サステナビリティ基本方針及び重要課題(マテリアリティ)の特定に関するお知らせ

2023 年9月 11 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 シ ル バ ー ラ イ フ
代表者名 代表取締役社長 清 水 貴 久
(コード番号:9262 東証プライム市場)
問合せ先 取 締 役 管 理 部 長 増 山 弘 和
(TEL. 03-6300-5629)



サステナビリティ基本方針及び重要課題(マテリアリティ)の特定に関するお知らせ



当社は、2023年9月11日開催の取締役会において、サステナビリティ基本方針の策定およびマテリア
リティ(重要課題)を決議しましたので、下記のとおりお知らせいたします。



1. サステナビリティ基本方針策定の背景
当社シルバーライフは、「食の観点から誰もが安心して歳を重ねていける社会を作ります」という経
営理念に基づき、「自分で調理をすることや買い物に行くことが困難な一人暮らしや要介護の高齢者の
方が、手間をかけず、安心して食事をしてもらえるよう、手ごろな価格で弁当を用意し、毎日自宅に届
けます。」をミッションとしております。このミッションに基づき、当社は 900 店舗以上の FC 展開によ
る事業拡大を行ってまいりました。
昨今、パリ協定の発効や SDGs の採択などを契機に、気候変動・サステナビリティに対する社会的
な要請が高まっており、サステナビリティを前提としたビジネスモデルの変革が必要不可欠となって
きております。
このような状況を受け、当社では以下のようにサステナビリティ基本方針を掲げることといたし
ました。




2. サステナビリティ基本方針
当社は、ステークホルダーと共に気候変動をはじめとする環境問題や様々な社会課題、また当社を取
り巻く事業環境における課題に対処してまいります。これらの活動により持続可能な社会の実現に貢
献し、中長期的な企業価値の向上を目指してまいります。




3.重要課題(マテリアリティ)の特定
サステナビリティ基本方針に基づき、当社及びステークホルダーにとって重要度の高い対応すべき
課題を ESG の観点から総合的に評価し、中長期的な企業価値の向上に向けて、特に優先して取り組む
べきテーマとして6つの重要課題(マテリアリティ)を特定いたしました。
重要課題 対処する
特定の背景と今後の取り組み
(マテリアリティ) SDGs


当社では工場や物流センターの拠点におい
環境 て太陽光発電を導入しており、GHG 排出量
温室効果ガス排出量の抑制 の算出においても取り組んでおります。今
(E) 後は各カテゴリに対して分析し目標を設定
して削減に取り組んでまいります。



当社の工場で発生する食品残渣及び廃プラ
環境 スチックは毎月重量計測をしております。
廃棄物排出量の削減
(E) 今後は環境を配慮するために削減する目標
を設定して取り組みを行います。



当社で販売している弁当は、健康に配慮し
た弁当やカロリー制限、糖質制限、たんぱ
社会 く調整食等を販売しております。今後迎え
健康に配慮した商品開発
(S) る最大の後期高齢者層の増加に伴って、高
齢化社会に貢献できるように種類や選択肢
を増加させることに取り組みます。


組織の持続的成長のために人的資本を充実
社会 させます。有給取得率や女性管理職比率、
ダイバーシティ&インクルージ
残業時間、特定技能及び外国人労働者の採
(S) ョンの推進
用、障がい者雇用等、今後は目標を設定し
て取り組んでまいります。



当社ではコーポレートガバナンスの強化の
ガバナンス ため、監査等委員会の他、指名報酬委員会
コーポレートガバナンスの強化 の設置をしております。今後は取締役会の
(G) 実効性評価を基に実効性を高められるよう
に活動してまいります。


当社ではコンプライアンス委員会によるコ
ンプライアンス状況の点検、e ラーニング
ガバナンス を用いた各種コンプライアンス研修、外部
コンプライアンスとリスクマネ
に相談できる内部通報窓口も設置しており
(G) ジメントの徹底
ます。今後も当社が抱えるリスクの抽出と
それに対するアクションプランの策定を行
ってまいります。



4. 今後について
今後につきましては、マテリアリティに関する具体的な取組みと評価指標(KPI)を定め、定期的なモ
ニタリングを行ってまいります。また、マテリアリティについては、定期的に見直しを実施してまいりま
す。これらの活動に関しては、全体的に推進するための枠組の整備を検討してまいります。

以 上

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