高千穂交易、自社開発のクラウド型トラフィックカウンターアプリケーション「i Retail Cloud (アイリテイルクラウド) 」を提供開始

2021 年 10 月 8 日
関 係 各 位
高 千 穂 交 易 株 式 会 社



高千穂交易、自社開発のクラウド型トラフィックカウンターアプリケーション
「i Retail Cloud (アイリテイルクラウド)」を提供開始


高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:井出尊信、証券コード 2676)は、店舗での
デジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させる SaaS アプリケーションとして、出入口に設置し
たセンサーを用いて入退店人数、店前通行の計測を行うトラフィックカウンターシステムで取得したデー
タをリアルタイムで集計・表示し、店舗運営の指標となるデータの分析が可能なトラフィックカウンター
アプリケーション「i Retail Cloud」を提供開始します。


小売業界では、ウェブで商品検索後に店舗購入するウェブルーミングや店舗で商品確認後にネット購入
するショールーミングなど、リアルとオンラインの融合による販売形態が注目されています。それに加え
て、コロナウィルス感染症拡大の影響で変化する購買行動により、店舗の在り方は大きく変わってきてい
ます。


リアル店舗の役割は、単純に店頭商品を消費者へ提供することから、ユニークな体験とともに商品を提
供する「リテールテイメント化」の流れの中で徐々に変化し、お客さまとの重要な接点となるリアル店舗
の“入店客数”や“買上率”などの分析は、立ち寄った人を「お客さま」に変えるこれまで以上に重要な
情報となっています。


そのため、店舗スタッフやマーケティング担当者等から経営層まで、取得したデータを情報として共有
し、販売戦略、施策立案やその進捗・結果確認に活用していただくことを目的とし、クラウド・アプリケ
ーション「i Retail Cloud」を開発しました。


このアプリケーションは、これまで当社が蓄積した長年の経験やノウハウを活かし、トラフィックカウ
ンターシステムのデータ活用に必要な、集計・分析項目や販売データ等との連携機能を実装しながら、シ
ンプルな UI デザイン・料金設定を実現しました。


従来のオンプレミスのトラフィックカウンターに対して、クラウドベースのサービス提供の導入メリッ
トは以下のようになります。
・インターネットを通じてスマートフォンやタブレットなどからもデータの確認が可能
・サーバ管理が不要
・常に最新のソフトウェアが利用可能
・機器構成がセンサー、POE-HUB のみとシンプルになり障害発生の可能性が減少
・リモートメンテナンス対応による迅速な障害対応が可能
・機器保守パックとのセット購入により、突発的な費用発生を抑えられる


当社では、この新しいクラウドシステムを、既に導入済みのトラフィックカウンターへの新たな付加価
値として、また新規の小売店、商業施設や人の流れ・滞留データの活用分析が必要なお客様に提案して参
ります。
なお、当サービスは 1 年契約、月額定額料金として提供し、今後 3 年間で契約件数 1,000 件以上を目指
します。また本サービスを含め、当社における SaaS ビジネスの強化を図ってまいります。




【iRetail Cloud 特長】
・トラフィックカウンターで取得したデータをリアルタイムに集計・表示が可能
・ダッシュボードでの可視化に加え、目的に応じた多彩なレポート機能
・多彩なデータ分析機能(曜日別前年比較、複数店舗比較、店前通行数)
・感染症予防対策となる3密回避を目的とした混雑状況表示
・集約したデータとお客様が他のシステムから取得した各種データ(天候情報・POS 等)との連携可能


【システム構成】
【導入施設例】




【ダッシュボード掲載データ(抜粋)】




当社製品ホームページ: https://www.takachiho-kk.co.jp/prod/traffic/iretailcloud/
■このニュースリリースに対するお問い合わせ

高千穂交易株式会社
管理部 総務情報システムチーム 椿まで
TEL: 03-3355-1125 / E-mail: webmst@takachiho-kk.co.jp

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