暗号資産を対象にAPI連携による自動トレーディングシステムの開発に着手

2021 年2月 17 日
各位
株式会社クシム
(東証第二部:2345)



暗号資産を対象に API 連携による自動トレーディングシステムの開発に着手

株式会社クシム(本社:東京都港区、代表取締役社長:中川博貴、以下「クシム」)の連結子会社である
株式会社クシムインサイト(本社:東京都港区、代表取締役社長:中川博貴、以下「クシムインサイト」)
では、先端 IT 領域におけるシステム開発の一環として、暗号資産を対象に API 連携による自動トレーディン
グシステムの開発に着手いたします。

1.概要
2020 年5月に施行された改正資金決済法と改正金融商品取引法において、「仮想通貨」という呼称が「暗
号資産」に切り替えられたほか、「電子記録移転権利」が創設され、セキュリティトークンの範囲が明確化
されることから、セキュリティトークン、デジタル証券発行に関わるビジネスが立ち上がり、活発になると
予想され、暗号資産を取り巻く事業環境は整備が進んでおります。
また、IoT、AI、ブロックチェーン、クラウドなどの先進技術が経済のデジタル化を加速させております。
グローバルには、こうした潮流は不可逆であり、デジタルマーケットの拡大とともに、各国中央銀行による
デジタル法定通貨の検討や多様な資産や権利に裏付けされ、ブロックチェーンにて管理されるデジタルトー
クンが生み出され続けております。こうした広義の「デジタル通貨」の誕生は、法定通貨に代替する資産と
しての側面があり、かつ、それらを取引する事業環境はいっそうに整備され、今後、さらなる活発な取引が
行われる状況にあります。
こうした動きを見据え、クシムインサイトは、当社グループのインキュベーション事業活動として、国
内・海外の暗号資産取引所の API と連携する自動売買トレーディングシステムの開発に着手いたします。
本システムのローンチは 2021 年4月中を目処に進めてまいります。

2. 今後の展開
1)バージョンアップデートを継続
前述したソフトウェア開発の経験を活かし、累積記録データから確率的に判断、遺伝アルゴリズムや機械
学習の手法を使い投資判断をおこなう機能の開発を検討しております。
また、バージョンアップデート開発は、ブロックチェーン領域におけるパートナー企業であるチューリン
ガム株式会社と連携して進めてまいります。本開発におきましては、国内外暗号資産取引所の取引情報(価
格、板情報、価格別出来高など膨大なデータ)の取得、分析を通じた知見の提供をうけ開発を行ないます。ビ
ットコインに代表される暗号資産に加え、フィスココインといったトークン、さらには Defi 関連暗号資産も
カバー対象としてまいります。



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2)国内外の暗号資産交換事業者に営業展開を加速
当社グループは、将来的に、暗号資産取引を行う一般・法人顧客向けにライセンスを販売することを目標
としています。業務提携先である株式会社CAICAの子会社である株式会社CAICAテクノロジーズの
営業部隊と連携し、受注実績に結びつけていく狙いです。

今後も、当社グループのインキュベーション事業の試みとして、① 当社が注視するリードテクノロジーを
利用したシステムの開発とその社会実装、② 暗号資産などのデジタル技術により萌芽した新たな基幹産業に
おけるシステム開発請負、を加速してまいります。

引き続き、株式会社CAICA、株式会社フィスコおよび株式会社 Zaif Holdings との暗号資産にかかる
IT 金融ビジネスの基本協定を活かして、高品質な商品やサービスを安定的に供給することで各社の顧客のニ
ーズに応え、満足していただける体制を整えると同時に、マーケットの新規需要の創出に対して貢献するこ
とで企業価値の向上を目指してまいります。



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