マキサカルシトール静注透析用シリンジ増産体制の構築について
2022 年3月4日
各 位
会 社 名 コーア商事ホールディングス株式会社
(コード番号 9273 東証第1部)
代 表 者 代表取締役社長 首藤 利幸
問合せ先 取締役事業開発・経営企画担当 田中 輝幸
(TEL. 045-594-9820)
マキサカルシトール静注透析用シリンジ増産体制の構築について
当社の連結子会社であるコーアイセイ株式会社(本社:山形県山形市、代表取締役社長:廣野敏博、以
下「コーアイセイ」
)は、 2022 年2月開催の取締役会において、マキサカルシトール静注透析用シリ
ンジの増産に向けてコーアイセイ蔵王工場における設備投資について下記の通り決議いたしましたの
で、お知らせいたします。
記
1.設備投資の目的
マキサカルシトール静注透析用シリンジは副甲状腺ホルモンの合成・分泌を抑え、血中の副甲状腺
ホルモン濃度を下げる薬で、通常、透析患者の二次性副甲状腺機能亢進症の治療に用いられる医薬品
です。プレフィルドシリンジの実用化は感染予防と医療従事者の安全性および作業効率向上の観点か
ら有用であるため、関連医療機関から安定供給と増産について要請されており、2022 年4月の薬価改
定において、その医療ニーズが認められ安定供給のために不採算を緩和して頂きました。
本設備投資は、この要請に応えるために本製剤を製造しておりますコーアイセイ蔵王工場シリンジ
ラインにて、増産体制を構築するための一環として行うものであります。
2.設備投資の概要
設備投資内容 プラスチックシリンジ液中外観検査装置
投資予定額 約1億円
資金計画 自己資金により充当
操業開始時期 2022 年中(予定)
3.今後の見通し
増産体制の構築に向けて今後、段階的に以下の取組みを進めてまいります。
・原薬の複数ソース化による安定供給体制の構築
・生産体制の見直しによる生産性向上
・さらなる設備投資による増産体制の構築
なお、本設備投資が 2022 年6月期の業績に与える影響はありません。次年度以降の業績に与える
影響につきましても適切に開示してまいります。
コーアイセイは、ジェネリック医薬品の国内開発を進め、得意技術によるイノベーションの推進、
高品質な医薬品の安定供給、情報提供により、医療の向上を通じて社会に貢献してまいります。
以 上
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