インテリックスリノベーションレポートVOL.14

vol.14
2016年2月22日
株式会社インテリックス(コード 8940 東証第二部)




― 番外編 ケーススタディ ―

リノベーション会社女性社員が実践する
中古マンション購入+リノベーション
[リノベーション]


今回のインテリックスリノベーションレポートは、ケーススタディの第三弾[リノベーション]編。
試行錯誤を繰り返したプランニングや、こだわりのインテリアコーディネートなど、
リノベーションだからこそ味わえる悩ましくも楽しい時間のはじまりです。
◆前回のおさらい◆
インテリックスの広報・企画を担当する社員A(40代女性・シングル)は、リノベーション
を想定して中古マンションを購入。築年数は古いものの、予算・エリア・間取りとすべての
条件を満たす優良物件との出会いを果たします。前所有者の造作による古民家風建具も大い
に気に入ったA。「新しいわが家」のイメージがぐっと膨らんできました。



<④プランニング>水まわりと、収納の問題。 2014年
年末∼
古いマンションにありがちな水まわりの問題。
そして収納スペースをいかに確保するかといった課題。 プランニング
快適なリノベーション空間を生み出すために、幾多の困難が目の前に立ちはだかります。 工事

水まわりのパズル
A邸のプランでは、まずDKと4.5帖の洋室を仕切る壁を撤去。ゆとりある
LDKをつくることにしました。
そして次に浮上したのが水まわりの問題。築40年超のマンションには、
現代の暮らし方とはそぐわない部分もまだ多く残っており、洗濯機置場が
室外、南側のバルコニーにあったのです。
室内への移動場所の候補としてプランナーが提案したのはキッチンのすぐ
脇。一般的に給排水が取りやすいこの場所。しかし「自分の生活スタイル
に合わないかも」とAが難色を示し、この案はボツに。洗面脱衣室の向か
い側に設置するというプランもありましたが、ここは排水勾配のために床
を大きく上げる必要が生じるとわかって断念。
試行錯誤の末、トイレ近くの廊下の収納スペースを広げて大型のリネン庫
とし、そこに設置することに決定。生活動線をまとめられるという利点も
生じて一件落着です。

散らかし上手の収納術
「散らかし上手の、片付け下手」を自称する社員A。リノベーション後、
自分がきちんとモノをしまえるのか疑わしいということで、キッチンにも
大型の収納スペースを造作。冷蔵庫と食器棚、可動棚付の大型収納を設け
て、リビングからキッチン周りの乱雑になりがちなアイテムを扉で一気に 完成間取
目隠しできるようにしたことがポイントです。
また、6帖の洋室の After
押入は、奥行きを広
げてウォークインク Before
ローゼットに変更。
かさばる冬物のコー
トやバッグ類なども
悠々と入るゆとりの
収納空間に生まれ変
わりました。
電子レンジや炊飯器、キッチン家電 バルコニーにあった洗濯機置場を 所持のチェストが格納
や小物雑貨を収納し、来客時には扉 リネン庫と一体化することで家事 できるか設計時に確認
を閉めてシンプル空間に 動線を確立 1/2
2015年
<⑤インテリア>好きなものに囲まれた空間。 春

前オーナーが残してくれた古民家風建具を活かしながら好みテイストを加えてアレンジ。 竣工
「自分らしさ」を表現するインテリアコーディネートで、心地よい空間づくりにも挑戦 入居
しました。

素敵な建具を残したい!
「建具の残置をお願いするくらいはじめて内見
したときから気に入っていました」と言うほど、
Aを惹きつけた前オーナー造作による古民家風
建具。

それをできるだけ活かすため洋室の開き戸・和
室の引き戸はそのまま使用。廊下とLDKを緩く
区切るスイングドアは、建具の一部を活用して
製作しました。また、トイレの収納棚を建具の
テイストに合わせて自らDIYするという熱の
入れよう。いよいよ住まいが完成に近づきます。



建具をそのまま活かすほか、LDKのスイングドアは
空間のアクセントとして存在感を発揮。
トイレ収納はAのDIY。

異国テイストを織り交ぜて
さらに、各居室にはテーマを設けました。
かねてから趣味で集めていたインテリアを利用し、LDKの壁には北欧・スウェーデンのアクセントクロスを採用。
華やかな空間に。寝室にはバリ家具を置き、落ち着いたトーンのアジアンテイストに。そして和室は日本の伝統
色である藍色を随所に用いて安らぎを演出。

それぞれの居室を繋ぐ古民家風の建具と、空間のポイントに取り入れた北欧テイストによって、空間に絶妙な統
一感をもたせることに成功しました。「建替え検討委員会が発足しているマンションなので、将来の売却したり
貸したりするかもということを考えずに思い切り個性的にしました」




北欧デザインのアクセントクロスで しっとりとした寛ぎのムードを生み出す どこかほっとする和室はゲストルーム
空間を印象的に アジアテイストのインテリア としても活用


◎リノベーションを終えて
一期一会の物件との出会い。
綿密なプランニングと施工力。
前オーナーの建具を活かしてつくりあげたインテリア。
さまざまな要素が融合し「世界にひとつの空間」がついに完成!リノベーションの醍醐味がぎゅっと
凝縮された家づくりを体験し、あらためて「リノベーションって楽しい!」を実感したA
凝縮された家づくりを体験し、あらためて「リノベーションって楽しい!」を実感したA でした。



株式会社インテリックス http://www.intellex.co.jp
【代表取締役】 代表取締役社長 山本卓也 【 資 本 金 】 22億9百円
【本社所在地】 東京都渋谷区渋谷2-12-19 【 設 立 】 1995年7月
【 事 業 所 】 札幌店、仙台店、横浜店、名古屋店、大阪店、福岡店
【上場取引所】 東京証券取引所第二部(コード8940)
【主な事業内容】 中古マンション再生流通事業(リノベーションマンション事業)、その他不動産事業

【報道関係の方からのお問い合せ先】
インテリックス広報事務局(フロンティアインターナショナル内) 担当:田中・森・千葉
TEL:03-5778-4844 / FAX:03-3406-5599 / mail:pr@frontier-i.co.jp 2/2

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