アイネット、ESG取組の一環として研究開発型スタートアップ向けファンドに出資

NEWS RELEASE


報道関係者各位
2020 年 2 月 4 日
株式会社アイネット


アイネット、ESG 取組の一環として研究開発型スタートアップ向けファンドに出資


独立系トップクラスのデータセンター(以下 DC)プロバイダーである株式会社アイネット(本社:神奈川県
横浜市、代表取締役:坂井 満、以下「アイネット」
)は、ESG、とりわけ地元への貢献には従来より積極的に
対応していますが、この度、神奈川県、川崎市などの公的セクターがおよそ 3 分の 1 出資し、地元色の強い第三
セクター株式会社ケイエスピーが組成する KSP6号ファンド(以下「本ファンド」という)に参加しましたので
お知らせいたします。


1. 本ファンドの概要
●組成日:2020 年 1 月 29 日
●予定総額:10 億円
●正式ファンド名称:KSP6 号投資事業有限責任組合(無限責任組合員 株式会社ケイエスピー)
●期間;10 年
●投資対象:環境、IT、宇宙開発、エネルギー、バイオ、ヘルスケア等の研究開発型スタートアップ


2. 株式会社ケイエスピーについて
1986年に設立された第三セクター。
株主は公的セクター
(神奈川県、
川崎市、 34.2%、
株式会社日本政策投資銀行)
民間セクター(日本生命保険相互会社、明治安田生命保険相互会社等、民間 47 社)65.8%。
サイエンスパークとしては国内最大級の『かながわサイエンスパーク(KSP)』の運営主体であり、レンタルオフ
ィス・ラボ事業、ファンド事業、ビジネスマッチング事業等を主要事業としています。
これまで 1~5 号までの 5 つのファンドの組成・運用実績があり、2020 年 1 月末時点でスタートアップへ累計
146 社に投資、うち 16 社が株式公開に至っています。
<URL>
https://www.ksp.co.jp/

3. アイネットの出資目的
(1) 出資を通じた ESG(Environment、Social、Governance)への取組
① Environment(環境事業および環境関連事業への投資による環境への配慮)
本ファンドは環境事業およびエネルギー、バイオなどの環境関連事業も投資対象としており、それらへの
投資が実現することで環境への貢献につながります。
② Social(地元神奈川県への地域貢献)
1~5 号ファンドでの投資先のおよそ半分が当社の所在する神奈川県の企業であり、本ファンドへの出資
を通じて地域へ貢献します。
(2) 本ファンドとの連携による宇宙スタートアップサポート
本ファンドは将来有望な宇宙スタートアップも重要な投資対象としています。当社は 1977 年の気象衛星
ひまわりプロジェクトへの参画以降 40 年以上の経験を持つ宇宙開発事業部を擁し、出資・業務提携を通じ
て宇宙スタートアップとの関係強化を推進しており、本ファンドとは共同出資等の連携も可能になります。


当社は、近年急速に取組の重要性が認識されつつある ESG には引き続き積極的対応してまいります。
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■ アイネットについて https://www.inet.co.jp/
アイネットは、データセンターとクラウドコンピューティングを展開するとともにシステムの企画・開発から
運用・監視までカバーする独立系 IT サービスプロバイダーです。煩雑なガソリンスタンドの事務処理の合理化
やクレジット処理を代行する会社として 1971 年に設立されました。以来その取り扱いを拡大する中でデータ
センター運用のノウハウを蓄積、お客様からも大きな信頼を寄せられてきました。蓄積してきたノウハウを活
用し今ではデータセンターを利用する業種も金融業、流通業、官公庁、e ビジネス、外資系企業をはじめ多岐
にわたっております。
現在は、国内最高レベルのデータセンターをベースに、クラウドサービスビジネスを積極的に展開しており、
自社のクラウド基盤上に業種業態を問わず利用可能なアプリケーションレイヤーのメニュー拡充を加速させて
います。一方システム開発事業では AI、IoT など先端の分野に注力するとともに、今後大きな市場拡大が見込
まれている宇宙利用産業への取組みを本格化しています。


■ お問い合わせ先
株式会社アイネット 経営戦略・IR 室 小木曽(おぎそ)
、石田
TEL: 045-682-0806 E-mail:infomc@inet.co.jp


以上

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