FRONTEOの人工知能KIBIT、イオン銀行において、導入に向けた文章データ解析の実証実験を開始

2018 年 9 月 7 日
報道資料
株式会社 FRONTEO



FRONTEO の人工知能 KIBIT、イオン銀行において、
導入に向けた文章データ解析の実証実験を開始
金融商品の販売時の面談記録等を解析。検証後に他業務ヘの活用も展望



株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏)は、独自開発の人
工知能エンジンKIBIT(キビット)が、イオンフィナンシャルサービス株式会社(代表取締役
社長:河原 健次)の子会社である株式会社イオン銀行 (代表取締役社長:渡邉 廣之、以下、
イオン銀行)において、導入に向けた実証実験が開始されることを発表しました。

今回の実証実験は、イオン銀行が金融商品を提案・販売した際にお客さまとのやりとりを
文章化した面談記録について、適合性の原則に沿ったお客さまへの説明がなされているか、
KIBITを用いてモニタリングを行うものです。

イオン銀行では、今回の実証実験を一定期間実施した後、その結果を検証したうえで実施
範囲を拡大し、他の業務にも活用していくことを展望しています。

FRONTEOは、これまで数多くの金融機関において、KIBITを用いた応接記録の解析の導入
や検証を進めてきました。2018年5月には、金融庁が設置した“FinTech実証実験ハブ”に採
択され、応接記録の解析を行い、人のみによるチェックと比べ、KIBITを活用した方が優れて
いるという結果を8月に発表しました。

FRONTEOはこれらの実績や経験を元に、イオン銀行が取り組まれている、AIなどの積極
的な活用によって、「お客さま本位」の営業体制の構築およびコンプライアンス上の業務効
率化に伴う担当者の負荷軽減による「働き方改革」の実現を支援していきます。





■実証実験のイメージ




■KIBITについて
「KIBIT」は人工知能関連技術のLandscapingと行動情報科学を組み合わせ、FRONTEOが独自開
発した日本発の人工知能エンジンです。人間の心の「機微」(KIBI)と情報量の単位である「ビ
ット」(BIT)を組み合わせ、「人間の機微を学習できる人工知能」を意味しています。テキスト
から文章の意味を読み取り、人の暗黙知や感覚を学ぶことで、人に代わって、判断や情報の選び
方を再現することができます。

■FRONTEO について URL: http://www.fronteo.com/
株式会社FRONTEOは、独自開発の人工知能エンジン「KIBIT」により、ビッグデータなどの情報
解析を支援するデータ解析企業です。国際訴訟などに必要な電子データの証拠保全と調査・分析
を行うeディスカバリ(電子証拠開示)や、デジタルフォレンジック調査を支援する企業として
2003年8月に設立。自社開発のデータ解析プラットフォーム 「Lit i View
(リット・アイ・ビュー) 、

日・中・韓・英の複数言語に対応した「Predictive Coding(プレディクティブ・コーディング)」
技術などを駆使し、企業に訴訟対策支援を提供しています。このリーガル事業で培われ、発展し
た「KIBIT」を始めとする独自の人工知能関連技術は、 専門家の経験や勘などの 「暗黙知」を学び、
人の思考の解析から、未来の行動の予測を実現します。ヘルスケアやビジネスインテリジェンス
などの領域に展開し、FinTechやRegTechに加え、 「働き方改革」でも実績をあげています。2007
年6月26日東証マザーズ、2013年5月16日NASDAQ上場。資本金2,507,346千円(2018年3月31日
現在)。2016年7月1日付けで株式会社UBICより現在の社名に変更しております。



<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社 FRONTEO 広報担当 池内、水口
TEL: 03-5463-6380 FAX: 03-5463-6345 Email: pr_contact@fronteo.com




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