モバイル端末を用いたPC橋梁の維持管理事業化に関するお知らせ

平成 29 年 6 月 29 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 ピ ー エ ス 三 菱
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 藤 井 敏 道
(コード番号 1871 東証第 1 部)
問合せ先 管理本部副本部長
兼経営企画部長 松本 敬
(TEL. 03 − 6385 − 8001 )


モバイル端末を用いたPC橋梁の維持管理事業化に関するお知らせ

∼電気防食工法の効果を維持するために∼



我が国においては 1955 年頃から電気を使用した防食法が開発研究されてきました。近年、コンクリ
−ト構造物の長寿命化に向けての有効な補修工法である電気防食工法が本格的に採用され、その実績
は、国内で約 700 件に上ります。
しかしながら、電気防食の施工後は、電源装置の作動確認や防食管理基準である復極量の測定など
の維持管理が必須となることから、合理的な維持管理システムの開発が望まれていました。
株式会社ピーエス三菱は、複雑な計測と通信を自動化し、専門知識が不要で、何時でも何処でも手
軽に維持管理ができる電気防食用モバイル型遠隔監視システム(イージーMモニター)を開発しまし
た。このシステムの活用により、電気防食工法の信頼性向上とコンクリート構造物の長寿命化が可能
になります。
このシステムは、国土交通省より国民の安全・安心の確保に寄与し、社会資本の維持管理分野にお
ける情報化の促進に貢献したことが評価され、 「平成 27 年度 情報化促進貢献個人等表彰(企業部門)
国土交通大臣表彰」を受賞しました。
今後、当社子会社でメンテナンスの専門会社である株式会社ニューテック康和においてこのシステ
ムを主体とした維持管理業務を事業化し、全国的に営業展開を図ることとしました。

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