高専生向け就職・進学情報提供サイト「高専プラス」の本格始動について
2021 年 12 月 10 日
各 位
会 社 名 メ デ ィ ア 総 研 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 田 中 浩二
(コード番号:9242 東証マザーズ・福証 Q-Board)
問合せ先 取締役管理部長 馬 木 均
(電話番号:092-736-5587)
高専生向け就職・進学情報提供サイト「高専プラス」の本格始動について
当社は、2021 年9月2日東京証券取引所マザーズ及び福岡証券取引所 Q-Board 市場上場時の「事
業計画及び成長可能性に関する事項」で公表いたしました高専生向け就職・進学情報提供サイト
「高専プラス」についてシステム開発を進めてまいりましたが、2021 年 10 月よりリリースし、こ
の度 2021 年 12 月 18 日より開始される当社就活イベント「高専生のための合同会社説明会」開催を
前に本格的に高専生へ提供し、始動することになりましたので、お知らせいたします。
全国の高専における一学年あたりの学生数は約 1 万人で、その進路は、就職と進学がほぼ6:4
の割合で推移していることから、「就職情報」の提供だけでなく、大学編入・大学院進学のための
「進学情報(大学工学部研究室情報)」を提供できる仕組みのニーズが高まっておりました。「高専
プラス」は、就職と進学の両方の情報を提供できる仕組みを備えており、就職希望または進学希望
のすべての高専生に有益な情報を提供するシステムとなっております。
今後も高専生を始めとして、高等専門学校の関係者を支援するために、継続的に新たな機能の追
加やシステムの改善を行うことを考えております。
記
1.「高専プラス」の概要について
「高専プラス」は、すべての高専生が直面する就職活動及び大学・大学院への進学活動の際に、
高専生と企業及び大学・大学院の研究室等をマッチングさせる WEB サイトになります。この度、第
一フェーズとして企業の新卒採用において企業と高専生をつなぐシステム部分が完成し、正式リリ
ースを行いました。
これにより、当社が全国各地で主催する「高専生のための合同会社説明会」の運営においてもD
X化を図り、従来のアナログな情報伝達に加えて、企業が利用している様々な採用ツールやコンテ
ンツとの連携が可能になりました。高専特化型のキャリア支援システムになりますので、高専生向
けの情報だけが集約されることで、情報媒体を複数利用しなければならないといった煩雑さからも
解放されます。
なお、卒業生の UI ターン就職支援、大学・大学院の研究室等の情報提供の機能についても順次開
発を進めていくことを計画しております。
(
「高専プラス」利用に関する概要図)
(
「高専プラス」の登録イメージ)
(「高専プラス」のできること)
2.「高専プラス」を利用するメリットについて
利用者 主なメリット
・上場企業や大手企業を中心とした優良企業の就職情報と、
理工系の国立大学を中心とする大学・大学院の研究室進学
情報が同時に提供されることから、
「高専プラス」に登録す
ることで、進路に関する情報収集が容易となる。そのた
高専生
め、全国の高専生の約 8 割が登録・利用することを想定し
ている。
・当社の就職活動イベントと連動することで、高専生が取り
組む就職活動の大部分を本システムでカバーできる。
・全国の高専生にアクセスできる WEB サイトであり、当社の
就職活動イベントと連動することで、より効果的な企業ア
ピールが期待できる。
・通年で企業情報を高専生に発信することで、高専生が就職
高専生を採用する企業
活動イベント前に企業情報を閲覧・収集することができ、
相互にミスマッチを防ぐ効果が期待できる。
・定型フォーマットを用意することで、企業の採用担当者の
作業負担を軽減することができる。
・当社が企業情報及び大学・大学院の研究室等の情報を一元
管理することにより、高等専門学校の教職員が行っている
高専の教職員 就職活動支援や進学活動支援の負担軽減が実現できる。
・当社の就職活動イベントへの学生動員において事務作業負
担が軽減できる。
3.「高専プラス」を中心とした今後の事業展開
高専生の就職活動は、大学生と比較して収集する企業情報も限定的であることから、時折、ミス
マッチが起こり、3年以内の離職率は、約 30%と低くありません。また、高専生の進学活動に関し
ては、国立大学を始めとする大学・大学院の研究室等からの編入学のニーズが高いにも関わらず、
現状、高専生へ総合的に情報提供ができる仕組みがありません。
この度、高専生の就職活動及び進学活動を支援する目的で「高専プラス」をリリースいたしまし
たが、このように高専生の悩みのひとつである就職活動と進学活動の情報を統合することで、高専
生は、より効率的に最適な進路選択ができることを期待しています。
今後も、情報のシステム化・データベース化を促進させ、高専生、企業、大学・大学院の研究室
等のニーズを最適化できるように努めるとともに、当社の就職活動イベントの企画の増加、出展企
業の増加、学生の動員数の増加につなげ、学生イベント事業の業容拡大につなげてまいります。
以上
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