東京都臨海副都心で自動運転の実装に向けた取組みを実施

News Release
1.1
2022 年 2 月1日
日本工営株式会社

東京都臨海副都心で自動運転の実装に向けた取組みを実施
― 新たなモビリティサービスによる地域課題解決を目指す ―

日本工営株式会社(本社︓東京都千代田区、代表取締役社長︓新屋浩明、以下、日本工営)は、東京都港湾局
の自動運転技術を活用したサービスの検討および自動運転技術実装の促進に係る事業プロモーターを務めています。こ
の度、プロジェクトの詳細が決定しました。


1.これまでの取組み概要
臨海副都心エリアでは、自動運転技術を活用して地域の課題である回遊性の向上や、賑わいの創出につなげることを
目指しています。日本工営が 2021 年 4 月に受託した「令和3年度臨海副都心における自動運転技術を活用したサ
ービスの構築に関する業務委託」では、日本工営が事業プロモーターとして、自動運転技術と様々なコンテンツを組み合わ
せたプロジェクトを募集し、優れた取組みを選定、2021 年 7 月に発表しました。2021 年末よりプロジェクト実施に向けた
準備走行を開始しています。


2. 採択プロジェクトおよび実施概要

1). プロジェクト名
自動運転車両を活用した臨海副都心エリアにおける新たなモビリティサービスの検証

2). プロジェクト実施者
株式会社 Mobility Technologies、トヨタ自動車株式会社、株式会社ティアフォー

3). 運行経路
臨海副都心シンボルプロムナード公園内

4). 実施概要
センタープロムナード(お台場ヴィーナスフォート前)~セントラル広場(ダイバーシティ東京プラザ前)間を自動運
転車両で運行します。安全性に配慮し車内にオペレーターを配置の上で運行予定です。
自動運転による回遊性の向上や賑わいの創出等の地域課題解決可能性の検証、自動運転車両を活用した新
しいモビリティサービスの事業性、受容性、有効性を検証します。

※一般募集で様々な方に試乗いただけるよう調整を進めてまいりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から一般の方
のご試乗については見合わせることとさせていただきます。

5). 事業プロモーターの役割

日本工営は事業プロモーターとしてプロジェクト実施に向けた関係各社との調整や、プロジェクト実施計画策定にあ
たっての検討を支援しています。また、自動走行車両の走行環境を整えるための歩車分離の影響について、AI カメ
ラを用いて人流データを取得・解析し、プロジェクト前とプロジェクト実施中の人流の変化を定量的に評価していきま
す。

6). 実施日(予定)
2022 年 2 月 17 日(木)~3月 10 日(木)10:00~16:30 の時間帯に実施
※ただし、2月 20 日(日)~2月 24 日(木)、3月3日(木)~3月7日(月)は除く





7). 使用車両

トヨタ e-Palette(イーパレット)




走行ルート 使用車両


日本工営ではプロジェクトの実施に係る支援を行うとともに、先端技術の技術検証を実施していきます。全国における自
動運転を活用した取組みの実施・支援を通して、自動運転サービスの実現による社会課題の解決に貢献していきます。
今後も、ICT を活用しながらインフラやまちづくり高度化を推進し、より多くの方々の安全・安心な生活に貢献してまいりま
す。




―本件に関するお問い合わせ先―
日本工営株式会社 コーポレートコミュニケーション室
TEL :03-5276-2454 Email c-com@n-koei.co.jp ホームページ︓ http://www.n-koei.co.jp/





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