UBIC、「人工知能による多段階分類を実現する技術」に関する米国特許を取得

2015 年 10 月 22 日
報道資料
株式会社UBIC
(コード番号:2158、東証マザーズ)
(ティッカーシンボル:UBIC、NASDAQ)




UBIC、人工知能関連技術に関する米国特許を取得
「人工知能による多段階分類を実現する技術」に関する
特許の取得により、米国における市場優位性を強化


米ナスダックと東証マザーズに上場し、人工知能を駆使したビッグデータ解析事業を手が
けるUBIC(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本正宏)は、多段階処理により高精度の
テキスト分類を行う技術について、米国で特許の許可通知(特許の保護を与えることを通知
する通知)を得ました。本特許は、UBICが独自に定義する「人工知能関連特許」の1つに該
当するものです。なお、UBICは、同技術に関する特許を日本でも既に取得しているため(特
許第5530476号、2014年4月25日登録)、米国での特許取得が2ヶ国目となります。


【今回の米国特許の内容】
米国出願番号: 14/346,364
特許登録番号: 現在手続き中のため未番
第一国出願日: 2012年 3月30日
米 国 出 願 日: 2014年 3月21日


今回の特許は、まず、ユーザがあらかじめ指定したキーワードを含むテキストデータを
「重要」として分類し、次に、残りのテキストデータに対して「Predictive Coding®」(プ
レディクティブ・コーディング、データと事象の関連性を評価する当社の独自技術)を実行
して「関係あり/なし」として分類し、最後に、ユーザによる手動分類を受け付けるという
技術に関するものです。これにより、「Lit i View®」(リット・アイ・ビュー、UBICのデ
ータ解析用プラットフォーム)において、より高精度なデータ解析が可能となります。


【UBICの知的財産活動】
UBICは、自社開発したテクノロジーや事業の独自性を表示するブランドなど、無形の財産
を「知的財産権」として保護することを重視しています。特に、テクノロジー企業としてグ
ローバルで展開するデータ解析事業を保護するために、世界各国で積極的に特許出願・権利
化を推進しており、海外出願・登録比率は全特許の79パーセント(2015年9月4日現在)を占
めます。UBICは、アジア企業を中心とするクライアントに対して、米国におけるディスカバ
リ手続きを支援する(国際訴訟支援)事業を主軸としているため、米国特許を最も重視して
おり、今回は継続的な取り組みによる成果の1つと認識しています。




UBICは、今後もグローバルな知的財産活動を継続し、各国で独占実施が可能となる特許権
を取得することにより市場優位性の強化を図ります。



【UBIC について】URL: http://www.ubic.co.jp/
株式会社 UBIC は、独自開発の人工知能により、ビッグデータなどの情報解析を支援するデータ解
析企業です。 国際訴訟などに必要な電子データの証拠保全と調査・分析を行う e ディスカバリ (電
子証拠開示)や、コンピュータフォレンジック調査を支援する企業として 2003 年に創業。自社開
発のデータ解析プラットフォーム「Lit i View®(リット・アイ・ビュー)、アジア言語に対応し 」
た「Predictive Coding®(プレディクティブ・コーディング) 」技術などを駆使し、企業に訴訟対
策支援を提供しています。 訴訟対策支援で培った人工知能は、 専門家の経験や勘などの 「暗黙知」
を学び、人の思考の解析から、未来の行動の予測を実現、最近では医療やビジネスインテリジェ
ンス、マーケティングなどの領域に活用し、事業の拡大を進めています。2003 年 8 月 8 日設立。
2007 年 6 月 26 日東証マザーズ上場。 2013 年 5 月 16 日 NASDAQ 上場。資本金 1,688,433 千円(2015
年 3 月 31 日現在) 。




<本件に関するお問合せ先>
株式会社 UBIC 広報担当 池内・小越
TEL: 03-5463-6380 FAX: 03-5463-6345





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