日商エレとJTP、金融機関向けモダナイゼーションサービスを5月13日提供開始

NEWS RELEASE
※本リリースは、日商エレクトロニクス株式会社と JTP 株式会社から配信しております。
重複して配信される場合がございますが、あらかじめご了承ください。
2022 年 5 月 13 日
各 位
会 社 名 J T P 株 式 会 社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 森 豊
( 証 券 コ ー ド : 2 4 8 8 )
問合せ先 取締役コーポレート本部長 伊達 仁
( 電 話 0 3 - 6 4 0 8 - 2 4 8 8 )




日商エレと JTP、金融機関向け
モダナイゼーションサービスを 5 月 13 日提供開始
~業界初 Red Hat OpenShift と Nutanix 連携による DX 基盤構築ワンストップソリューション~



日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:寺西  清一、以下、日
商エレ)と JTP 株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:森  豊、以下、JTP)は、コンテナオーケ
ストレーション Red Hat OpenShift(以下、OpenShift)を活用した金融機関向けアプリケーション・モ
ダナイゼーションサービス(※1)の提供を本日開始します。

(※1)モダナイゼーション:ビジネス変化に対応し、拡張性のあるアプリケーションを素早く市場にリリースできるよ
う、プラットフォーム・開発モデル・アーキテクチャを最新化する考え方。


ミレニアル世代の台頭や with コロナによる新しい生活様式への移行などの影響で、顧客サービスのモ
バイル・デジタルへの対応は必須になっています。特に金融業界では、フィンテックなどのテクノロジ
ーを活用しビジネス展開をするディスラプターの脅威もあり、「現物書類・手作業」の脱却によるサービ
スの質とスピードの向上は注力テーマです。一方、「顧客ニーズにあわせた迅速かつ柔軟なサービス提供
をしたいが従来のシステムや体制ではスピードが追い付かない」といった課題が顕在化しています。

そこで日商エレと JTP は、金融機関が顧客向けに提供するアプリケーションのテストからリリースま
で一連のサイクルを劇的に短縮するモダナイゼーションサービスを提供することにしました。業界初と
なるコンテナオーケストレーション OpenShift と、HCI(※2)として実績が豊富な Nutanix の連携をコア
に、開発資産のテストからリリースまで自動化し、個社にあわせた最適な運用体制の設計・構築までを
行います。モダナイゼーションを実現するためにはビジネスロジックを実現するアプリケーションのみ
ならず、それを支えるクラウドをはじめとしたインフラストラクチャも考慮した、総合的な戦略を立て
て推進していくことが求められます。両社は、金融機関が内製でシステムの開発・運用サイクルを変革
し、顧客ニーズへ迅速・柔軟に対応することで DX が実現できるよう、一気通貫で支援します。

(※2)HCI:ハイブリッドクラウドインフラストラクチャ。オンプレミスやパブリック・プライベートクラウドが混在す
る昨今のシステム構成に対応し、素早く DX 基盤構築・拡張ができるインフラの総称。




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NEWS RELEASE
┃モダナイゼーションサービス全体像




顧客ニーズに迅速かつ柔軟に対応するには、従来のウォーターフォール型開発体制からアジャイル型
へ移行し、ユーザー部門とシステム部門が密にコミュニケーションを取り、システムを小規模に開発・
リリースする体制が必要です。また、システムの開発・運用の一体化によりアジャイル開発を実現する
DevOps の仕組みは欠かせません。本サービスは、テストからリリース、運用の自動化機能を持つ
OpenShift を活用し、アジャイル移行のポイントである内製化を実現するため、金融各社の状況にあわせ
てアセスメントから検証による裏付けを行う併走型のサービスです。


また、本サービスは、OpenShift と Nutanix の連携を生かし、昨今需要が高まるハイブリッドクラウ
ドに対応したインフラからアプリレイヤーまで一気通貫の DX 基盤構築サービスであるため、環境構築に
かかる時間や手間も削減することができます。


本サービスを導入することで、従来の大規模システム開発体制とそれに伴う委託先ベンダーとの調
整、品質などの課題を解決することができます。また、自社のエンジニアを中心とするアジャイル開発
体制を構築し、顧客に最適なシステム・サービスをスピード感よく市場に投入することが可能になりま
す。ビジネス部門の求めるスピード感に応える IT サービス基盤を構築することで、ディスラプターなど
競合他社に先駆けてビジネスを推進することができます。


┃Containerization PoC サービス
事前のコンテナアセスメントを踏まえ、コンテナを「理解する」「作ってみる」「触ってみる」を通じ
て金融機関が OpenShift 導入時の効果や課題を具体的に体感いただくためのサービスです。モダナイゼ
ーションサービスの一環として、日商エレのラボ内に構築した OpenShift 検証環境を活用していただけ
ます。




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NEWS RELEASE




┃今後の展開
日商エレと JTP は、金融を中心としたアプリケーション事業の顧客 450 社に対し、本サービスを通じ
てビジネス環境の変化に迅速に対応するアプリケーション開発・運用基盤を提供してまいります。業界
初 OpenShift と Nutanix の連携基盤を活用し、新旧アプリケーションが混在する金融機関のアプリケー
ション・モダナイゼーションの実現を支援します。
また本サービスのリリースにあわせ、Containerization PoC サービスの 50 万円特価キャンペーンを
2022 年 6 月 30 日ご契約分までの期間限定で提供します。
Containerization PoC キャンペーン申し込みページ
https://natic.nissho‒ele.co.jp/openshift‒poc‒campaign2022/


今回のニュースリリースにあたりコメントをいただいております。
レッドハット株式会社 副社長執行役員 パートナーエコシステム事業本部長 金古 毅様
日商エレクトロニクス様のアプリケーション・モダナイゼーション
サービスの DX 基盤構築サービスに Red  Hat  OpenShift が採用され
たことを大変喜ばしく思います。Containerization  PoC サービスの
検証環境は Nutanix 上に Red Hat OpenShift を構築し、日商エレク
トロニクス様のラボにてご利用いただけます。レッドハットは金融
機関様のレガシーシステムの最新化とアプリケーション開発のアジャイル化を日商エレクトロニクス様
と共に支えて参ります。




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NEWS RELEASE
ニュータニックス・ジャパン合同会社 コーポレートバイスプレジデント兼社長 町田 栄作様
日商エレクトロニクス様と JTP 様によるアプリケーション・モダナイゼ
ーションサービスに、Red Hat 様 と Nutanix が提供するコンテナオー
ケストレーションが活用されることを大いに歓迎いたします。我々が提
供するコンテナオーケストレーションは、ハイブリッド・マルチクラウド環境でコンテナ化・仮想化さ
れたクラウドネイティブアプリケーションを、柔軟性や耐障害性を保ちながらもシンプルに構築・拡
張・管理できるのが特徴です。金融機関においては、顧客ニーズにあわせた最適なサービスリリースを
素早く提供することが求められていますが、我々のソリューションはこれを適えることができる仕組み
を提供できると思っております。


┃お問い合わせ

[モダナイゼーションサービスについて] [ニュースリリースについて]
プラットフォーム本部  コーポレート本部
第二プラットフォーム 吉田 経営企画部 広報担当 田中
TEL: 03‒6272‒5011  TEL: 03‒6272‒5014
E‒mail: ocp‒nutanix@nissho‒ele.co.jp E‒mail: pr‒info@nissho‒ele.co.jp

*記載されている会社名、製品名は、各社の商標、もしくは登録商標です。
*記載の商品名、価格および担当部署、担当者、 Web サイトの URL などは、本リリース発表時点のものです。


以上




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