ロジテックファンド設立に関するお知らせ

NEWS RELEASE 平成 29 年 10 月 30 日


会 社 名 燦キャピタルマネージメント株式会社
代表者名 代表取締役社長 前田 健司
(コード番号:東証 JASDAQ2134)
問 合 先 取締役 経営企画室長 松本 一郎
(TEL.06-6205-5611)
U R L http://www.sun-capitalmanagement.co.jp


ロジテックファンド設立に関するお知らせ

当社は、本日の日本経済新聞《新興・中小企業》欄に掲載されておりますとおり、株式会社 PAL
(本社:大阪市西区、代表取締役 辻有吾、以下、
「PAL 社」といいます。
)と共同で、物流センター
内のオートメーション化を促進させていくことを目的とした、機械・ロボティクスへの投資を実施
する「ロジテックファンド(以下、
「本ファンド」といいます。」を設立することといたしましたの

で、下記のとおりお知らせいたします。



1. 本ファンド設立の目的
すでにご周知の通り、ネット通販の普及により、少量多品種での取扱件数が著しく増加し、物流
システムの重要性が増しております。大手宅配業においては、過重労働が社会問題となり、従業者
の働き方改革を進めております。
このような環境の下、物流センターの内部業務も機械化・省人化が求められておりますが、セン
ター事業を運営する事業者が、何に投資を行うべきか、また、誰がその費用負担を行い、高い生産
性を確保したセンター運営を実施していくのか等について明確な答えを見つけられておらず、物流
センター内の機械化・省人化が進んでいない実体があります。
そこで、この問題の解決策の一助として、本ファンドを設立し、PAL 社が展開する RaaS(Robot as
a Service)※ソリューションにより、ロボティクスの導入による物流システムの生産性を飛躍的に
向上させることを目的としております。
※注1.RaaS とは
Robot as a Service の略。PAL 社が、高度化・装置化していく物流倉庫内に対して、テク
ノロジーを軸に、飛躍的な生産性向上に取り組む、物流プラットフォームの構築のこと
を言います。
※注2.所有から利用へ( Robot as a Service )
本ファンドは、誰が設備投資の負担をするのかという「所有の問題」を解決していきま


す。物流センターの機械化に対する初期投資負担を無くし、省人化が図られたオペレー
ションを構築。機械・ロボティクスの利用に応じた負担に切り替えます。


2. PAL 社の役割
PAL 社は、物流センターのオペレーションからテクノロジー導入迄、人とロボティクスを併せた
運用実績を豊富に持つ企業ですが、以下の役割を担います。
1)コンストラクション・マネジメント
・人とロボティクスの協調フローを設計し、導入・セットアップを行う。
・採算やシミュレーション、フローの設計にとどまらず、センター全体のシステム制御等もサ
ポートしていく。
2)アセット・マネジメント
・センター全体の高い生産性を確保すべく、最適なロボティクス及び ICT インフラ等の選定・
導入・管理を行う。
3)プロパティ・マネジメント
・生産性を高め続けていくため、オペレーションとロボティクスのセットでの運営・メンテナ
ンスと改善活動を実施する。


3. 本ファンドの概要及び当社の役割
本ファンド設立は、PAL 社が行う”RaaS”ソリューションを用い、オペレーションにロボティクス
や人工知能(AI)・IoT などを取り入れ、ビックデータを活用したウェアハウスプラットフォーム
を構築し、物流の生産性を高めるために、「所有の問題」を解決することを目的としております。
機械化のための設備投資においては、本ファンドが、オートメーション化を計画する荷主企業、物
流事業者に代わり投資を実施することで初期投資の負担なく、最適なオートメーション化を整備す
ることが可能となります。


名 称 : ロジテックファンド
投資対象 : PAL 社の RaaS に基づく物流機械・ロボティクス、IoT ソリューション等への投資
投資時期 : 物流センターごとに設立していく形態をとり、平成 29 年 11 月に第1号ファンドを
組成し、その後、順次、複数のファンドを組成していく予定です。
投資規模 : ファンドサイズは、センターの規模により異なります。


当社は、本ファンド組成に当たり、アレンジメント業務及び本ファンドの管理業務等を受託する
こととなります。



4. 株式会社 PAL の概要
会社名 : 株式会社 PAL
代表者 : 辻 有吾
所在地 : 大阪市西区新町 1-4-26 ニッケ四ツ橋ビル 2F
設 立 : 平成 12 年 12 月
社員数 : 90 人
U R L : http://www.pal-style.co.jp/
事業内容 : RaaS 事業
ロジソリューション事業
人材ソリューション事業


7.今後の見通し
本ファンド組成業務が当社の当期連結業績に与える影響は、現時点では未定でありますが、今後
、当社の連結業績に重要な影響を与えることが判明した場合には、速やかに開示いたします。
以上





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