セトラスホールディングス株式会社とのいちご新品種「せとペチカ」 品種登録共同出願に関するお知らせ

2023年12月8日


各 位


会社名 株式会社 ホ ー ブ
代表者名 代表取締役社長 政場 秀
(コード番号:1382 東証スタンダード)
問合せ先 取締役経営管理部長 馬場 文秀
(TEL 0 1 6 6 - 8 3 - 3 5 5 5 )




セトラスホールディングス株式会社とのいちご新品種「せとペチカ」
品種登録共同出願に関するお知らせ



当社は、セトラスホールディングス株式会社※(以下、「セトラス」といいます。)と、いち
ご新品種の品種登録共同出願を行い、出願が受理されましたのでお知らせいたします。





当社は、事業開始以来、夏秋いちごの品種開発から、種苗の生産販売、栽培指導による果実生
産及びその果実の販売を手掛けております。
当社のいちご苗事業の根幹は品種開発にあり、これまでに、夏秋期の国産いちご市場を築き上
げた「ペチカ」をはじめ、高温期でも果実品質の安定した「ペチカプライム」「ペチカサン
タ」、極めて収量性の高い「ペチカエバー」、食味の良さが特長の「ペチカほのか」といった品
種を開発してまいりました。
香川県に本社を置くセトラスは、グループ会社において海水中のマグネシウム成分を主な原料
として、環境にやさしく、安全性の高い製品である非ハロゲン系の樹脂添加剤や難燃剤などの工
業用製品、制酸剤や機能性賦形剤などの医薬・食添用製品を国内外に幅広く製造販売しており、
その中でも医療用制酸緩下剤では自社品も展開、同分野では5割程度のシェアを誇ります。
また、従来からバイオ関連の事業も手掛けており、これらの技術を応用した農業資材の開発な
ど、新分野への展開を目指しています。
セトラスと当社は2020年にいちご品種の共同開発に関する契約を締結し、高温環境下での栽培に
適するいちご新品種の開発を目指してまいりました。3年間の試験栽培を経て耐暑性に優れる1
系統を選抜し、「せとペチカ」の名称で農林水産省へ品種登録の出願を行いました。これにより
従来の冷涼な地域だけでなく、温暖で高温環境となる地域にも栽培エリアが拡大でき、また近年
の猛暑環境下での安定生産も期待されます。尚、当期の業績に与える影響は軽微であります。


※2022年8月に協和化学工業株式会社の組織再編によりセトラスホールディングス株式会社が設
立されました。


以 上

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