭」という
キーワードへの強化を、総合商社である伊藤忠商事が加わった新⽣「DRM」と連携して進めてまいり
ます。


DRMの第三者割当増資及び株主間における株式譲渡後の持株⽐率
株式会社電通テック 53.3%
株式会社あらた 21.6%
伊藤忠商事株式会社 20.0%
⽇本電気株式会社 5.1%
以 上

【本件に関するお問い合わせ】管理本部 広報・IR・管理部 mail:kouhou-honsya@arata-gr.jp

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