UBIC、人工知能関連技術に関する韓国特許を取得

2015 年 12 月 2 日
報道資料
株式会社UBIC
(コード番号:2158 東証マザーズ)
(ティッカーシンボル:UBIC、NASDAQ)




UBIC、人工知能関連技術に関する韓国特許を取得
独自開発の人工知能関連技術「Landscaping」に関する
韓国特許取得により、アジア地域における市場優位性を強化



米ナスダックと東証マザーズに上場し、人工知能を駆使したビッグデータ解析事業を手
がける UBIC (本社 東京都港区、
: 代表取締役社長 守本正宏) 独自開発の人工知能
: は、 「KIBIT」
(キビット)の関連技術となる「Landscaping」(ランドスケイピング)について、大韓民
国特許庁より 2 件の特許査定謄本を受領し、登録のための手続きが完了したことをお知ら
せします。
なお、UBIC は、本技術に関する特許をいずれも日本で既に取得しているため(特許第
5567049 号、2014 年 6 月 27 日登録、特許第 5526209 号、2014 年 4 月 18 日)、韓国での
特許取得が 2 ヶ国目となります。

【今回の韓国特許の内容】
韓国出願番号:10-2014-7026134 韓国出願番号:10-2015-7012205
特許登録番号: (登録番号未付与) 特許登録番号: (登録番号未付与)
第一国出願日:2012 年 2 月 29 日 第一国出願日:2012 年 10 月 9 日
韓 国 出 願 日 :2014 年 9 月 18 日 韓 国 出 願 日 :2015 年 5 月 8 日

UBICの人工知能「KIBIT」は、独自開発の人工知能関連技術「Landscaping」(ランド
スケイピング)を実装しています。これは、ユーザから与えられた教師データに含まれる
特徴を人工知能に学習させ、その学習結果に基づいて他のデータを評価させることによ
り、ビッグデータからユーザの意図に合致する情報を抽出するコア技術です。また、学習
量が不足した場合にそのパフォーマンスを向上させるよう再学習させることもできます。
UBICは、人工知能のコアとなるこの関連技術について、韓国で2件の特許を取得しまし
た。これにより、例えば、eディスカバリのレビュー作業においては、人間の専門家であ
る弁護士の暗黙知を人工知能が学習し、多数の調査対象文書を評価することにより、作業
効率を劇的に改善する「Predictive Coding」と呼ばれる手法を実現することができます。

UBICは、自社開発したテクノロジーや事業の独自性を表示するブランドなど、無形の財
産を「知的財産権」として保護することを重視しています。特に、テクノロジー企業とし
てグローバルで展開するデータ解析事業を保護するために、世界各国で積極的に特許出
願・権利化を推進しており、海外出願・登録比率は全特許の79パーセント(2015年9月4日





現在)を占めます。UBICは、国際訴訟支援を主軸とするビッグデータ解析事業のアジア地
域における拡大・競争力強化を目的に、アジア各国における知的財産権取得を今後も継続
してまいります。

【UBIC について】URL: http://www.ubic.co.jp/
株式会社 UBIC は、独自開発の人工知能エンジン「KIBIT」により、ビッグデータなどの情報解
析を支援するデータ解析企業です。国際訴訟などに必要な電子データの証拠保全と調査・分析を
行う e ディスカバリ(電子証拠開示)や、コンピュータフォレンジック調査を支援する企業とし
て 2003 年に創業。自社開発のデータ解析プラットフォーム「Lit i View®(リット・アイ・ビュ
ー)、アジア言語に対応した「Predictive Coding®(プレディクティブ・コーディング)
」 」技術な
どを駆使し、企業に訴訟対策支援を提供しています。訴訟対策支援で培った UBIC 独自の人工知
能は、専門家の経験や勘などの「暗黙知」を学び、人の思考の解析から、未来の行動の予測を実
現、最近では医療やビジネスインテリジェンス、マーケティングなどの領域に人工知能を活用し、
事業の拡大を進めています。2003 年 8 月 8 日設立。2007 年 6 月 26 日東証マザーズ上場。2013
年 5 月 16 日 NASDAQ 上場。資本金 1,688,433 千円(2015 年 3 月 31 日現在)





<本件に関するお問合せ先>
株式会社 UBIC 広報担当 池内
TEL: 03-5463-6380 FAX: 03-5463-6345





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