当社の「粉体噴射型IgA産生誘導経鼻ワクチンシステムの開発」が、AMEDのワクチン・新規モダリティ研究開発事業に採択されました

PRESS RELEASE
2024 年 3 月 12 日
株式会社新日本科学
https://www.snbl.co.jp
(証券コード:2395 東証プライム)


当社の「粉体噴射型 IgA 産生誘導経鼻ワクチンシステムの開発」が、
AMED のワクチン・新規モダリティ研究開発事業に採択されました


株式会社新日本科学(本社 鹿児島県鹿児島市、代表取締役会長兼社長:永田良一、以下「当
社」 )は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(Japan Agency for Medical Research and
Development AMED)
: の先進的研究開発戦略センター (Strategic Center of Biomedical Advanced
Vaccine Research and Development for Preparedness and Response:SCARDA)が公募した
ワクチン 新規モダリティ研究開発事業について、
・ 当社の研究開発課題が採択されましたので、
お知らせいたします。
SCARDA は、2021 年 6 月に閣議決定された「ワクチン開発・生産体制強化戦略」に基づき、
感染症有事に国策としてワクチン開発を迅速に推進するために平時からの研究開発を主導する
体制として、2022 年 3 月に AMED 内に新設された組織です。ワクチン開発に関する広範な情報
収集・分析を行い、国策として感染症有事を見据え戦略的な研究費のファンディングを行って
います。当社は、2023 年 4 月に経鼻粘膜ワクチン研究開発センターを立ち上げており、近畿大
学名誉教授・医学部客員教授の宮澤正顯(まさあき)先生をトップに擁し「そもそも、感染を
おこさせないこと(これを遮断免疫と言います) 」を狙った経鼻粘膜ワクチンの研究開発を同
センターで鋭意進めております。
今回採択された研究開発課題「粉体噴射型 IgA 産生誘導経鼻ワクチンシステムの開発」は、
SCARDA が「新規モダリティを用いる感染症ワクチンの研究開発」のカテゴリーで公募を行った
ものです。複数の呼吸器系ウイルスに対し、上気道に遮断免疫能を付与する粉体型の経鼻ワク
チンの、実際の臨床使用を目指した開発を企画しております。
研究開発期間は契約開始日から 2026 年 3 月 31 日までを予定しています。

当社経鼻粘膜ワクチン研究開発センターの取組みについては、当社ホームページも併せて
ご参照ください。

当社はこれからも「環境、生命、人材を大切にする会社であり続ける」の企業理念に基づき、
TR トランスレーショナルリサーチ)
( 事業や子会社の活動を通じて、人類を苦痛から解放する」

という当社使命を果たすべく、実直に行動を続けてまいります。

以 上
【本件に関するお問い合わせ】
(株)新日本科学 IR広報統括部
TEL: 03 - 5 5 6 5 - 6 2 1 6
E-mail: ir@snbl.com

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