EV分野の製品開発・製造拠点「松阪工場」を開設

NEWS RELEASE

各 位
2018 年 1 月 11 日
nms ホールディングス株式会社
(コード:2162 東証 JASDAQ)
パワーサプライテクノロジー社
EV分野の製品開発・製造拠点 「松阪工場」を開設
電源分野の生産技術開発も強化
nms ホールディングスグループのパワーサプライテクノロジー株式会社(以下 PST)は、2018 年 1 月 11 日付で
EV 分野の開発・製造を行う拠点として、「松阪工場」(三重県松阪市)を開設しました。リチウムイオン二次電池
パックをはじめとする EV 分野の製品開発・量産を加速させるとともに、現在の主軸である電源製品の生産技術
開発も行います。「基盤強化」と「新製品開発・製造・拡販」の両輪で、さらなる発展をめざします。

1.背 景:
PSTは、2014 年 10 月に、nms グループのパワーサプライ事業を担う会社として発足、電源専業
メーカーとして、
「安全・安心」を追求した、ワンランク上の電源・電源関連部品をお客様に提供し
ています。営業および開発拠点として松阪本社(三重県松阪市)
、東京本社(東京都大田区)を有し、
生産は中宝華南電子(佛山)有限公司(中国・広東省)、海外営業拠点は中国の深圳と蘇州に設置し、
幅広い事業展開を行っています。
一方、新たな成長を実現していくためには、主軸の電源・電源関連部品に加え、新規事業分野に
おける開発・製造・拡販を加速していくことが必要です。このため、その基盤となる国内拠点の
機能拡大および生産技術を含む、開発・製造が一体となった体制の強化が急務となっていました。

2.取り組み概要:
① 2018 年1月 11 日付で「松阪工場」
(松阪本社敷地内)を開設、10 月から稼働を開始します。
開発・製造が一体となったマザー拠点機能を強化し、「リチウムイオン二次電池パック」*を
はじめとする、EV分野の新製品開発・製造・拡販を行い、電池マネジメントシステム事業の
拡大を図ります。
② 主軸の電源・電源関連部品の生産技術開発も行い海外生産拠点に展開、PST全体のモノづくり
力を強化します。
③ 開発、設計、試作から量産、市場投入までのさらなるスピードアップを図り、市場やお客様の
新たなニーズに機動的に対応できる体制を構築します。
④ 新たな雇用の創出を行い、地域経済発展への貢献をめざします。

http://www.ps-t.co.jp/
東京本社: 東京都大田区多摩川二丁目 19 番3号
(1) 所 在 地
松阪本社: 三重県松阪市上川町 2460 番地1号
(2) 代 表 者 代表取締役社長 山本 英司
カスタム電源(低圧電源、高圧電源)の開発・設計・製造・販売
マグネットロールの開発・設計・製造・販売
(3) 事 業 内 容
各種トランス(スイッチングトランス、高圧トランス)の開発・設計・製造・販売
電池マネジメントシステム関連製品の開発・設計・製造・販売
(4) 設 立 年 月 2014 年 10 月
(5) 主 要 株 主 nms ホールディングス株式会社 100%


〒163-1445 東京都新宿区西新宿 3-20-2 東京オペラシティタワー45 階 http://www.n-ms.co.jp
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【本件に関するお問い合わせ先】
お客様からのお問い合わせ:パワーサプライテクノロジー株式会社 管理部 080-4921-8550
報道機関からのお問い合わせ:nms ホールディングス株式会社 広報・IR部 03-5333-1737



<ご参考>

「リチウムイオン二次電池パック」製品概要
(1) 主な特長
世界的な環境規制強化を背景に電動化が進む中、バッテリーへのニーズは「高容量」から、
急速充電対応や高耐久など「安全・安心」への特性改善に軸足がシフト、バッテリーの残量や
劣化に対する高精度なチェックや過充電の防止など、充電・蓄電における適正な制御(電池マ
ネジメント)が必要であり、これらをフレキシブルにカスタム対応

① 40 年以上の AC/DC 電源開発実績で培った安全・安心なものづくりを展開
② 搭載するBMS*は、電池充電制御技術を活用し自社開発、順次製品ラインアップを拡充
*BMS(バッテリーマネジメントシステム)
単電池の電圧・周囲温度を監視・制御するシステム。単電池間の電圧バラツキを揃え、
電池パックの性能を安定して引き出し、長時間の使用を可能とする機能
③ 設計開発、製造、検査、品質管理、アフターサービスまで、すべて国内で対応
④ 使用する単電池は国内大手電池メーカー製、安全・安心をサポート
⑤ 安全認証規格への対応も実施、さまざまなニーズに対応できる体制を確立

(2) 主な用途
超小型モビリティ、特種用途車両(駆動用途以外の各種機器)など

(3) 販売目標
2020 年度(2020 年 12 月期)20億円(年度累計)
2022 年度(2022 年 12 月期)70億円(年度累計)

(4) 今後の開発
「環境性能」「電動化」をキーワードに、産業用蓄電システム(ロボット、搬送機等)や
非常バックアップ電池、無停電電源装置など、電池を最適に充電する機能を搭載した充電器へ
の展開も視野に入れた開発を推進




パワーサプライテクノロジー株式会社
(PST)松阪本社外観




〒163-1445 東京都新宿区西新宿 3-20-2 東京オペラシティタワー45 階 http://www.n-ms.co.jp

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