拡大するインド国での鉄道コンテナ輸送事業を強化

ニュースリリース


拡⼤するインド国での鉄道コンテナ輸送事業を強化

現地 CTO※1 ⼦会社が⾃社⾞両 2 編成を導⼊、稼働を開始
機動的・信頼性の⾼い運⽤の実現で、⽇系企業需要獲得を⽬指す
2018 年 5 ⽉ 25 ⽇
鴻池運輸株式会社

鴻池運輸株式会社(本社：⼤阪市 中央区、代表取締役兼社⻑執⾏役員 鴻池 忠彦)が、
Associated Container Terminals Limited（以下「ACTL」、本社：インド・ニューデリー、代
表者 Rajesh Rajan Joshi)と合弁で 2016 年 10 ⽉にインドに設⽴※2 した、鉄道コンテナ輸送事
業 (CTO)会社「Joshi Konoike Transport & Infrastructure Pvt. Ltd.」(以下「JKTI」、所在地：
インド・ニューデリー)は、このほど⾃社専⽤のコンテナ積載⽤⾞両（台⾞）2 編成（45 両／1
編成）が完成し、昨年より開始した弊社サービスへ投⼊しました。
※1 CTO（コンテナ・トレイン・オペレーター）

※2 2016 年 8 ⽉ 10 ⽇発表

http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=announcement&sid=39331&code=9025

および http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1394664

JKTI は CTO 事業者として、ACTL の有する豊富な顧客や ICD※3 設備、ノウハウなどを活⽤し、
⻄インド主要 3 港(ナバシェバ港・ピパバブ港・ムンドラ港)とデリー⾸都圏近郊のファリダバッ
ドに位置する ACTL の ICD を結んだ、インド国内⼀貫輸送を⾏っています。同 ICD におけるコ
ンテナ取扱量は約 4,500TEU/⽉で、他社との共同運⾏を⾏い計 8 編成を投⼊し週 7 便のサービ
スを提供しています。
※3 ICD（インランド・コンテナ・デポ）＝輸出⼊業者が海上コンテナ貨物を内陸で受け渡しすることができる保税場所

そこで、JKTI は今回の⾃社専⽤⾞両 2 編成を投⼊、より機動的で信頼性の⾼いサービスを提供
することを⽬指しています。今後は、さらなる輸送量拡⼤が⾒込まれる⾃動⾞・⼆輪⾞・化学品・
家電などの⽇系企業も開拓すべく、今後も追加で 2 編成を⾃社⾞両して投⼊する予定です。
インドでは、2020 年に⽇印の国家プロジェクトである DFC(Dedicated Freight Corridor/貨
物専⽤鉄道)の開通が予定されており、将来的にトラック輸送から鉄道輸送へのモーダルシフトが
加速すると予想されており、特に内陸部のデリー⾸都圏近郊では、海上コンテナ貨物を輸出⼊す
るための鉄道輸送と、その発着場所となる ICD の重要性が増しています。今後、インド国内の貨
物量の増加や、DFC 開通により他の ICD への乗り⼊れが可能になれ
ば、さらなる⾞両数の拡⼤も⾒込まれています。




90TEU を輸送できる 45 両編成 最後尾の乗務員⾞ 安全祈願（Puja）が⾏われた



（報道関係者様お問わせ先）鴻池運輸㈱広報室 岩切、古屋、竺原 tel:03-3575-5753

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【ご参考】
■JKTI の概要
JKTI は、主に ACTL ICD を拠点に以下の「ワンストップサービス」を提供しています。
1.国際複合⼀貫輸送サービス（海上コンテナ輸送＋鉄道コンテナ輸送）
2.ACTL ICD ではコンテナ受け渡しの他に下記付帯サービスをご提供
①輸出⼊通関 ②コンテナのバンニング・デバンニング ③保管(特に輸⼊保税貨物の保管)
④定温コンテナの取り扱い ⑤混載貨物の集荷およびコンテナ化
商号 Joshi Konoike Transport & Infrastructure Pvt. Ltd.
Hitendra Joshi
代表者 設⽴ 2016年10⽉7⽇
（Managing Director）

本社所在地 M-26, Main Market, Greater Kailash - Ⅱ,New Delhi – 110048, India

資本⾦ 230,000千INR(約3億75百万円※) 決算期 3⽉31⽇
当社 51%
出資⽐率
Associated Container Terminals Limited 49%
事業内容 鉄道コンテナ輸送事業
※使⽤為替レート １INR＝1.63 円（平成 30 年 5 ⽉ 10 ⽇現在）



■ACTL の概要

商号 Associated Container Terminals Limited
代表者 Rajesh Rajan Joshi 設⽴ 1992年10⽉22⽇
M-26, Main Market, Greater Kailash - Ⅱ,
本社所在地 New Delhi – 110048, India《ICD（インランド・コンテナ・デポ）》
ICD, Sector – 59,Faridabad, Haryana -121004, India
資本⾦ 120,316千INR(約1億96百万円※) 決算期 3⽉31⽇
事業内容 ICD(インランド・コンテナ・デポ)運営
※使⽤為替レート １INR＝1.63円（平成30年5⽉10⽇現在）



■鴻池運輸㈱の概要

商号 鴻池運輸株式会社 ※東証 1 部 代表者 代表取締役兼社⻑執⾏役員 鴻池 忠彦
⼤阪本社 ⼤阪市中央区伏⾒町 4-3-9 東京本社 東京都中央区銀座6-10-1
創業 1880（明治 13）年 5 ⽉ 会社設⽴ 1945（昭和20）年5⽉30⽇
資本⾦ 1,710百万円(2018年3⽉31⽇現在) 従業員数 約22,000名（連結）
売上⾼ 276,761百万円（連結、18年3⽉期） 営業利益 11,067百万円（連結、18年3⽉期）
⽣産⼯程サービス、⼀般物流サービス、国際物流サービス、医療関連サービス、
事業内容 ファッション&アパレルサービス、空港関連サービス、定温物流サービス、
環境関連サービス、エンジニアリングサービス、エコエネルギーサービス

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