東宝グループの海外戦略と国際共同製作プロジェクトについて

NEWS RELEASE

2018 年 1 月 15 日
東 宝 株 式 会 社


東宝グループの海外戦略と国際共同製作プロジェクトについて

当社は 2015 年 4 月に発表した「TOHO VISION 2018 東宝グループ中期経営戦略」において、5 つの重点投資領域の一つ
として「海外市場開拓のビジネスモデルの確立」を掲げました。これに基づき当社は、映像本部国際部に専門チームを立ち上げ、自
社および国内の「企画」を海外(主にハリウッド及び中国)の有力パートナーへ持ち込み、それらパートナーと共同での映画製作プロ
ジェクトを推進してまいりました。

その結果、この度当社の保有するIP及び日本の企画・キャラクターを基にしたハリウッドとの 3 つの国際共同製作プロジェクトを発
表できる段階に至りましたので、ご報告いたします。



■ 『 GODZILLA 2 』
共同製作パートナー:レジェンダリー・ピクチャーズ、ワーナー・ブラザーズ
全米公開:2019 年 3 月 22 日
概要: ハリウッド版『GODZILLA』(2014)の続編


■ 『 DETECTIVE PIKACHU 』
共同製作パートナー:レジェンダリー・ピクチャーズ、ユニバーサル・ピクチャーズ
全米公開:2019 年 5 月 10 日
概要:ポケモン初のハリウッド実写映画化。ニンテンドー3DS 用ゲームソフト『名探偵ピカチュウ』が原作。


■ 『 君の名は。 』
共同製作パートナー:パラマウント・ピクチャーズ
全米公開:未定
概要:2016 年大ヒットアニメーション映画のハリウッド実写映画化


当社は上記 3 プロジェクトに、共同製作出資及び日本国内での配給を担う立場で参加を予定しております。また、上記以外に
も、ハリウッド、中国でそれぞれ複数のプロジェクトを推進、開発中であり、各案件への共同製作出資を目指しております。

さらに、『GODZILLA 2』への出資を契機に、「ゴジラ」のグローバルライセンス事業にも本格参入し、「中期経営戦略」のもう一
つの重点領域である「キャラクター・ビジネス」をさらに強化してまいります。

「ゴジラ」は、“最も継続しているフランチャイズ映画 (*) ”としてギネス世界記録に認定されています。これだけグローバルに認知
された日本のキャラクターは他に類がなく、今後もハリウッドによる続編の製作が予定されております。当社が「ゴジラ」のグローバルラ
イセンシング事業に積極参入するタイミングとして、これ以上の機会はないと認識しております。

(*) キャラクターや世界観の権利を持ち、その使用権許諾を経て製作された映画


東宝グループは、映画事業において、国内における優位あるポジションの維持・拡大を目指すと共に、今後は、よりグローバルな
事業展開にも積極的に取り組んでいく所存です。


お問い合わせ先:東宝株式会社 総務部 広報・IR 室:03-3591-1303

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