ブランド中古品買い取り販売事業のグローバル化に向けたＡＩ真贋判定システムの導入に関するお知らせ

平成29年８月９日


各 位
会 社 名 大黒屋ホールディングス株式会社
代表者名 代表取締役社長 小川 浩平
（コード番号 ６９９３ 東証第二部）
問合せ先 財務経理部長 大村 正文
（TEL．０３－６４５１－４３００）




ブランド中古品買い取り販売事業のグローバル化に向けたＡＩ真贋判定システムの導入に
関するお知らせ


当社は、本日開催の取締役会において、当社グループの中核事業であり、グローバル展
開を進めているブランド中古品買い取り販売事業及び質事業、並びにそれらをインターネ
ット上で展開するeコマース事業において、ブランド中古品の「真贋鑑定」についてＡＩの
技術を活用して判定するシステムを導入することを決定しましたので、下記のとおり、お
知らせいたします。


記


1. ＡＩ真贋判定システム導入の経緯及び目的
当社は、ブランド中古品買い取り販売及び質事業における世界No1を目指し、当社連結子
会社等を通じて、日本のみならず、英国及び中国においてグローバル展開しているほか、
それらをインターネット上で展開するべくeコマースのプラットフォームの構築を進めてお
ります。
このような事業のグローバル展開及びｅコマースのプラットフォーム構築には、当社グ
ループの強みであるブランド品の「高度な真贋判定スキル」が不可欠であるものの、そう
した真贋判定には、幅広い商品知識だけに留まらない高度な専門知識と確かな目利きに基
づく経験が必要とされ、その技術を持った人財の育成・確保は容易ではありません。
しかしながら、この技術なくして事業の拡大は困難であり、当社グループは、その人財
の育成・確保を進めると同時に、それに補完する技術の開発を検討しておりました。
その一環として、当社グループにおきましては、真贋鑑定力を有する連結子会社である

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株式会社大黒屋（以下、「大黒屋」といいます。
）の従業員の知見とＡＩの技術を融合させ
ることにより、中古ブランド品の真贋判定をサポートする仕組の構築に向けて、当社子会
社のラックスワイズ株式会社（以下、「ラックスワイズ」といいます。）にて開発を進めて
まいりました。
その結果、取扱数量の多い一定のブランド品の真贋鑑定において、実際にＡＩを用いて
判定をさせたテストの結果が良好であり、今後の事業展開を見据えたうえで、効率的な真
贋判定を行っていく体制の構築が可能だと判断し、このたび、ラックスワイズを導入推進
者とし、大黒屋にてＡＩ真贋判定システムの導入を行うこととしました。
今後、日本のみならず、英国や中国にも横展開することで、更なるデータの収集と学習
を重ね、一層の精緻化と対象ブランド品の拡大を進めてまいる予定です。
この度のＡＩ真贋判定システムの導入は、今後、グローバル展開及びeコマース事業の
プラットフォーム構築・拡大に大きく資するものと期待しております。


（テスト結果について）
ラックスワイズでは、主要ブランドの製品の写真１万３千枚の中から、3つの主要製
品に対し、ＡＩ真贋判定ソリューションに関するテストを行いました。その結果、実用
化可能と判断し、今後、対象製品を広げ、ＡＩ真贋判定に関するデータとノウハウを蓄
積していくことにより、判定能力を更に向上させていく予定です。


2. ラックスワイズ株式会社の概要
①名称 ラックスワイズ株式会社
②所在地 東京都港区港南４－１－８
③代表者の役職・指名 代表取締役社長 小川浩平
④事業内容 中古品及び製品の衣料品、バッグ、アクセサリー、装飾品及
び雑貨などの委託販売
⑤資本金 １円
⑥設立年月日 平成 27 年 9 月 8 日
⑦大株主及び持株比率 大黒屋ホールディングス 100％


3. 今後の見通し
ＡＩ真贋判定システムの導入に伴う平成30年３月期連結業績予想への影響は軽微である
と判断しますが、影響等が認められた場合は、影響額が明確になった時点で、その影響額
をお知らせいたします。
以上

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