FRONTEO、KIBITが自然文から質問の意図を読み取り、求める回答を高精度かつ迅速に提示するFAQシステム「KIBIT Find Answer」を提供開始 

2018 年 7 月 17 日
報道資料
株式会社 FRONTEO



FRONTEO、KIBIT が自然文から質問の意図を読み取り、
求める回答を高精度かつ迅速に提示する FAQ システム
「KIBIT Find Answer」を提供開始
キーワードに依拠せず、文章の揺らぎを吸収して質問の特徴を捉え、回答を提示。



株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本正宏)は、独自に開発し
た人工知能エンジン「KIBIT (キビット)」を用いた自動FAQシステム「KIBIT Find
Answer(キビット ファインド アンサー)」の提供を開始したことを発表しました。

KIBIT Find Answerは、独自のアルゴリズムで人間の経験や判断に基づく“暗黙知”を再
現するKIBITの特徴を、FAQ(よくある質問と回答)による問題解決の業務領域に応用した
ソリューションです。自然文で入力された質問の特徴を学習し、エキスパートが過去に行っ
た回答データから適切な内容を抽出して迅速に提示することができ、社内の他部署・他部門
からの問い合わせ対応を省力化することで、企業の働き方改革や業務効率化における課題解
決を支援します。




◆KIBIT Find Answerの製品特長
1. 質問者が入力した文章の表現の揺らぎを吸収し、質問文の特徴を捉える
2. 蓄積された質問データと類似度の高いものから順番に複数の回答が提示されるため、
閲覧しやすい
3. キーワード(単語)よりも、質問者が思い浮かべる自然な文章で質問を入力した方が
正確な回答が出やすい

■「人に聞いた方が早い」を減らす
企業では、新製品や新サービス開発の複雑化、各種規制や法令遵守の対応や確認、社内申
請の手続き増加など、専門性が高いエキスパート人材には社内から質問が日々多数寄せられ
ています。担当者は質問がある度に、本来の業務を止めて対応せざるを得ません。
また、過去の回答を蓄積・記録していたとしても、これまでのFAQシステムでは、検索し
ても回答の候補が沢山ヒットしすぎたり、想定よりも回答の範囲が狭かったりするため、求
める答えにたどり着くまでに時間がかかることがあります。このように、情報を資産として
活用できず、結局「人に聞いた方が早い」となることもありました。

KIBIT Find Answerは、自然文のままでの質問と回答の組み合わせがあれば、細かな分類
やタグ付けは不要です。次に「全く同じでは無いが、似た部分が多い」質問が来た場合に
は、自動的に類似した回答を提示できます。KIBIT Find Answerは、Webブラウザを用いて


利用するシステムで、特別なアプリケーションを必要とせず、容易かつ短期間での導入・運
用が可能です。

KIBIT Find Answer による回答提示の仕組み




質問入力画面




回答画面(例)





◆オンラインセミナ―の開催
KIBIT Find Answerの提供開始に伴い、詳細な製品説明をご案内するオンラインセミナーを
以下の日時で実施いたします。

実施日時:
第1回 2018年7月24日(火)16時から16時30分
第2回 2018年7月25日(水)16時から16時30分
※両回とも同一の内容で、下記よりお申し込みいただければ、どなたでもご覧いただけます。
オンラインセミナー申し込み先 URL:http://www.kibit-platform.com/seminar/



■KIBITについて
「KIBIT」は人工知能関連技術のLandscapingと行動情報科学を組み合わせ、FRONTEOが独自開
発した日本発の人工知能エンジンです。人間の心の「機微」(KIBI)と情報量の単位である「ビ
ット」(BIT)を組み合わせ、「人間の機微を学習できる人工知能」を意味しています。テキス
トから文章の意味を読み取り、人の暗黙知や感覚を学ぶことで、人に代わって、判断や情報の選
び方を再現することができます。

■FRONTEO について URL: http://www.fronteo.com/
株式会社FRONTEOは、独自開発の人工知能エンジン「KIBIT」により、ビッグデータなどの情
報解析を支援するデータ解析企業です。国際訴訟などに必要な電子データの証拠保全と調査・分
析を行うeディスカバリ(電子証拠開示)や、デジタルフォレンジック調査を支援する企業とし
て2003年8月に設立。自社開発のデータ解析プラットフォーム「Lit i View(リット・アイ・ビュ
ー)」、日・中・韓・英の複数言語に対応した「Predictive Coding(プレディクティブ・コーデ
ィング)」技術などを駆使し、企業に訴訟対策支援を提供しています。このリーガル事業で培わ
れ、発展した「KIBIT」を始めとする独自の人工知能関連技術は、専門家の経験や勘などの「暗
黙知」を学び、人の思考の解析から、未来の行動の予測を実現します。ヘルスケアやビジネスイ
ンテリジェンス、デジタルマーケティングなどの領域に展開し、FinTechやRegTechに加え、
「働き方改革」でも実績をあげています。2007年6月26日東証マザーズ、2013年5月16日
NASDAQ上場。資本金2,507,346千円(2018年3月31日現在)。2016年7月1日付けで株式会社
UBICより現在の社名に変更しております。




<お問合せ先>
株式会社 FRONTEO 広報担当 池内、河本
TEL: 03-5463-6380 FAX: 03-5463-6345 Email: pr_contact@fronteo.com





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