FRONTEO、自社AI製品の普及による国内外でのDX推進を目指し、日本マイクロソフトと連携を強化

2020 年 11 月 26 日
報道資料
株式会社 FRONTEO



FRONTEO、自社 AI 製品の普及による
国内外での DX 推進を目指し、日本マイクロソフトと連携を強化


株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏 、以下 FRONTEO)は、AI
を活用したプロダクトのインフラ整備と販売に関し、日本マイクロソフト株式会社 (本社:東京都港
区、以下 日本マイクロソフト)との協業範囲を拡大することを発表します。


FRONTEOと日本マイクロソフトはこれまで、FRONTEOのAI「KIBIT®」を活用したKIBIT製品にお
ける連携(「Email Auditor」と「Microsoft 365」の連携強化、2020年5月)と、認知症診断支援AIシ
ステムを始めとするライフサイエンスAI事業における連携(2020年10月)を発表してまいりました。
この度、連携範囲を拡大し、以下の通りソリューション提供を推進してまいります。


協業内容
ビジネスソリューション
・ AIエンジンAPI「KIBIT - Connect」を活用した金融機関向けコンプライアンスチェックソリュ
ーションの販売協力
・ メール&チャット監査ソリューション「KIBIT Communication Meter」の製造業・建設業界に
向けた販売協力
・ 「Email Auditor(現:KIBIT Communication Meter)」等のKIBIT製品と「Microsoft 365」の
連携(2020年5月発表済み)


ライフサイエンスAI
・ 認知症診断支援システムの安定提供に向けた環境整備(2020年10月発表済み)
・ 創薬支援AI「Amanogawa」「Cascade Eye」のクラウド対応の検討(2020年10月発表済み)
・ 国内外での販売協力(2020年10月発表済み)


当社製品を日本マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」上で提供
することにより導入期間の短縮が図れるため、時間・コスト両面におけるお客様の負担を軽減するこ
とができます。また、日本マイクロソフトには多数のサイバーセキュリティエキスパートが在籍して
おり、物理的なデータセンター、インフラストラクチャ、オペレーションすべてにおいてセキュリテ
ィ体制が万全であること、またMicrosoft Azureが国内外において90 を超えるコンプライアンス認証
を持っていることにより、当社製品をセキュアな環境で使用することが可能となります。


FRONTEOは、Microsoft Azureでのインフラ最適化とCo-Sell(共同販売)パートナーとしての販
売促進を通じ、日本マイクロソフトと共に当社のプロダクトをより多くのお客様の課題解決に役立て




るべく、ビジネスを加速してまいります。


本件単独によるFRONTEOの2021年3月期業績に与える影響は軽微であると見込んでおります
が、今後開示すべき事由が発生した際には速やかに公表いたします。


■KIBIT - Connectについて URL: https://kibit.fronteo.com/products/kibit-connect/
「KIBIT - Connect」は人工知能エンジン「KIBIT G2」をAPIとして提供する製品です。企業内のシス
テムと「KIBIT G2」エンジンが連携することにより、文章データの登録や教師データの作成、解析結
果となるスコアリングの提供など、「KIBIT - Connect」を通じたデータの収受がシームレスに行わ
れます。


■KIBIT Communication Meterについて
URL:https://kibit.fronteo.com/products/communication-meter/
「KIBIT Communication Meter」はFRONTEOが開発した自然言語処理AIエンジン「KIBIT®」を搭載
したメール&チャット監査システムです。「KIBIT®」は独自のアルゴリズムを使い、異なる表現でも
類似性や文脈を捉え、文章の特徴量を抽出できるため、大量のキーワード設定による抽出過多や、表
記ゆれによる抽出もれなどを解消し、高い精度でメッセージの抽出が可能です。また、送受信日時や
送受信者名、件名だけでなく、本文や添付ファイル(テキスト抽出可能なものに限る)を「KIBIT®」が
網羅的に解析し、大量のメッセージの中から調査が必要なものを絞り込むことが可能になるため、監
査官の業務を大幅に削減し、効率的な監査体制が構築できます。


■KIBIT®について URL: https://www.fronteo.com/products/kibit/
「KIBIT®」は、テキスト解析においてキーワードに頼らず、専門家や業務熟練者が備える“暗黙知”を
再現した独自の機械学習アルゴリズムを用いた人工知能です。高い自然言語処理技術を持ち、少量の
教師データで短時間での高精度な解析が可能です。


■FRONTEO について URL: https://www.fronteo.com/
FRONTEOは、自然言語処理に特化した自社開発AIエンジン「KIBIT®」と「Concept Encoder®」を用
いて膨大な量のテキストデータの中から意味のある重要な情報を抽出し、企業のビジネスを支援す
る、データ解析企業です。2003年8月の創業以来、企業の国際訴訟を支援する「eディスカバリ(電子
証拠開示)」や、「デジタルフォレンジック調査」というリーガルテック事業をメインに、日本、米
国、韓国、台湾とグローバルに事業を展開してきました。リーガルテック事業で培ったAI技術をもと
に、2014年よりライフサイエンス分野、ビジネスインテリジェンス分野へと事業のフィールドを拡大
し、AIを用いて「テキストデータを知見に変える」ことで、創薬支援、認知症診断支援、金融・人
事・営業支援など、様々な企業の課題解決に貢献しています。2007年6月26日東証マザーズ上場。資
本金2,568,651千円(2020年3月31日現在)。


*Microsoft、Azure は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標で
す。その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
*Microsoft 365は、Microsoft Corporationが提供するサービスの名称です。





<報道関係者のお問合せ先>
株式会社 FRONTEO 広報担当 瀬川
Email: pr_contact@fronteo.com





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