2024年3月期個人投資家向け会社説明会資料(2023年9月30日開催)

株式会社サンリツ 会社説明会
地球をつつむ思いやり
ロジスティクスパートナー サンリツ



2023年9月30日

東証スタンダード
【証券コード:9366】
目 次



1.会社概要 P2

2.業績推移 P8

3.新中期経営計画 P12

4.サステナビリティへの主な取り組み P24

5.株主還元 P29

6.Appendix P33




1.会 社 概 要
1-1. 会社概要

社 名 株式会社サンリツ
設 立 1948年3月 (2023年 創業75年)
本 社 東京都港区港南2-12-32
資 本 金 2,523百万円
売 上 高 20,335百万円(2023年3月期 連結)

従 業 員 数 428名(2023年3月末 連結)

主 要 拠 点 関東を中心に14拠点
連結子会社 国内1社、海外2社(中国/米国)

決 算 期 3月

上 場 東京証券取引所 スタンダード市場

1-2-1. 事業概要 セグメント別
賃貸ビル事業 梱包事業
梱包事業を軸とした
売上構成



1.3%
事務所及び共同住宅の
賃貸 梱包及び木箱製造等
・小さな精密機器から超重量貨物ま
12.5% での梱包を多岐にわたり対応


倉庫事業 運輸事業
12.1%


74.1%



保管、入出庫及び賃貸 トラック輸送
・空調や高ルクス照明などの設備を
・精密機器、電機通信機器、計測器、
有し各取扱製品に最適な倉庫オペ
セグメント別 売上割合 医療機器などエレクトロニクス関連の
レーションを提供
2023年3月期 製品を中心に環境に配慮した効率的な
配送


1-2-2. 事業概要 取扱製品群別

梱包技術を生かせる取扱製品群に注力
(百万円)
取扱製品群別売上構成比 取扱製品群別売上高推移
20,335
5.4% 18,525
その他
16,420 15,210

34.4%
33.1%

16.4%
10.7%
2023年3月期
2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期 2023年3月期

小型精密機器 大型精密機器 医療機器 工作機械




無線通信機器、半導 カテーテル、ペース マシニングセンタ、
計測器、電子部品、
体製造装置等 メーカー、CT、MRI 金属加工機器等
各種パーツ


1-2-3. 事業概要 当社の強み

高い梱包技術を持った総合物流会社として事業領域を拡大


• 保税蔵置場に梱包工場を併設
国際物流 • 工場引取から現地輸送まで、国境を越えて自社一貫サポート
• 日中米すべての拠点が自社物流ライセンスをもとにオペレーション


国際物流
倉庫内 • 物流改革の提案を行い、物流業務を包括的に
引受ける4PL事業を展開
オペレー
• 顧客のビジネスが機能するベストな物流ソリュー
ション ションを提供


• 製品の形状・特性に応じた包装形状、仕様 梱包
をオリジナル設計し、顧客のニーズに対応
包装設計
• ワールドスター賞などコンテスト
受賞歴あり 倉庫内
包装設計 オペレー
ション


1-3. 事業戦略

他の競合他社を凌駕する高物流品質で、企業間物流をター
ゲットとしビジネス展開を行う

①工作機械の梱包 ②精密機器・医療
③梱包分野において
を行う大型設備を 機器物流のスペシャ 差別化
保有 リスト




・日・米の拠点におい ・製品の付加価値が ・物を壊れないように
て大型設備を保有 高い 守り抜く技術に強み
・自社物流ライセンス ・扱いがデリケート
で国際物流を展開 ・一品一様製品

2.業績推移と振り返り
2-1. 業績推移/収益体質改善、利益水準向上へ


2023.3月期 売上高200億円突破
過去最高益達成
(単位:百万円)


22,000
売上高
アメリカ東海岸倉庫開設 759
山立国際貨運代理(上海)を設立
当期純利益
20,000

アメリカへ進出


八王子倉庫開設 367 18,000


京浜倉庫開設 126
108 16,000


14,000
(239)
(358)
(419) 12,000
(1,151) 中国事業
リーマンショック / 東日本大震災 一部撤退 コロナ禍
10,000





2-2-1. 前中計の振返り(実績推移)【2022年3月期~2023年3月期】

・売上高は目標値を達成したものの、営業利益及び営業利益率は未達

中計最終年度
単位:百万円
目標値
25,000 7.0%
6.6%
6.5%
20,335
20,000 18,525
5.7% 6.0%
16,600
15,210
5.5%
15,000
5.0%
5.0%
10,000 4.5%
1,100
3.9% 1,060 1,019 4.0%
5,000
599 3.5%

0 3.0%
売上高 営業利益 売上高 営業利益 売上高 営業利益 売上高 営業利益

2021年3月期実績 1年目実績 2年目実績 2年目計画
2022年3月期 2023年3月期 2023年3月期

小型精密機器 大型精密機器 医療機器 工作機械 その他 営業利益率

2-2-2. 前中計の振返り(新中期経営計画に向けて)

・外部環境が好況であったことに加え、人手が足りなかった中でもオペレーショ
ンを確実に遂行出来たため、売上高は目標値を達成したものの、原材料高騰に
総括
よる材料費の値上りや人材確保を積極的に行ったことにより、販管費が増加し
たため、利益率は未達となった。




・新中計では、人件費等の増加及び外部環境により取扱量が減少しても耐えうる
よう、利益を確保できるビジネスを構築し、利益率の向上を図るためにも、ソ
今後の
リューションの実現を引き続き目指していく。
取組み ・80周年を迎える2028年3月期の営業利益率は6.0%を目標とし、今回発表の計
画では営業利益率5.0%と定める。


新中計最終 2028年3月期
2026年3月期 (目標)
(計画)
250億
2023年3月期
実績 220億 15億
11億 6.0%
203億
10億 5.0%
5.0%

3.新中期経営計画
3-1-1. 新中期経営計画の概要(中長期的に目指す姿)




オペレーションから
ソリューションへ



『ソリューション』
お客様との対話を繰り返すことで、今まで引き出せなかったニーズだけでなく、お客様さえ気づいていない真
のニーズを引き出し、解決する「ソリューション」の力を身に着けていく。 13
3-1-2. 新中期経営計画の概要(経営目標)


22,000 2026.3
1,100
5.0%
2026.3
2026.3 営業 営業
売上高 百万円 利益 百万円 利益率

伸び率 8.2% 伸び率 7.9% 伸び率 ―

2023.3 2023.3
2023.3 1,019百万円 営業 5.0%
売上高
20,335百万円 営業
利益 利益率

(単位:百万円)
新中計最終年度
売上高 営業利益 目標値
24,000 1,800
22,000 1,600 営
22,000
売 20,335 20,500
20,000 1,400 業
上 1,200 利
18,000
1,000
高 16,000 1,100 益
1,019 800
14,000 900

12,000 400
2023年 2024年 2026年
3月期 3月期 3月期
(実績) (計画) (計画)

3-1-3. 新中期経営計画の概要(国内海外比較)

・重要指標:2026年3月期 営業利益率5.0%
(単位:百万円) 国内売上高 海外売上高
24,000
22,000
売 2,500
20,000
上 1,803 2,000
18,000

16,000 19,500
18,532 18,500
14,000
12,000
2023年 2024年 2026年
3月期 3月期 3月期
(実績) (計画) (計画) (単位:百万円)

2023年3月期 2024年3月期 2026年3月期
連 結
(実績) (計画) (計画)
売 上 高 20,335 20,500 22,000
国 内 18,532 18,500 19,500
海 外 1,803 2,000 2,500
営 業 利 益 1,019 900 1,100
国 内 907 720 880
海 外 112 180 220
営 業 利 益 率 5.0% 4.4% 5.0% 15
3-2-1. 事業戦略①

【成長戦略】
1.シームレスな国際一貫物流サービスを推進し、輸出入案件の拡大
・米国で培ったノウハウを欧州へ展開
2.顧客理解深化によるソリューション提案
・ソリューション営業戦力を増強し、選ばれるパートナーへ
3.成田地区の事業拡大
・滑走路の延伸計画を受け、2026年に新倉庫稼働を目指す


【設備投資】
◆設備投資 3年総額75億円
国内:物流DX 5億円
サステナビリティ 5億円
更新・設備投資 5億円
成田地区新倉庫 50億円
海外:欧州進出 10億円


3-2-2. 事業戦略②

【収益性向上】
1.取引採算の向上
・事業環境等を勘案し、サービスの適正価格を追求
2.米国西海岸の新倉庫の安定稼働
・米国内輸送の一貫物流サービスの早期構築


【DX戦略】
1.省力・省人化で5%相当の労働力の創出を目指す
・デジタル化による標準化・見える化の推進
・自動化による簡素化・効率化の推進
・AI活用による最適化・全社共通化の推進


【サステナビリティ】
1.顧客と連携し、環境にやさしい梱包、輸送の提案、推進

3-3. 事業運営の基盤強化


【人材育成戦略】
1.ソリューション推進人材の確保及び育成
2.梱包スペシャリスト人材の増強



【サステナビリティ】
1.ダイバーシティ&インクルージョンの推進
・女性活躍の環境整備
2.職場環境の整備及び向上
・安全・安心で働きがいのある職場環境の実現





【参考】 2024年3月期 業績予想

増収減益
・日本経済:物価上昇の影響もあり輸送量は軟調に推移
・国際貨物:航空輸送貨物の大幅な減少
・積極的な人材確保など事業運営の基盤強化 (単位:百万円)
2024.3期 前期比 前期比
2023.3期
予想 増減 増減率
売上高 20,335 20,500 +165 +0.8%
営業利益 1,019 900
▲119 ▲11.7%
(営業利益率) (5.0%) (4.3%)
経常利益 1,203 850
▲353 ▲29.3%
(経常利益率) (5.9%) (4.1%)
親会社株主に

帰属する当期純利益 ▲420 ▲42.9%
(4.8%) (2.7%)
(当期純利益率)
ROE
10.1% 5.2% ▲4.9pts ―
(自己資本利益率)
1株当たり
175.56 99,94 ▲75.62 ▲43.1%
当期純利益(円)

1株当たり配当(円) 50 29 ― ―

【参考】◆設備投資 23.3期実績 14.4億円 24.3期予想 10.7億円
◆減価償却 23.3期実績 7.2億円 24.3期予想 8.0億円 19
【参考】2024年3月期第1四半期 決算概要
(単位:百万円)

2023.3期 2024.3期 前期比 前期比
1Q 1Q 増減 増減率
売上高 4,888 4,662 ▲226 ▲4.62%
売上原価 3,886 3,689
▲197 ▲5.08%
(売上原価率) (79.5%) (79.1%)
売上総利益 1,001 972
▲28 ▲2.86%
(売上総利益率) (20.5%) (20.9%)
販管費 736 829
+93 +12.64%
(販管費率) (15.1%) (17.8%)
営業利益 264 142
▲121 ▲46.01%
(営業利益率) (5.4%) (3.1%)
経常利益 317 218
▲99 ▲31.42%
(経常利益率) (6.5%) (4.7%)
親会社株主に

帰属する当期純利益 ▲33 ▲18.18%
(3.8%) (3.2%)
(当期純利益率)
1株当たり
32.82 27.49 ▲5.33 ▲16.24%
当期純利益(円)



◆売上高:減収/営業利益:減益
・前期好調に推移していた工作機械の取扱いが大幅に減少したことにより減少
・電気代の高騰及び、事業基盤強化のため、人材の確保を積極的に行ったことにより、
販売費及び一般管理費が増加したことで減益

【参考】2024年3月期第1四半期 決算概要
取扱製品群別
(単位:百万円)

2023.3期 2024.3期 前期比 前期比
取扱製品群 構成比
1Q 1Q 増減 増減率

小型精密機器 1,671 1,605 34.4% ▲66 ▲3.9%
大型精密機器 765 762 16.4% ▲3 ▲0.3%
医療機器 517 497 10.7% ▲20 ▲3.8%
売上高
工作機械 1,637 1,542 33.1% ▲95 ▲5.8%
その他 296 253 5.4% ▲43 ▲14.5%
合 計 4,888 4,662 100.0% ▲226 ▲4.6%




◆小型精密機器:減収
・海上輸送へのシフトに伴う航空輸送の大幅な減少により減収。
◆大型精密機器:横ばい
・全体を通して取扱いが堅調に推移したことでほぼ横ばい
◆医療機器:減収
・一部顧客の出荷減が響き、主に輸送が減少したことにより減収
◆工作機械:減収
・復調した取扱い量が大幅に減少したことにより減収



【参考】2024年3月期第1四半期 決算概要
セグメント別
連結売上高 連結セグメント利益
(単位:百万円) (単位:百万円)
6,000 4,888
▲226 700 574
4,662 ▲99

5,000 600 20
61 ▲8

679 +91 500 10
4,000 595 134 ▲10
545 ▲50
400 50 147 +13
3,000
300 27 ▲23
▲259
2,000 3,635 3,376 200
368 ▲78
1,000 100 290



2023.3期1Q 2024.3期1Q
2023.3期1Q 2024.3期1Q
梱包 輸送 倉庫 賃貸ビル 梱包 輸送 倉庫 賃貸ビル

◆梱包事業:減収減益
・前期好調に推移していた工作機械の取扱いが大幅に減少したため、売上高は減少
・積極的人材確保による販売費及び一般管理費が増加したため、減益
◆運輸事業:減収減益
・工作機械及び医療機器の取扱いが減少したことに加え、外注費の値上がり分を価格
転嫁交渉を行ったものの、十分に補えず減収減益
◆倉庫事業:増収増益
・半導体製造装置の取扱いが増加したことで、売上高・利益ともに増加。

【参考】 2024年3月期第1四半期 決算概要
地域別売上高 (単位:百万円)


2023.3期 2024.3期 前期比 前期比
構成比
1Q 1Q 増減 増減率


日 本 4,622 4,156 89.1% ▲465 ▲10.0%


中 国 38 115 2.4% +76 +197.2%


米 国 373 462 9.9% +88 +23.7%


内 部 取 引 等 ▲146 ▲72 +74


合 計 4,888 4,662 100.0% ▲226 ▲4.63%



◆日本:減収
• 前期好調に推移していた工作機械の取扱いが大幅に減少したことにより減収
◆中国:増収
• 梱包・輸送の大型案件獲得により大幅に増収
◆米国:増収
• 海上輸送の安定に加え、顧客の生産が堅調に推移したため増収

4.サステナビリティへの
主な取組み
4-1-1. サステナビリティへの主な取組み

サステナビリティ基本方針の策定


― サステナビリティ基本方針 ―
サンリツグループは、「美しく魅力のある会社サンリツの実現を
目指します」との企業理念を踏まえ、誠実な事業活動を通じて、
社会の持続的成長に貢献します。
1 「経営品質の向上」のため、コーポレート・ガバナンスの強化に
取り組んでいきます。
2 物流の課題をソリューションすることで、新しい価値を創造します。
3 すべての人々の人権を尊重し、ダイバーシティ&インクルージョンを
推進します。
4 安全・安心で働きがいのある職場環境を実現していきます。
5 お取引先様、従業員、株主、地域の皆様等のステークホルダーと
積極的にコミュニケーションを取ることで、「物流品質の向上」に
つなげていきます。

4-1-2. サステナビリティへの主な取組み

世界包装機構主催のパッケージングコンテストにおいて、
ワールドスター賞を受賞!!
受賞歴
2023年 世界包装機構主催 World Star 2023 ワールドスター賞 受賞 2023年 ワールドスター賞 受賞作品
『工数削減・環境負荷低減を目的とした緩衝スペーサーの開発』
2022年 Good Packaging 包装アイデア賞 受賞
2021年 Good Packaging 工業包装部門賞 受賞
世界包装機構主催 World Star 2021 ワールドスター賞 受賞
2019年 Good Packaging 輸送包装部門賞 受賞
2018年 Good Packaging 包装アイデア賞 受賞
アジア包装連盟主催 Asia Star Winner2018 アジアスター賞 受賞
2017年 Good Packaging テクニカル包装賞 受賞 受賞歴
世界包装機構主催 World Star 2018 ワールドスター賞 受賞 ・World Star賞
2016年 Japan Star 経済産業省産業技術環境局長賞 受賞 4回
世界包装機構主催 World Star 2017 ワールドスター賞 受賞 ・Asia Star賞
2014年 Good Packaging 大型・重量物包装部門賞 受賞 1回
2013年 Good Packaging ロジスティクス賞 受賞 ・Japan Star賞
1回
2012年 Good Packaging 医薬品・医療品包装部門賞 受賞
・Good Packaging賞
2011年 Good Packaging 電気・機器包装部門賞 受賞 11回
2010年 Good Packaging 大型・重量物包装部門賞 受賞
2009年 Good Packaging 大型・重量物包装部門賞 受賞 26
4-1-3. サステナビリティへの主な取組み

【ダイバーシティPTの立ち上げ】

1.女性従業員へのヒアリング
・人事制度、設備、会社の文化の3つの切り口から提案
2.女性交流イベントの企画
・女性活躍の場面を見る、知る機会の創出

【職場環境アンケートの実施】

1.アンケート結果をもとに設備の導入・環境の整備




十分な休憩室がなかった豊田事業所に
空調完備の休憩室を設置



4-1-4. サステナビリティへの主な取組み
スポーツ振興 ~サンリツ女子卓球部~
◆概 要
・卓球部を1979年に創設 ・日本卓球リーグ女子1部に所属

◆直近の主な戦績
・日本卓球リーグプレーオフ JTTLファイナル4(内閣総理大臣杯)優勝

◆卓球を通じた交流
• スマイル卓球教室を開催し、選手による指導やチャレンジマッチを通して学生や地
域の方と交流を行っております。
• サンリツ京浜事業所内にて、「第一回サンリツ・三浦杯 小学生卓球大会」を開催い
たしました。




三浦杯 小学生卓球大会 スマイル卓球教室(葛飾区立双葉中学校) 28
5.株 主 還 元
5-1. 株価チャート

出来高/株価の推移(2023年9月13日現在)
株 円
350,000 1,000


300,000


250,000


200,000

150,000


100,000


50,000







◆配当利回り(会社予想) 3.9%(396位/東証上場3,064社 9月13日時点)
※Yahoo!ファイナンス 配当利回り(会社予想):株式ランキングより




5-2. 配当について

配当金(左軸:円) 配当性向(右軸:%)






30.3 30.4 29.6
40 28.6 29
35 26.6 30











19.3期 20.3期 21.3期 22.3期 23.3期 24.3期
予想



◆連結配当性向を30%程度を基本とし検討
◆2023年3月期:過去最高の1株当たり50円を配当
◆2024年3月期:29円の配当を予想


※ 当資料に記載されている内容は、種々の前提に基づき記述したもので
ありますが、この記述は、将来の業績を保証するものではなく、経営
環境の変化等により異なる可能性があることをご留意ください。


問い合わせ先:企画部 03-3471-0463





6.Appendix
【参考】外部環境(~2022年度下期)

品目別輸出金額 年別推移(半導体製造装置)
※半導体等製造装置…半導体ボール又は半導体ウエハー製造用の機器
半導体デバイス又は集積回路製造用の機器 (単位:百万円)

2,000,000
EU・半導体製造装置
1,800,000
アジア・半導体製造装置
1,600,000 米国・半導体製造装置
1,400,000 中国・半導体製造装置
1,200,000
1,000,000
800,000
600,000
400,000
200,000

2014上




2015下




2022上
2014下

2015上



2016上

2016下

2017上

2017下

2018上

2018下

2019上

2019下

2020上

2020下

2021上

2021下



2022下
・半導体製造装置は2020年下期より、大幅な増加が続いている。 34
出典:財務省貿易統計より
【参考】外部環境(~2022年度下期)

品目別輸出金額 年別推移(電気計測機器)
※電気計測機器…マイクロメーター、電気用計器など
(単位:百万円)

1,000,000
EU・電気計測機器
900,000 アジア・電気計測機器
800,000 米国・電気計測機器
中国・電気計測機器
700,000
600,000
500,000
400,000
300,000
200,000
100,000

2015下




2017下




2019下




2021下
2014上

2014下

2015上



2016上

2016下

2017上



2018上

2018下

2019上



2020上

2020下

2021上



2022上

2022下
・電気計測機器は2018年上期より減少傾向にあったが、2020年下期には増加に
転じている。
出典:財務省貿易統計より 35
【参考】外部環境(~2022年度下期)

品目別輸入金額 年別推移(医療機器)
※医療機器…医療用または獣医用機器、診断用電気機器、エックス線などを使用する機器など
(単位:百万円)


600,000 EU・医療機器 輸入 アジア・医療機器 輸入
米国・医療機器 輸入 中国・医療機器 輸入
500,000


400,000


300,000


200,000


100,000



2014上

2014下

2015上

2015下

2016上

2016下

2017上

2017下

2018上

2018下

2019上

2019下

2020上

2020下

2021上

2021下

2022上

2022下
・2020年下期より回復に転じ、引き続き上昇傾向にある。
出典:財務省貿易統計より 36
【参考】外部環境(~2022年度下期)

品目別輸出金額 年別推移(金属加工機械)
※金属加工機械…旋盤、研削盤、金属加工用のマシニングセンターなどその他の加工機械
(単位:百万円)

700,000
EU・金属加工機械 アジア・金属加工機械
米国・金属加工機械 中国・金属加工機械
600,000

500,000

400,000

300,000

200,000

100,000


2017下
2014上

2014下

2015上

2015下

2016上

2016下

2017上



2018上

2018下

2019上

2019下

2020上

2020下

2021上

2021下

2022上

2022下
・金属加工機械はシクリカルな業界動向の中で、2017年下期をピークにダウント
レンドに入っているものの、2020年上期には底を打ち、アップトレンドへ転換
している。 出典:財務省貿易統計より 37
【参考】梱包とは
~サンリツの生い立ち~
1. 梱包とは


包装
(広義)
サンリツが行っている
梱包は工業包装


工業包装 商業包装




・輸送時における製 ・小売業などで消費
品の保護を目的とし 者への販売のために
た包装 施す包装


2. 創業

始まりは、荷馬車1台、リヤカー1台




当時の事業環境
◆梱包は運送業サービスの中で「おまけ」のような立ち位置
◆運送業界には「日本通運」という大きな存在があった。
⇒大手では出来ない小廻りの利く仕事…それは梱包!

3. 創業当初の主要業務


当社の財産である「信用」と「高い梱包技術」を築く

特別仕様の
梱包指名

ミル規格に則って 検査官から高い
進駐軍
精密機器を梱包 評価を受ける

防衛庁規格は非常に
厳しい規格であった
精密機器の
梱包・輸送
の依頼

防衛庁
(現防衛省) 防衛庁規格に
検査官の口コミで
則って精密機器を
評価が広まり、
梱包・輸送
顧客の信用を得る

2代目社長が、現JIS規格立案に参画、規格を作り上げる

4. 主な沿革

年月 沿革
1948年3月 東京都港区芝浦に資本金180千円で㈱三立社を設立し、梱包、運送業を開始
1954年12月 本社を東京都港区に移転
1985年8月 ㈱サンリツに商号変更
1987年9月 当社株式を「社団法人日本証券業協会東京地区協会」(現、㈱大阪証券取引)に
店頭売買銘柄として登録、株式を公開
1994年5月 新本社ビル竣工(賃貸ビル事業開始)
1997年8月 Y-CC事業所(現、横浜事業所)を開設
1998年5月 成田事業所(現、成田事業所 第1倉庫)を開設
1999年3月 当社株式を東京証券取引所市場第二部に上場
2005年10月 成田第二事業所(現、成田事業所 第2倉庫)を開設
2007年3月 当社株式を東京証券取引所市場第一部に指定
2010年3月 SANRITSU LOGISTICS AMERICA Inc.(現、連結子会社)を設立
2011年4月 八王子事業所を開設
2012年12月 京浜事業所を開設(旧事業所を全面建て替え)
2013年12月 山立国際貨運代理(上海)有限公司(現、連結子会社)を設立
2022年4月 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部から
スタンダード市場に移行


4. 梱包の特性


①保護性
最も経済的に機能を
発揮できるか



⑤廃棄処理性 ②作業性
包装資材の廃棄処理が 製造工程のレベルに
容易にできるか 合っているか




④販売促進性 ③荷役性
お客様にとって、包装が 現場で商品の取扱い
開けやすい形になっているか がしやすいか


5. 製品や部品に合わせた梱包形態を提供

軽量物 重量物

小型製品 中型製品 大型製品 超大型製品
・通信機器 ・各種パーツ類 ・医療機器
・電子部品、製品 ・電子製品 ・無線通信機器 ・工作機械 など
など ・医療機器 など ・金型 など
【段ボール梱包】 【強化段ボール梱包】 【木枠・木箱梱包】 【鋼材梱包】





6. 梱包ニーズを満たす包装設計、改善提案力

ワールドスター賞※4度受賞
※世界包装機構 WPO(World Packaging Organisation)のパッケージングコンテスト

◆2017年受賞
検品工程低減/RFIDタグを利用したリターナブルBox
・リターナブルによる廃棄段ボール削減⇒環境負荷低減
・RFIDタグによる資産管理工数の削減

◆2018年受賞
強化段ボールによる梱包作業及び環境負荷の低減
・木の梱包をALL段ボールへ
⇒一人で組み立て、作業工数従来比66%削減
⇒リサイクル可能、環境負荷低減

◆2021年受賞
塗装乾燥時間短縮対応アルミホイール梱包箱
・コーナー固定材とスペーサーを用いた梱包方法に仕様変更
⇒修理表面部分に梱包材が接触しないため、塗装乾燥を
待つことなく梱包でき、当日出荷が可能
⇒納品までのリードタイムを1日短縮

◆2023年受賞
工数削減・環境負荷低減を目的とした緩衝スペーサーの開発
・エアー緩衝材から繰り返し使用可能なスペーサーへ
⇒毎月600㎡分のゴミの削減
⇒梱包時間を33%削減


【参考】個人投資家向けサイトのご案内




投資家の皆様に必要な情報は「個人投
資家の皆様へ」のページに掲載されてい
ます。

今後も内容の充実を図るとともに、
わかりやすく、最新の情報を発信して参
りますので宜しくお願いいたします。

URL
https://www.srt.co.jp/ir/investor/





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