翻訳センター、アジア屈指の大規模言語モデル「LHTM-2」を保有するオルツと連携

2023 年 5 月 11 日
各 位
会社名 株 式 会 社 翻 訳 セ ン タ ー
代表者名 代表取締役社長 二宮 俊一郎
(コード:2483 東証スタンダード)
問合せ先 取締役管理統括 魚谷 昌司
(TEL.06-6282-5013)


翻訳センター、アジア屈指の大規模言語モデル「LHTM-2」を保有するオルツと連携
~生成系 AI を活用した共同プロダクト開発のための実証実験を開始~



国内最大規模の言語サービス提供会社である株式会社翻訳センター(本社:大阪市中央区、代表取締役
社長:二宮 俊一郎、以下「翻訳センター」
)は、P.A.I.®(パーソナル人工知能 ※1)をはじめ、AI クロー
ン技術でつくり出すパーソナル AI の開発および実用化を行う株式会社オルツ(本社:東京都港区、代表取
締役:米倉 千貴、以下「オルツ」
)との業務連携に合意したことをお知らせいたします。本連携では、オ
ルツの「LHTM-2」※2 や Chat GPT に代表される大規模言語モデルの対話 AI を活用した外国語ドキュメ
ントソリューションのサービス化に向けた実証実験を進めてまいります。

オルツは、独自の大規模言語モデルの初期バージョンである「LHTM」Large-scale Heuristic Thinking Model)

※3 を 2021 年 9 月に発表しました。その後も研究開発を続け、2023 年 2 月には「LHTM-2」を発表しまし
「LHTM-2」は、Open AI が提供する大規模言語モデル「GPT-3」等と同水準のパラメータ数で構成され
た。
ており、自然なテキストの生成および作成補助を実現しながら、カスタマイズを前提とした柔軟な設計の
ため、事実に基づく出力を内部的に誘導することなどが可能です。

また、同年 2 月には、これまでオルツが行ってきた言語処理技術や大規模言語モデル構築のノウハウを
活用し、各業界における AI の実証実験のサポートを開始することを発表しています。

この度の業務連携では、翻訳センターが保有する顧客基盤や言語資産と、最先端技術である大規模言語
モデルから生まれた生成系 AI 技術を組み合わせることで、外国語ドキュメントの制作・翻訳・管理を AI
で自動化・効率化するプロダクトの開発に向けた実証実験を行ってまいります。

なお本件による業績に与える影響は現時点では軽微であると判断しておりますが、今後公表すべき事項
が生じた場合は速やかに開示いたします。

※1:P.A.I. パーソナル⼈⼯知能)
( とは私たち自身の意思をデジタル化し、それをクラウド上に配置して
あらゆるデジタル作業をそのクローンにさせることを目的とした AI です。

※2:https://alt.ai/news/news-1892/

※3:https://alt.ai/news/news-1454/

<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社翻訳センター 経営企画室 IR 担当 ir@honyauctr.co.jp
株式会社オルツ 広報 西澤 press@alt.ai
■株式会社翻訳センターについて
会社名 :株式会社翻訳センター
所在地 :大阪府大阪市中央区久太郎町 4 丁目 1 番 3 号 大阪御堂筋ビル 13 階
設立 :1986 年 4 月
代表者 :代表取締役社長 二宮 俊一郎
資本金 :588 百万円
事業内容:翻訳サービス業
URL :https://www.honyakuctr.com/


■株式会社オルツについて
会社名 :株式会社オルツ
所在地 :東京都港区六本木 7-15-7 新六本木ビル
設立 :2014 年 11 月
代表者 :代表取締役 米倉 千貴
資本金 :3,218 百万円(2022 年 12 月 31 日現在)
※資本準備金含む
事業内容:P.A.I.®の研究開発、及び要素技術を活用した自動議事録ツール「AI GIJIROKU」や、AI との自
由対話が可能な音声対話ソリューション「AI コールセンター」などのプロダクトを開発 提供、

その他 AI 受託開発全般
URL :https://alt.ai/


以 上

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