FRONTEOの特許調査・分析システム「Patent Explorer」の導入社数が50 社を突破

2018 年 12 月 13 日
報道資料
株式会社 FRONTEO


FRONTEO の特許調査・分析システム
「Patent Explorer」の導入社数が 50 社を突破
特許分析業務効率化への需要の高まりを受け、導入社数が1年で2.5倍に伸長。
幅広い業界からの引き合いを得つつ、潜在的なニーズの開拓も進展


株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本正宏)は、自社開発の人
工知能「KIBIT」を搭載した特許調査・分析システム「Patent Explorer(パテントエクスプ
ローラー)」の累計導入社数が50社を突破したことを発表しました。

Patent Explorerは、先行技術調査、無効資料調査および侵害予防調査といった特許の分
析・調査業務において、最も業務負荷が高いとされる検索式の策定やスクリーニングを代替
することができ、業務の大幅な効率化を実現する、教師ありでの機械学習を用いた人工知能
システムです。

2015年10月の提供開始以来、特許データベースの追加や暗号化などの機能強化が行わ
れ、本年11月5日に提供を開始した最新版の「Patent Explorer 19(パテントエクスプローラ
ーワンナイン)」では、教師データ自動設定機能の追加、人工知能エンジン「KIBIT G2」の
搭載による解析処理プロセスの短縮化、外部の主要な特許検索データベースとの連携が可能
になるなど、ユーザーからの要望が多かった機能の実現と使い勝手の向上に対応しました。

Patent Explorerの導入社数は、提供開始から約2年後の2017年9月に20社を超えました。
現在、化学や素材、機械、食品・飲料メーカーなど幅広い業界で導入が進み、導入社数は、
この1年あまりで2.5倍の50社に達しました。これは、様々なビジネス領域で人工知能を活用
したサービスが始まる中、特許調査業務においても、積極的に活用を進める意識や環境が整
ってきたということが要因として挙げられます。また、FRONTEOがユーザー企業ととも
に、Patent Explorerの効果検証を行い、運用定着のためのノウハウを蓄積し、導入効果を分
かりやすくお客様企業に伝え、理解を得られていることも後押ししています。

今後は、本年11月より提供を開始した少人数向けエントリープランや、トライアルから本
導入までの期間を短縮できるハンズオンセミナーの実施といった実践的な施策を通じて、さ
らに導入企業の拡大を目指します。

FRONTEOでは今後も、精度や網羅性に優れた知財戦略支援システムとして、Patent
Explorerをより多くの企業に提供し、企業価値を向上するために重要な戦略となる知的財産
の商業化、事業化を支援し、特許分析業務効率化の実現を推進します。

■導入企業のトヨタテクニカルディベロップメント株式会社様のエンドースメント
弊社内のPatent Explorerの利用率も向上しており、業務工数の削減ができております。
今後は、教師データの自動設定や他社検索データベースとの連携強化による作業効率向上、
およびWIPO(世界知的所有権機関)、欧州、中国の収録拡充によるグローバル化に伴い、
より一層業務効率が向上することを期待しています。


■Patent Explorer について
Patent Explorerは見つけたい文書(発明提案書、無効化したい特許資料等)の内容を“教師
データ”として人工知能「KIBIT」に学ばせ、少量の教師データをもとに膨大なデータを解
析し、短時間でスコアリング(点数付け)による文書の仕分けができます。
詳細ならびに主な導入企業については、下記をご覧ください。
http://www.kibit-platform.com/products/patent-explorer/

最新版「Patent Explorer 19」については、下記をご覧ください。
http://www.fronteo.com/corporate/news/uploadfile/docs/20181105-2.pdf

■FRONTEO AI活用トレーニング
営業やマーケティング、コンサルタントや知財担当者など、現場で課題を抱えているIT以外
の職種の方々が、人工知能「KIBIT(キビット)」を組み込んだアプリケーションを実際に
動かすことにより、人工知能を利活用するスキルが身につくカリキュラムを提供しておりま
す。詳細については、下記URLをご覧ください。
http://www.kibit-platform.com/products/training/

■KIBITについて
「KIBIT」は人工知能関連技術のLandscapingと行動情報科学を組み合わせ、FRONTEOが独
自開発した日本発の人工知能エンジンです。人間の心の「機微」(KIBI)と情報量の単位で
ある「ビット」(BIT)を組み合わせ、「人間の機微を学習できる人工知能」を意味してい
ます。テキストから文章の意味を読み取り、人の暗黙知や感覚を学ぶことで、人に代わっ
て、判断や情報の選び方を再現することができます。

■FRONTEO について URL: http://www.fronteo.com/
株式会社FRONTEOは、独自開発の人工知能エンジン「KIBIT」により、ビッグデータなど
の情報解析を支援するデータ解析企業です。国際訴訟などに必要な電子データの証拠保全と
調査・分析を行うeディスカバリ(電子証拠開示)や、デジタルフォレンジック調査を支援
する企業として2003年8月に設立。自社開発のデータ解析プラットフォーム「Lit i View(リ
ット・アイ・ビュー)」、日・中・韓・英の複数言語に対応した「Predictive Coding(プレ
ディクティブ・コーディング)」技術などを駆使し、企業に訴訟対策支援を提供していま
す。このリーガル事業で培われ、発展した「KIBIT」を始めとする独自の人工知能関連技術
は、専門家の経験や勘などの「暗黙知」を学び、人の思考の解析から、未来の行動の予測を
実現します。ヘルスケアやビジネスインテリジェンスなどの領域に展開し、FinTechや
RegTechに加え、「働き方改革」でも実績をあげています。2007年6月26日東証マザーズ、
2013年5月16日NASDAQ上場。資本金2,507,346千円(2018年3月31日現在)。2016年7月1
日付けで株式会社UBICより現在の社名に変更しております。


<本件に関するお問合せ先>
株式会社 FRONTEO 広報担当 池内、高橋
TEL: 03-5463-6380 FAX: 03-5463-6345 Email: pr_contact@fronteo.com





7271