2024年３月期 第３四半期 決算発表 FAQ

2024 年 2 月 14 日



株式会社イオレ
代表取締役社長 冨塚 優
（コード番号：2334）




2024 年 3 月期第 3 四半期 決算発表 FAQ



2024 年 3 月期 第 3 四半期決算に関して、株主・投資家・メディア等の皆様から想定される質問内

容や、個別で頂いております主なご質問についての要旨を FAQ として取りまとめております。決算短

信及び決算説明資料と合わせてご覧いただけますと幸いです。




Q． 第 3 四半期決算の売上及び損益の要因、通期業績への影響について教えてください。

A．売上高は 2,827 百万円、前期比 33％増となりました。売上の要因に関しては、第 2 四半期決算
説明会でもご説明した、求人検索エンジンの大口案件が引き続き影響しております。第 3 四半期に
おいても想定以上に広告の運用効果がよく推移をしており、クライアントから預かっている予算を
全て消化することなく応募獲得ができております。結果、前期比より売上増ではあるものの、想定
した売上は下回っての着地となりました。
また、経常利益は 6 百万円の赤字、前期比では 9 百万円の改善となっています。上記の大口案件
が影響したほか、新規事業に対する開発費や人件費に対する積極的な投資が要因となり、第 3 四半
期は赤字での着地となりました。
一方で、新規事業、特に NFT 販売事業が、代理店施策の強化により、第 1 四半期から計画に対
し良好に推移し続けております。これを受け、Web3 事業に関しては営業やカスタマーサクセスの
人員を補強し、更なる事業の強化にあたっております。
Q. 業績予想の変更について教えてください。

A．先述した求人検索エンジンの大口案件の影響が通期の業績に反映されると判断し、業績予想の
変更を開示させていただきました。主に HR データ事業の売上に関して、大きな影響が出ると見込
んでおります。
売上高減少に伴う売上総利益の減少の影響と、新たな収益の柱を作るべく新規事業立ち上げに向
けた主に人材およびシステム関連の投資による費用増の影響により、営業利益、経常利益、当期純
利益それぞれが減少しております。

現在は支出を極力抑えるとともに、予算に比して好調に推移している Web3 事業の NFT 販売代
理を強化し、業績向上に努めております。




Q． Indeed PLUS に関して、HR アドプラットフォームへの影響を教えてください。

A．今期中にジョブオレとの連携を予定しており、HR アドプラットフォーム、Indeed PLUS の２
つの求人プラットフォームと連携する ATS としてユーザー拡大を図ります。
HR アドプラットフォームに関してはこれまでも代理店強化を進めており、提携メディアや企業
への導入によるサービス拡大を目指してきました。求人メディアと企業をマッチングする、これま
でになかった求人広告プラットフォームであるという特徴が強みになる一方で、前例の無いサービ
スであることから、求人メディアや企業の導入におけるハードルが高くなっている一面もありまし
た。Indeed PLUS は HR アドプラットフォームと類似の仕組みを元にしたプラットフォームサー
ビスですが、これにより今後、求人業界における同様の仕組みの認知度が高まっていくと考えてお
ります。認知度の向上により求人メディアや企業の導入におけるハードルが下がることで、営業が
行いやすくなるメリットもあると考えております。また、サービス自体においては、連携している
メディアや内部のアルゴリズムなどによって差別化ができていると考えております。




Q．Web3 が順調に推移していますが、DEP（DEAPcoin）の高騰や下落は業績に影響しますか。

A．Web3 事業においては資料や先述の通り好調に推移をしております。DEP の価格変動について
は、NFT 販売において直接的に売上が変動するような影響はないと考えますが、NFT の販売にお
いては、価格変動が上がり基調である方が顧客の NFT に対する印象も良いため販売しやすい、な
どの多少の影響はあると考えます。足元においては上がり基調の見込みであるため、これを追い風
に販売強化に力を入れたいと考えております。
 ゲームギルド事業への影響に関しては、報酬の支払い自体は大きくないので DEP の価格変動の
影響はごくわずかです。




以上




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