次世代型パッケージングライン開発合意のお知らせ

2021 年1月 27 日
各 位

会 社 名 株 式 会 社 雪 国 ま い た け
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 足 利 厳
(コード:1375、東証第一部)
執 行 役 員 経 営 企 画 本 部 長
問合せ先
兼 経営企画部長 兼 IR・広報部長
小 室 雅 裕
(TEL.025-778-0162)




次世代型パッケージングライン開発合意のお知らせ

当社は、AI 技術をロボティクスに実装し社会課題の解決を進める株式会社ロビット(代表取締役:新
井雅海、所在地:東京都板橋区、以下、 「ロビット社」)とともに、まいたけカット工程の自動化技術

の開発に成功し、次世代型パッケージングライン開発に合意しましたので、お知らせいたします。

当社は、2020 年3月期~2023 年3月期の中期経営計画において、トップラインの成長に加え、独自の
生産技術や商品開発力の継続的な発展を通じて、さらなる収益性の改善を図るため、アグリテックの追
求による生産性の向上を成長戦略の1つとして掲げております。
当社では、独自技術によって天然同様の 900g を超える大きなまいたけ株を生産し、1株及び 50g から
500g までの複数の商品ラインアップを販売しています。カット工程では、単に重量を合わせるだけでな
く、部位によって異なる味わいや食感などを 1 パックにバランスよく、かつ見栄えよくパック詰めする
ための独自のカット技法にこだわりがあり、自動化を進める生産工程の中でも非常に多くの人員を要し
ております。




まいたけ株 雪国まいたけ極Mパック

まいたけ株は、形状や茎の付き方が1つ1つ異なるため、重量精度を出すことが最難度の農作物で
す。そのため、熟練したスタッフと経験が浅いスタッフでは 2~3 倍程度の作業効率差があり、将来的
な人員確保やコロナ禍において様々な配慮が必要になる中で、カット工程の自動化の早期実現は不可欠
となっています。


ロビット社とは、2019 年より、当社の独自のカット技法と高レベルの重量精度を両立する AI アルゴ
リズムの開発、その AI アルゴリズムを実装する自動カットロボットの開発を進めて参りました。この
度、当社内で最も優れた熟練スタッフと同等レベルでカットすることが可能な AI アルゴリズム搭載の
自動カットロボットの開発に成功しました。





AI 自動カットロボット AI アルゴリズムによるカット指示




上記結果を踏ま え、両社は、AI アルゴリズム搭載の自動カットロボットを核に、カット工程の前後に
おいても AI やロボティクスの実装を目指す次世代型のパッケージングライン(カットから包装までの
工程)の開発を進めることに合意しました。


株式会社ロビットの企業情報

所在地 :東京都板橋区小豆沢4-26-13
代表者 :代表取締役 新井雅海
設立 :2014 年6月
事業内容 :ロボット、精密機器、関連するハードウェア、部品及びソフトウェアの設計、製造、販売
URL : https://robit.co.jp/about





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