「Predictive Review(仮)」日本特許査定のお知らせ

2015 年 10 月 8 日
報道資料
株式会社UBIC
(コード番号:2158、東証マザーズ)
(ティッカーシンボル:UBIC、NASDAQ)




「Predictive Review(仮)」日本特許査定のお知らせ
~スコアの即時更新により、効率的で精度の高い調査が可能に~



米ナスダックと東証マザーズに上場し、人工知能を駆使したビッグデータ解析事業
を手がける UBIC(本社:東京都港区、代表取締役社長・守本正宏)は、「Predictive
Review(仮)」に関連する特許査定謄本を日本国特許庁より受領いたしました。この
たび、登録のための手続きが完了いたしましたので、お知らせいたします。

Predictive Reviewは、これまで手動で行っていたレビュー結果の反映によるスコア
の更新を、レビュー作業と同時に行うことで、調査の効率性、精度を高めます。

出願番号:特願 2012-225103 ※登録番号未付与
特許出願日:平成 24 年(2012 年)10 月 10 日

当社が提供するPredictive Coding®は、エキスパートの判断を人工知能が学習し、
その学習結果に基づいて人工知能が調査対象のデータの仕分けを行います。そして、
重要と判断したデータにはより高いスコアを、そうでないものには低いスコアを付与
することで大量データの序列化を行います。その上で、例えばスコアの高いデータか
ら人間がレビューを行うことで、従来手法にくらべ、非常に効率的な調査が可能にな
ります。

今回特許を取得したPredictive Reviewでは、これまで手動で行っていたレビュー結
果の反映(人工知能の再学習)によるスコアの更新を、レビュアーがレビュー結果を
新しく人工知能に与えるたびに、バックグラウンドで行います。

これにより、スコア更新の自動化という業務フローの改善に加え、人工知能の学習
精度向上がリアルタイムに行われることで、未レビューデータのスコアも同時に更新
され、重要度の高いデータが次々により上位に表示されるようになります。レビュア
ーはより効率的に、精度の高い調査を行うことが可能になります。

この機能は、企業が保有するビッグデータ解析のためのプラットフォーム「Lit i
View(リット・アイ・ビュー)の各製品に搭載されます。





当社は、人工知能応用技術の研究開発・知的財産獲得をさらに推進することによ
り、医療・ヘルスケア、知的財産評価支援などをはじめとした、多様なデータ解析ソ
リューションへの展開を目指しており、その実現によって、よりよい未来の創造に邁
進してまいります。なお、本件における通期業績に与える影響は軽微です。
※特許査定…特許庁審査官による審査の結果、発明に対して特許権付与が承認されること
をいいます。特許査定後、出願人が登録料を納付することにより、特許発明が登録原簿
に登録され、特許権が発生するとともに、登録番号が付与されます。

※Lit i View は当社の登録商標です。



【UBIC について】URL: http://www.ubic.co.jp/
株式会社 UBIC は、独自開発の人工知能「バーチャルデータサイエンティスト(VDS) 」によ
り、 ビッグデータなどの情報解析を支援するデータ解析企業です。 国際訴訟などに必要な電
子データの証拠保全と調査・分析を行う e ディスカバリ(電子証拠開示)や、コンピュータ
フォレンジック調査を支援する企業として 2003 年に創業。自社開発のデータ解析プラット
フォーム 「Lit i View® リット アイ ビュー)、
( ・ ・ 」 アジア言語に対応した 「Predictive Coding®
(プレディクティブ・コーディング) 」技術などを駆使し、企業に訴訟対策支援を提供して
います。訴訟対策支援で培った人工知能「VDS」は、専門家の経験や勘などの「暗黙知」を
学び、人の思考の解析から、未来の行動の予測を実現、最近では医療やビジネスインテリジ
ェンス、マーケティングなどの領域に VDS を活用し、事業の拡大を進めています。2003 年
8 月 8 日設立。2007 年 6 月 26 日東証マザーズ上場。2013 年 5 月 16 日 NASDAQ 上場。資本金
1,688,433 千円(2015 年 3 月 31 日現在)





<本件に関するお問合せ先>
株式会社 UBIC 広報 池内・小越
TEL: 03-5463-6380 FAX: 03-5463-6345





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