環境配慮型の商品開発等の取り組み「C.O.R.E.」始動のお知らせ

2021 年1月 14 日
各 位
会社名 モ リ ト 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 一坪 隆紀
(コード番号:9837 東証第一部)
本社所在地 大阪市中央区南本町4丁目2番4号
取締役上席執行役員
問合せ先
管理本部長 阿久井 聖美
(電話番号:06-6252-3551)



環境配慮型の商品開発等の取り組み「C.O.R.E.」始動のお知らせ


当社は、第 8 次中期経営計画に掲げる「サステナブル、エコにこだわったモノづくり」の一環
として、製品の製造過程において環境に配慮したプロセスの採用、また、環境にやさしい新製品
の開発と販売に向けた取り組み「C.O.R.E.」(コア)を始動いたしますので、お知らせいたしま
す。


「C.O.R.E.」とは、
美しい地球と限りある資源を未来につなげる包括的なアプローチであり、モリトグループの
環境へのコミット(Committed to Our Resources and Environment)を意味しております。


当社は、「C.O.R.E.」を基盤に、地球環境保護に寄与することで、サステナブルな社会の実現
に向け貢献して参ります。
まず、第一段として、当社グループ会社であるモリトジャパン株式会社(本社:大阪市中央区、
代表取締役社長:木本正人)は、資源再生事業を手掛けるリファインバース株式会社(東京都中
央区、代表取締役社長:越智晶)と協業し、海洋汚染問題の原因の一つともいわれている廃漁網
(使用済み漁業用網の廃棄物)をリサイクルした素材「リアミド(REAMIDE)」(http://www.r-
inverse.com/business/reamide/)で作った服飾パーツの展開を開始いたします。


詳細につきましては、下記および別紙にてご確認ください。



WEBサイトURL : http://www.morito.co.jp/core/
WEBサイト開設日 : 2021 年1月 14 日(木)



以 上
PRESS RELEASE 2021 年 1 月 14 日
報道関係者各位 モリト株式会社




小さなパーツが大きな一歩へ。私たちだからできること
モリトグループ サステナブルな社会の実現を目指して
環境配慮型の商品開発等の取り組み 「C.O.R.E.」 始動

い ちつぼ たか き
服飾資材製造卸のモリト株式会社(本社:大阪市中央区/代表取締役社長:一坪 隆紀)は、2021 年 1 月 14 日、
製品の製造過程において環境に配慮したプロセスの採用、また、海洋プラスチック問題の一つといわれている廃漁網
を原材料とする服飾資材等、新製品の開発と販売に向けた取り組み「C.O.R.E.」(コア)を本格始動いたします。
C.O.R.E. (Committed to Our Resources and Environment/意味:モリトグループの環境へのコミット)は、サステナ
ブル/Eco-friendly 商品の中でもより環境へのやさしさに特化した商品であり、モリトグループが規定した、C.O.R.E.基
準(原料またはプロセス)を順守した商品のみに使用するブランドです。また、美しい地球と限りある資源を未来につな
げる包括的なアプローチも C.O.R.E.として取り組んでいきます。
近年、環境問題に対して高い問題意識を持つアパレル業界をはじめ社会全体に対し、環境にやさしい製品を提案
することは、業界全体の前向きなムーブメントへ寄与し、サステナブルな社会の実現へつながると信じています。
この度、発表するのは、海洋汚染問題の原因の一つともいわれている廃漁網(使用済み漁業用網の廃棄物)をリサ
イクルした素材で作った服飾パーツです。今後はクライアントの要望に合わせ、様々な商材への開発を進める予定で
す。服飾資材の商社として、100 年以上にわたりアパレル業界を支え、現在もグローバルなビジネスを展開する「モリト」
ならではの経験とネットワークを活かし、今後もモリト独自のものづくりを追求しながら、地球環境にも提案していく予定
です。私どもの新たな挑戦をぜひ広くお知らせいただけますと幸いです。



【Web サイト 】 http://www.morito.co.jp/core/
【公 開 日 】 2021 年 1 月 14 日




モリト、グローバルでの取り組み
モリトグループは国内 6 社、海外 14 社のグループ会社を持ち、
グローバルなビジネスを展開しています。サステナブルに関する
取り組みについても日本国内に留まらず、グループ一丸となって、
それぞれのエリアでできることから着実に歩みを進めています。




【本リリースに関するお問い合わせ】
モリト株式会社 事業戦略本部 藤原 まゆみ
Tel: 06-6252-3559 Mail: core@morito.co.jp
深刻な海洋プラスチック問題
日常のあらゆる場面で使われているプラスチック。
使い捨てされたプラスチックは利用後きちんと処理
されず、河川などを経てそのほとんどが最終的に「海」
に流出されているとも言われています。
また、環境省が 2016 年度に行った漂着ごみの
モニタリング調査では、漂着ごみ(プラスチック類のみ)
の種類別割合の 40%以上が「漁網、ロープ」であった
ことが発表され、こうした廃漁網は“ゴーストネット”とも
呼ばれ、海洋生物を傷付けています。このような現状に対し、私たちは行動を起こしていきたいと考えています。
【参考】 環境省資料:https://www.env.go.jp/water/marirne_litter/conf/02_02doukou.pdf




リファインバース 「リアミド(REAMIDE)」との出会い
2020 年 3 月よりモリトは、資源再生事業のリファインバース株式会社(東京都中央区)と協業し、廃棄漁網をリサイ
クルしたナイロン樹脂「リアミド(REAMIDE)」を使用したボタン等のアパレル向け資材の用途開発を進めてきました。日
本で初めて使用済み廃棄漁網を中心としたナイロンリサイクル事業を立ち上げ、海洋漂着プラスチックごみ問題の解
決に取り組む同社は、私たちの力強いパートナーです。







プ → →





廃漁網の回収 リサイクルナイロン樹脂ペレット 服飾パーツ など




私たちが考える SDGs
モリトは 2020 年 1 月に発表した第 8 次中期経営計画のなかで、国連が採決した持続可能な開発目標(SDGs)の
達成に向け、具体的な行動を起こしていくことを示しました。中でもこの「C.O.R.E.」においては、下記のゴールに向けて
アプローチを進めます。

9 産業と技術革新の基盤をつくろう
12 つくる責任 つかう責任
14 海の豊かさを守ろう




【本リリースに関するお問い合わせ先】
モリト株式会社 事業戦略本部 藤原 まゆみ
Tel: 06-6252-3559 Mail: core@morito.co.jp

8393