津田塾大学との共同研究開始のお知らせ

2018 年5月 21 日
各 位
会 社 名 株式会社 エ ヌ ア イ デ イ
代 表 者 名 代表取締役社長 小森 俊太郎
(コード番号 : 2349 東証JASDAQ)



津田塾大学との共同研究開始のお知らせ

「ソーシャルビッグデータコモンズ群流可視化実験」及び「地域 AI Q&A システム」に関して



来る 2020 年東京オリンピック・パラリンピックを見据えて、外国人旅行者が急増することが
見込まれています。この度、当社は、津田塾大学と共同研究契約を締結し、外国人旅行者の日本
滞在中における利便性向上に資する「IoT と AI を活用したインテリジェントな社会データサー
ビス基盤の構築」を目指した研究開発とデータ関連人材育成を行うことを決定しましたので、お
知らせいたします。



本共同研究は、Wi-Fiシステムログ・センサライザーによるIoP(Internet of Persons)、Web
予約データ・センサライザーによるWoR(Web of Resources)、及びAI(人工知能)とSNSを連動
させたインテリジェントQ&Aシステムの共同研究開発及び社会実証実験を実施し、2020年での
AI/IoTサービスの実用化を目的とします。
具体的には、Webサイトに公開された、ホテルなどの宿泊施設、交通機関やスポーツ施設等の
Web予約履歴オープンデータ収集を行う「WoR」と、Wi-Fiアクセスポイント(基地局)が通信に
先立ち検知するモバイル機器の位置ビッグデータを収集し、個人情報保護を行ったうえで集団の
動き(これを「群流」といいます)を可視化する「IoP」を構築します。IoPデータを活用して、
WoRの地域観光資源データを横断する官民データ連携基盤を開発します。さらに、インバウンド
観光客の質問に自動的に対応するAIを用いたインテリジェント Q&A サービスサイトを構築し、
社会実証実験を行います。


今後の当社業績に与える影響につきましては軽微であります。当社は今後も、新規ビジネスに
つながる産学官連携による研究活動を積極的に進めてまいります。このように、産学官連携によ
る大都市における大規模イベントでの社会実装や、インバウンド観光・回遊に対する AI・IoT
「お
もてなし」支援を通し、官民学ビッグデータ・オープンデータ活用基盤の構築、さらには未来の
AI・IoT 社会の実現に貢献します。
共同研究者の紹介
森田 朗 津田塾大学 総合政策学科 教授
専門:行政学、地方自治研究、AI・IoT 社会
略歴:
1981 年 – 1994 年 千葉大学法経学部助教授・教授
1994 年 – 2012 年 東京大学大学院法学政治学研究科教授
2012 年 – 2014 年 学習院大学法学部政治学科教授
2014 年 – 2017 年 国立社会保障・人口問題研究所所長
2017 年 4 月 – 現在 津田塾大学総合政策学部教授/三重大学大学院医学系研究科客員教授


曽根原 登 津田塾大学 総合政策学科 教授・総合政策研究所 所長
専門:情報学、IoP(Internet of Persons),WoR(Web of Resource)、ICT 技術と社会
略歴:
1978 年 – 1986 年 日本電信電話公社 横須賀電気通信研究所 ファクシミリ通信研究
1986 年 – 1990 年 ATR 視聴覚機構研究所 認知メカニズム研究
1990 年 – 2004 年 NTT ヒューマンインタフェース研究所 NTT サイバースペース研究所
NTT サイバーソリューション研究所 デジタル流通研究 研究主幹 部長
・ (副理事)
2002 年 – 2004 年 東京工業大学大学院 理工学研究科 連携教授
2004 年 – 2017 年 3 月 国立情報学研究所 情報社会相関研究系 研究主幹・教授



【本リリースに関するお問い合わせ窓口】
株式会社エヌアイデイ 財経部企画IR課
電話:03-6221-6811/FAX:03-6221-6818

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