「さくら総合リート投資法人とスターアジア不動産投資法人との合併に向けたご提案」に関する当社見解について

2019 年7月 24 日
各 位


会 社 名 日 本 管 財 株 式 会 社
代表者の役職氏名 代表取締役社長 福田 慎太郎
(コード番号9728 東証 第一部)
常務取締役
問合せ先責任者 原 田 康 弘
管理統轄本部本部長代理
電 話 番 号 (03)5299-0863



「さくら総合リート投資法人とスターアジア不動産投資法人との合併に向けたご提案」
に関する当社見解について






当社は、さくら総合リート投資法人の投資口 8,700 口(議決権総数の 2.6%)を保有する投資主であり、また、
さくら総合リート投資法人との間でスポンサーサポート契約を締結しております。


今般、さくら総合リート投資法人は、2019 年7月 19 日付けで、投資法人みらいとの間で、同投資法人と合
併(以下「本件合併」といいます。
)することについて基本合意書を締結したことを公表しました。また、さく
ら総合リート投資法人は、2019 年8月 30 日開催予定のさくら総合リート投資法人の投資主総会に、本件合併
に係る合併契約の承認の議案を上程する予定とのことです。


現在、さくら総合リート投資法人とスターアジア不動産投資法人との間で、スターアジア不動産投資法人が
提案しているさくら総合リート投資法人との合併と、さくら総合リート投資法人が目指している本件合併とを
巡り、裁判を含む係争状態が生じております。


当社は、このような状態が今後も継続することは、当社を含むさくら総合リート投資法人の全投資主にとっ
て、好ましいものとはいえないと認識しております。さくら総合リート投資法人の企業価値を最大化するとい
う目標に向かい、戦略的互恵関係の観点に立って、さくら不動産投資顧問株式会社とスターアジア投資顧問株
式会社が、友好的に将来の発展について協議を進めることこそ、全投資主にとっての利益が図られるものと確
信しております。


これまで、当社グループは、さくら総合リート投資法人に対して、その設立以前から収益物件の提供を始め、
建物価値向上につながる、さまざま建物サービスを提供してまいりました。特に、建物管理会社として培って
きた、最適な維持管理コストの提案、収益を向上させるリーシングと粘り強い賃料交渉、建物価値を向上させ
る大規模リニューアル工事の提案など短期的な視点を踏まえて、中長期的にさくら総合リート投資法人の発展
に貢献してまいりました。当社グループとしましては、さくら総合リート投資法人との建物管理に関する契約





に基づき、今後も変わらぬ建物サービスの提供を継続することをもって、さくら総合リート投資法人の発展に
協力することを基本方針としております。


当社としては、現在検討されているさくら総合リート投資法人の本件合併に関しては、関係するステークホ
ルダーとの協議の進捗状況を見守りながら、投資主総会に向けて対応を慎重に検討してまいります。
以 上





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