Web3.0時代におけるSDGsの達成に向けて 農作物の産地証明にブロックチェーンを活用 【ジオファーム八幡平×CAICAテクノロジーズ】

2022 年 4 月 27 日
株式会社CAICA DIGTAL



Web3.0 時代における SDGs の達成に向けて
農作物の産地証明にブロックチェーンを活用
【ジオファーム八幡平×CAICAテクノロジーズ】


この度、当社子会社の株式会社CAICAテクノロジーズ(本社:東京都港区、代表
取締役社長:鈴木 伸、以下「CAICAテクノロジーズ」)とジオファーム八幡平(本
社:岩手県八幡平市、代表:船橋 慶延、以下「ジオファーム八幡平」)は、Web3.0 時
代における SDGs の達成に向けた取り組みとして、ブロックチェーンを活用した信頼
性の高い産地証明書発行の仕組み開発に着手いたしました。

昨今、「食の安全」に対する意識が高まる中、我が国においても 2015 年に「食品表
法」が施行され、原産地表示の義務化が進められています。しかし、産地を偽装する不
正は後を絶たず社会問題となっております。また、その疑いがあるだけでも企業の信頼
を大きく損ねる可能性があります。




「ジオファーム八幡平」で行われている「Food Action for Horse's」は、循環型農
業・伝統的なマッシュルーム栽培を通して、競走馬や乗馬馬が引退してからも活躍でき
る場所をつくるプロジェクトです。「馬厩肥(敷きわらをベースとした馬ふん堆肥)」
を活用したマッシュルーム栽培の過程をブロックチェーン技術を活用して記録し、 協賛
企業のサービスと交換可能なトークンを発行することで、 馬から始まるサステナブルな
経済圏の形成を目指しています。
2020 年 10⽉26⽇発表の通り*1、CAICAテクノロジーズは本プロジェクトにお
いて、日付情報、位置情報、写真等の生産工程のエビデンスをブロックチェーンに格納
することと、 マッシュルーム購入者に協賛企業や近隣の飲食店等で利用できる独自トー
クン(ウマッシュコイン)を配布する仕組みを提供しております。約 1 年半の本取り組
みにおける成果として、同プロジェクトの協賛企業が続々と増えるとともに、発行コイ
ン数は 198,500 枚となり、ブロックチェーンを活用したトレーサビリティが「食の安
全」及び「地元食材のブランディング」に繋がるなどの成果を挙げております。



上記の成果を受けた次の取り組みとして、「食の安全」を守り、地元食材のブランド
価値を更に判り易く伝えるために、「産地証明書」を簡単に発行できるようにする仕組
み作りに着手致します。
具体的には、出荷する際に発行した二次元コードを読み込むことで、農作物に紐づい
た産地証明書を確認出来るように致します。産地証明書にはブロックチェーンに事前に
記録されていた生産データ(日時情報、位置情報)が表示されます。

産地証明にブロックチェーンを活用することで、消費者が生産者を認知することが可
能となるだけでなく、サプライチェーンにおける新たな繋がりやコミュニケーションが
生まれ、地元食材のブランディングを更に向上させ、地域活性化に繋がることが期待で
きると考えております。




CAICAテクノロジーズは今後もブロックチェーン技術を活用し、Web3.0 時代
(消費者と生産者との繋がり)の地方創生 SDGs の促進に向けたシステム開発とサー
ビス提供をしていく予定です。



*1 2020 年 10 ⽉ 26 ⽇発表
「ブロックチェーンを活用したトークンエコノミープロジェクトに
ジオファーム八幡平と共同で着手
~Food Action for Horse's 馬と人とのサスティナブルな環境を目指して~」
https://www.caica-technologies.co.jp/wp-content/uploads/2021/05/20201026_2_CT.pdf




以 上



<本件に関するお問い合わせ先> <製品・サービスに関するお問い合わせ先>
株式会社CAICA DIGTAL 株式会社CAICAテクノロジーズ
info-02@caica.jp info-sales@caica.jp
℡ 03-5657-3000 営業部 ℡ 03-5657-3010

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