グローバル指標「サステナビリティ・リンク・ローン原則」に則る借入のお知らせ

Make More Sustainable
サステナブルインフラの「いちご」



2022 年 8 月 26 日
各 位
会 社 名 い ち ご 株 式 会 社
代 表 者 代表執行役会長 スコット キャロン
(コード番号 2337 東証プライム)
問合せ先 上席執行役財務本部長 坂松 孝紀
(電話番号 03-3502-4818)
www.ichigo.gr.jp

グローバル指標「サステナビリティ・リンク・ローン原則」に則る借入のお知らせ


当社は、長期 VISION「いちご 2030」のとおり、従来の心築(※1)を軸とした事業モデル
をさらに進化させ、
「100 年不動産」へチャレンジするとともに、地域および地球に優しいク
リーンエネルギー事業を積極的に推進しており、サステナブルな社会を実現するための「サス
テナブルインフラ企業」として大きな成長を目指しております。
こうした当社の取り組みをご評価いただき、本日、株式会社あおぞら銀行(以下、
「あおぞら
)が組成したサステナビリティ・リンク・ローンによる借入限度額 91.3 億円を
銀行」という。
設定いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

(※1)
心築(しんちく)とは、いちごの不動産技術とノウハウを活用し、一つ一つの不動産に心を
込めた丁寧な価値向上を図り、現存不動産に新しい価値を創造することをいい、日本における
「100 年不動産」の実現を目指しております。






1. サステナビリティ・リンク・ローンの概要
サステナビリティ・リンク・ローンは、グローバル指標である「サステナビリティ・リンク・
ローン原則」に則り、環境的・社会的に持続可能な経済活動および経済成長を促進し、支援す
るための仕組みであり、借り手により事前に設定された野心的なサステナビリティ・パフォー
マンス目標の達成、借入期間中の情報公開等が条件として付与されています。
本サステナビリティ・リンク・ローンにおいては、
「2025 年までに当社および当社が運用す
る上場投資法人(いちごオフィス 8975、いちごホテル 3463)が保有する不動産にて消費する電
力を 100%再生可能エネルギーにする」という RE100(※2)目標の達成に応じて借入条件が変
動するインセンティブが付与されています。

(※2)
RE100 とは、世界で影響力のある企業が、自らの事業で使用する電力を、発電時に CO2 を排
出しない太陽光、風力、水力、バイオマスなどの再生可能エネルギーで 100%調達することにコ
ミットし、将来的に脱炭素(カーボンニュートラル)社会に移行することを目的とするグロー
バル・イニシアティブです。





2. いちごの取り組みにおける評価
当社では、
「クライメート・ポジティブ」の実現を目指し、温室効果ガスの排出量削減ととも
に、当社のクリーンエネルギー事業による再生可能エネルギーの創出に全力で取り組んでおり
ます。また、当社は人類、社会そして地球の一員として、
「サステナブル経営」の実現を重要な
経営課題としております。企業の存在意義は社会貢献であるという考えのもと、社会をより良
い状態で次世代へ継承するため、
「サステナブルインフラ企業」として大きな成長を図るととも
に、事業活動を通じて社会的責任を果たしてまいります。
本サステナビリティ・リンク・ローンにおいては、あおぞら銀行が株式会社格付投資情報セ
ンターから評価を得ている「あおぞら ESG フレームワークローン」にて定める基準を満たして
いる旨のご評価いただきました。


3. 本借入の概要
① 借入限度額 :91.3 億円
② 借入先 :あおぞら銀行(アレンジャーおよびエージェント)
関西みらい銀行、千葉銀行、山口銀行、紀陽銀行、愛媛銀行
③ 引出期間 :2022 年 8 月 31 日から 2023 年 8 月 31 日(1 年間)
④ 最終返済期日:2029 年 8 月 31 日(7 年間)
⑤ 契約締結日 :2022 年 8 月 26 日


※ 本サステナビリティ・リンク・ローンにおける金利につきましては、借入先との取り決め
により非開示とさせていただきます。


4. 今後の見通し
本取り組みによる 2023 年 2 月期の当社連結業績に与える影響は軽微ですが、当社の財務基
盤のさらなる強化に資するものと考えております。



以 上





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