「プレナス加須ファーム」収穫のお知らせ

2021 年 10 月 6 日
各位
株式会社プレナス


スマート農業による米づくりへの挑戦

自社生産米 初収穫
オーストラリアへ輸出

株式会社プレナス(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:塩井辰男)は、持ち帰り弁当の「Hotto Motto
(ほっともっと)」と定食レストランの「やよい軒」を国内に 2,863 店舗、海外 9 カ国・地域に 247 店舗の計
3,110 店舗を展開しております(2021 年 9 月末現在)。

当社は海外の「ほっともっと」、「やよい軒」に自社で生産した米を輸出するため、2 月より埼玉県加須市に
借り受けた農地“プレナス加須ファーム”にて、スマート農業を取り入れた生産性の高い稲作経営に取り組
んでまいりました。このたび稲刈りの季節を迎え、新米を収穫する運びとなりましたのでお知らせいたします。

プレナス加須ファームでは、5月の田植え以降、ドローンを使って水田に直接種をまく直播栽培や、稲を
通常の倍の密度にした密苗栽培を導入し、苗を育てて水田に植える従来の移植栽培と共に、複数の栽培
方法と多収米などを含む色々な品種を掛け合わせ、様々な組み合わせを検証してまいりました。また、水田
の水量などを遠隔で操作するクラウド型水管理システムや、作業記録など日々のデータを“見える化”したシ
ステムなど、ICT技術を活用して生産性の向上を図りました。
生育が進んだ7月にはドローンを使って上空から水田を撮影し、葉色によって稲の生育具合を把握すると
ともに、必要な箇所に重点的にドローンで肥料を散布しました。その後天候にも恵まれ、9月上旬より収穫を
迎えることができました。収穫した米は埼玉県内の自社工場で精米し、オーストラリアの「やよい軒」に輸出
いたします。来年は耕作面積を拡大し、さらに検証を重ねてまいります。

プレナスはこれからも、農業の生産性向上や耕作放棄地の抑制など、我が国農業の様々な課題解決の
一助となるよう努めてまいります。

【プレナスの米づくり】ホームページ https://www.plenus.co.jp/brand/ricebusiness/




コンバインによる稲刈り 収穫・脱穀したての籾




■プレナス加須ファームの取り組み




ドローンによる直播の田植え(5 月) クラウド型水管理システム(5 月)




生育状況をドローンで把握(7 月) ドローンを使った葉色診断(7 月)
ⓒ2021 SkymatiX,Inc.




稲刈り直前(9 月) 収穫の喜び(9 月)




【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社プレナス コーポレートコミュニケーション室 担当:古賀、嶋岡
TEL: 03-6892-0546 URL: https://www.plenus.co.jp


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