異業種コラボで SDGs -九州大学と共同研究契約を締結「磯焼け海域における駆除ウニの陸上養殖」の事業化を検討開始

令 和 4 年 4 月 20 日

各 位

株式会社 高田工業所
代表取締役社長 髙田 寿一郎
〒806-8567 北九州市八幡西区築地町1番1号
コード番号 1966(東証スタンダード市場、福証)


異業種コラボで SDGs ~九州大学と共同研究契約を締結

「磯焼け海域における駆除ウニの陸上養殖」の事業化を検討開始

昨今の水産業界では、「海洋の磯焼け」が問題視されており、漁獲高の減少が漁業生産者に
とって深刻な問題となるとともに、環境保護の観点からも解決すべき課題となっています。
この度、株式会社高田工業所(代表取締役社長:髙田 寿一郎、以下「高田工業所」)は、
国立大学法人九州大学(総長:石橋 達朗、以下 「九州大学」 「海洋の磯焼け」対策として、
)と
磯焼け海域における駆除対象ウニの陸上養殖を目的に、共同研究契約を締結しました。
併せて高田工業所は、これまでプラント事業で培った技術・ノウハウに九州大学が保有する
養殖技術を掛け合わせた『次世代陸上養殖施設』を開発し、駆除したウニを商品化し、販売す
る養殖事業の検討を開始しました。
なお、当事業の検討を進めるにあたっては「宗像市・宗像漁業協同組合・株式会社資さん・
グラノ24K・合馬観光たけのこ園」をパートナーとし、ご支援をいただきます。
更に、宗像市とは、SDGsが定める目標の達成に不可欠である「経済成長・社会的包摂・
環境保護」の三側面の地域課題解決を図り、持続的に発展していくことを目的とした連携協定
を締結する予定です。(締結予定日:令和 4 年5月下旬)




1. 共 同 研 究 開 始 日 令和 4 年4月 1 日
2. 共同研究テーマ 駆除されたムラサキウニの陸上水槽畜養技術開発と
ウニ駆除による藻場回復効果の検証
3. 研 究 内 容 ウニの飼育作業・身入り評価、畜養時の水質評価
4. 事業化のスキーム

① 磯焼けの原因 ② 陸上で身入り不十分な ③ ブランドウニとして ④ ウニが減り海洋
「駆除対象ウニ」を捕獲 ウニを畜養 販売 環境が再生




磯焼け海域のウニは身が入って
いないため、販売目的としたウニ ※水産資源の成長促進、
の捕獲が実施されていない CO2 吸収・固定
5. 各パートナーとの連携について




6. パートナーの概要
名称 九州大学 宗像市 宗像漁業協同組合
代 表 者 / 総長 石橋 達朗 宗像市長 伊豆 美沙子 代表理事組合長 桑村 勝士
本店所在地 福岡市西区元岡 744 宗像市東郷一丁目 1 番 1 号 福岡県宗像市鐘崎 778-5
設立年月日 明治 44 年 1 月 昭和 29 年 1 月 平成 15 年4月
事 業 内 容 ― ― ―


名 称 株式会社資さん 株式会社グラノ24K 合馬観光たけのこ園
代 表 者 / 代表取締役社長 佐藤 崇史 代表取締役 小役丸 秀一 代表 冨岡 修
北九州市小倉南区大字合馬
本店所在地 北 州 小 南 上 原2-18-50
九 市 倉 区 葛 遠賀郡岡垣町大字手野 183


設立年月日 昭和 55 年 12 月 平成7年 2 月 平成元年 3 月
ウエディング・旅館・レス
トラン/ギフト・パン製造
事 業 内 容 うどん・そば・丼店 飲食店・たけのこ販売
販売・果樹栽培/ハム・
ソーセージ製造販売




本件に関する問い合わせ先 :株式会社 高田工業所 総務部長 副島 淳一
電話 (093)632-2631

以 上

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