富士山朝霧バイオマス発電所の見学会を実施 - 「2023年SDGs QUEST みらい甲子園 全国交流会」MIRARTH賞受賞チーム -

NEWS RELEASE サステナブルな環境をデザインする力で、人と地球の未来を幸せにする。




2023 年 12 月 21 日
MIRARTHホールディングス株式会社


富士山朝霧バイオマス発電所の見学会を実施
~ 「2023 年 SDGs QUEST みらい甲子園 全国交流会」MIRARTH 賞受賞チーム ~

MIRARTHホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役:島田和一) 株式会社TREE
は、
(本社:神奈川県鎌倉市/代表取締役:水野雅弘)が全国で企画・総合プロデュースする「SDGs QUEST
みらい甲子園」の全国交流オフィシャルスポンサーとして協賛しております。
8月に実施された全国交流会にて、
「MIRARTH賞」を受賞した北海道岩見沢農業高等学校「ムロヨワシ」
チームを招き、静岡県富士宮市にて「富士山朝霧バイオマス発電所」の見学会を実施しましたので、お
知らせいたします。




 今回の見学会について
2023 年 8 月に実施された全国交
流会にて、当社グループのサステ
ナビリティの取り組み事例として
紹介した「富士山朝霧バイオマス
発電所」における地域循環型の資
源の活用、地域課題解決に向けた
取り組みを、
「ムロヨワシ」チーム
に興味を持っていただき、MIRARTH
賞 受 賞 時の コメ ン トで依 頼 を 受
け、今回の見学会が実現いたしま
した。数々のイベントにおいて、当
事例を紹介してまいりましたが、
このように現地見学まで結びついた事例は初めてとなります。
本発電所は、環境省による「環境調和型バイオマス資源活用モデル事業」として使用していた施設を再
利用するだけでなく、施設拡張も行い、産業廃棄物となる牛ふんの受入れ可能量を増設するなど、より一
層地域課題の解決に向けての取り組みを強化しております。また、事業内で生まれた液肥を適正時期に散
布できるよう、貯留槽なども拡大し、さらに地域貢献に繋がる施設への改良を進めております。
今回の見学会は、全行程約 4 時間の短い時間ではございましたが、上記のような現状の説明、発電所内
の設備の説明に限らず、近隣の酪農家からの牛ふんの受入れの様子も見学するなど、濃密な時間となりま
した。参加された高校生からは、
「自分たちで考えたアクションプランのように、自然エネルギーを活用
した事例を目にすることができてよかった」、
「今後の学生生活の中でも、今回学んだことを活かしていき
たい」「地域課題解決のサイクルが回っていることを実感できた」などのコメントをいただきました。





▲説明を受ける様子 ▲牛ふんの受入れの様子


 「ムロヨワシ」チームのアクションプランについて
「ムロヨワシ」チームは、2022 年度の「SDGs QUEST みらい甲子園」において、アクションプラン「豪
雪地帯の雪と籾殻を活用したゼロカーボン農業生産地域へ」を企画し、北海道エリア大会で最優秀賞を受
賞するとともに、2023 年 8 月に開催された全国交流会では、MIRARTH 賞を受賞しました。
当アクションプランは、特別豪雪地帯である岩見沢ならではの「雪」と、全道トップクラスの穀倉地帯
で余った「籾殻」という二つの難敵を資源とすることで、年間を通し栽培可能な状態を実現するもので
す。農家の所得向上、冬場の道産野菜の確保という喫緊の課題を解決するだけでなく、SDGs の掲げる「9:
産業と技術革新の基盤をつくろう」をゴールへも導くようなアクションプランです。
詳細は以下の URL よりご確認ください。
参考 URL:https://youtu.be/UmprRC3DEHw?si=uMFaA38z3RdI9kEb


 SDGs QUEST みらい甲子園とは
「SDGs QUEST みらい甲子園」とは、高校生が持
続可能な地球の未来を考え行動するために、SDGs
を探究し、社会課題解決に向けたアイデアを創出
し、そのアクションアイデアを発表する大会です。
その上で、新学習指導要領に記載されている“持
続可能な社会の担い手”を育てるために、SDGs を
起点とした社会課題解決に向けた行動を促す機会
の創発を狙いとしております。
当取り組みは 2019 年に北海道 関西エリアでス

タートし、開催エリア及び参加者の規模は年々拡
大を続け、2023 年度は 19 エリア 32 都道府県、約
4,800 校に通う高校生を対象に開催されます。
 当社グループの SDGs 達成に向けた取り組み
当社グループでは、Our Purpose(存在意義)
「サステナブルな環境をデザインする力で、人と地球の未
来を幸せにする。」を掲げ、住宅の供給や自然エネルギーの導入など様々な事業を通じてサステナビリテ
ィ活動に取り組むことで、SDGs の目標達成に貢献したいと考えております。
コア事業である『不動産事業』におきましては、
「新築分譲マンション事業」をはじめ、建物の老朽化
や築年数が相当程度経過したことに伴う集合住宅等の「建替事業」
、そして都市の機能性や居住性を向上
させ安心・安全で魅力あるまちづくりを実現する「再開発事業」を展開し、SDGs の掲げる「11:住み続
けられるまちづくりを」の達成、一人ひとりの理想の暮らしの実現に貢献してまいります。
また、
『エネルギー事業』におきましては、2013 年のメガソーラー事業への参入以来、事業規模を年々
拡大しており、2021 年には「バイオマス発電事業」「風力発電事業」にも参入いたしました。引き続き

SDGs の掲げる「7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに」「13:気候変動に具体的な対策を」の達

成、また CO2 排出量の削減と電力供給の安定化に寄与してまいります。
これらの事業に限らず、今後も SDGs の目標達成に向けた取り組みを支援・推進し、持続可能な社会の
実現や、地域社会と共創することで未来のまちづくりに取り組んでまいります。


 発電所概要
発 電 所 名 称 : 富士山朝霧バイオマス発電所
事 業 主 : 合同会社富士山朝霧 Biomass
所 在 地 : 〒418-0101 静岡県富士宮市根原 115-1
発 電 容 量 : 100kWh
想定年間発電量 : 800,000kWh
燃 料 : 富士宮市朝霧地域の酪農家から収集した牛ふん(17t/日・約 300 頭分)
売 電 単 価 : 39 円/kWh


 運営会社概要(合同会社富士山朝霧 Biomass)
商 号 : 合同会社富士山朝霧 Biomass
所 在 地 : 〒418-0101 静岡県富士宮市根原字宝山 115 番 1
設 立 : 2021 年 4 月
事 業 内 容 : 畜産バイオに係る再生エネルギーの製造販売と液肥の販売 他
資 本 金 : 1 百万円


 協賛概要
名 称 : SDGs QUEST みらい甲子園 全国交流オフィシャルスポンサー
協 賛 期 間 : 2023 年 4 月 1 日~2024 年 3 月 31 日
協 賛 内 容 : ①みらい甲子園受賞アクション普及啓発広報媒体「2030 探究新聞」発行
②2022 年度大会各エリア最優秀賞受賞チームによる「SDGs QUEST 全国交流会」
主 催 : 各開催エリア大会 実行委員会
企画・総合プロデュース : 株式会社 TREE
U R L : https://sdgs.ac
 提携社概要
商 号 : 株式会社 TREE
代 表 者 : 代表取締役 水野 雅弘
所 在 地 : 〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町 13-37 ブランシュ鎌倉 2F
設 立 : 1988 年 2 月
事 業 内 容 : サステナビリティ経営・マーケティングコンサルティング事業、
サステナビリティ映像プロダクション事業、サステナビリティ教育支援事業
資 本 金 : 2,200 万円
U R L : https://tree.vc


 会社概要
商 号 : MIRARTH ホールディングス株式会社
代 表 者 : 代表取締役 島田 和一
所 在 地 : 〒100-0005 東京都千代田区丸の内 1-8-2 鉄鋼ビルディング 16F
設 立 : 1972 年 9 月
事 業 内 容 : グループ会社の経営管理等
資 本 金 : 4,819 百万円
U R L : https://mirarth.co.jp

【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
MIRARTH ホールディングス株式会社
グループ広報部 広報課
担当:大島
Mail:gr.koho@mirarth.co.jp

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