人工知能KIBITによる企業の課題解決をFRONTEOのエキスパートがお客様に代わって行なう「AIプロセスアウトソーシング」を提供

2016 年 11 月 29 日
報道資料
株式会社 FRONTEO


人工知能 KIBIT による企業の課題解決を
FRONTEO のエキスパートがお客様に代わって行なう
「AI プロセスアウトソーシング」を提供
人工知能を活用して、膨大な文書やテキストデータから課題解決を導き出す
ための「解析・導入・運用」のプロセスをお客様に代わって実施。
AI 製品の提供からトレーニング、実際の運用まで一貫したサービス体系を構築


人工知能を駆使したビッグデータ解析事業を手がける株式会社FRONTEO(本社:東京都
港区、代表取締役社長:守本 正宏)は、企業などが人工知能を活用する時に課題となる「導
入時のつまずき」を解消し、「効果的な運用の継続」を実現するために、FRONTEOのエキ
スパートとサービスチームが、お客様に代わってAI(人工知能)活用のプロセスを推進する
「AIプロセスアウトソーシング(APO)」の提供を開始すると発表しました。

「AIプロセスアウトソーシング」は、人工知能の導入経験が無いお客様でも人工知能エン
ジン「KIBIT(キビット)」を業務の改善や課題解決に活用するための取組みです。本サービ
スでは、FRONTEOの人工知能のエキスパートや、AIの運用を担当しているサービスチーム
が、解析のテスト段階から導入、運用設計をサポートするだけでなく、実際に稼働を開始し
た後の運用もお客様に代わって担当することにより、AIやデータを扱う専門家が企業内にい
なくても、実効性の高いAIの利用を実現します。

FRONTEOが独自に開発した人工知能「KIBIT」は、多くの企業で蓄積していながら利用で
きていない文書やテキストを解析し、情報資産として活かすことで、継続的な課題の解決を
実現しています。営業日報やお客様からのお問い合わせなど、多くの文書・メール、社内外
でのSNSなどあらゆる「テキスト化」されたデータの中から、知りたい、見つけ出したい事
柄や結果を抽出し、企業が「見るべき情報」を絞り込んだり、潜在的なリスクやチャンスを
浮き彫りしたりすることで日々使われています。

本サービスは以下のステップで進めていきます。最初のステップであるAI解析の提供価格
は、300万円からで、AI導入や運用設計、運用支援は期間や規模により変動します。

「AIプロセスアウトソーシング」のステップと標準的な期間、担当チーム

約 2 ヶ月間程度
AI エキスパートチーム



約 1.5 ヶ月
AI エキスパートチーム
AI サービスチーム


約 1 年間
AI サービスチーム


「AIプロセスアウトソーシング」の提供では、人工知能の技術や特性、業務支援での活用
に精通したAIエキスパートと、多くのKIBITの導入・運用実績を持ち、日々お客様の支援と運
用業務を担当しているAIサービスチームが、お客様に代わって高いレベルの知的業務を担当
します。

「AIプロセスアウトソーシング」各段階での実施内容




人工知能への注目があつまり、企業などの導入検討が進む一方で、取り扱う専門人材の不
足やどのように使ってよいか分からない、実装や運用の経験がない、試験的な導入でも大き
な費用がかかる、などの問題点があげられています。

FRONTEOでは、今回のサービスにより、日本国内の企業や団体が人工知能を活用する機
会を増やすことのできる一貫した体系を構築しました。製品では、Lit i View AI助太刀侍や
EMAL AUDITOR、PATENT EXPLORERをはじめ、用途・目的に応じて、短期間で導入でき
る人工知能のアプリケーション化に力を入れています。またAIを活用するエキスパートを育
成するプログラムも提供しています。今回の「AIプロセスアウトソーシング」により、企業
活動で役に立つ人工知能による解析結果を生み出していきます。





■KIBITについて
FRONTEOの人工知能「KIBIT」は、人工知能関連技術のLandscapingと行動情報科学を組み
合わせた日本発の人工知能エンジンで、人間の心の「機微」(KIBI)と、情報量の単位であ
る「ビット」(BIT)を組み合わせ、「人間の機微を理解する人工知能」を意味しています。
テキストから文章の意味を読み取り、人の暗黙知や感覚を学ぶことで、人に代わって、判断
や情報の選び方を再現することができます。



【FRONTEO について】URL: http://www.fronteo.com/
株式会社 FRONTEO は、独自開発の人工知能エンジン「KIBIT」により、ビッグデータなどの情報解
析を支援するデータ解析企業です。国際訴訟などに必要な電子データの証拠保全と調査・分析を行う e
ディスカバリ(電子証拠開示)や、コンピュータフォレンジック調査を支援する企業として 2003 年 8
®
月に設立。自社開発のデータ解析プラットフォーム「Lit i View (リット・アイ・ビュー)、アジア言

®
語に対応した「Predictive Coding (プレディクティブ・コーディング)
」技術などを駆使し、企業に訴
訟対策支援を提供しています。同事業で培われ、発展した独自の人工知能関連技術は、専門家の経験
や勘などの「暗黙知」を学び、人の思考の解析から、未来の行動の予測を実現。最近ではヘルスケア
やビジネス・インテリジェンス、マーケティングなどの領域に活用し、事業の拡大を進めています。
2007 年 6 月 26 日東証マザーズ、2013 年 5 月 16 日 NASDAQ 上場。資本金 1,764,965 千円(2016 年
9 月 30 日現在)
。2016 年 7 月 1 日付けで株式会社 UBIC から現社名に変更しております。




<本件に関するお問合せ先>
株式会社 FRONTEO 広報(担当:池内、西岡)
TEL: 03-5463-6380 FAX: 03-5463-6345





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