東京都へのクレジット(CO2超過削減量)寄付

Press Release
2020 年 3 月 31 日
空港施設株式会社



東京都へのクレジット(CO2 超過削減量)寄付
~「ゼロエミッション東京」を目指す東京都に賛同~

当社グループでは現在、ESG への積極的且つ誠実な取り組みの一環として、再生エネルギーへの
取り組みの他、環境対策への熱源機器や照明機器の更新をはじめ、設備の運用方法の工夫、日
頃の業務における社員の環境意識向上に向けた啓発活動等を行っております。
今般、CO2 を排出しない持続可能な都市「ゼロエミッション東京」を目指す東京都の取り組み
(※1)に賛同し、3 月 31 日に東京都キャップ&トレード制度(※2)に基づく超過削減量であ
る 94,831tをクレジットとして東京都に寄付致しました。このクレジットは、上記の活動により CO2
の排出を削減し、東京都が定める削減義務量を達成したことにより得られたものです。
当社グループは、2019 年に策定した中期経営計画において、地球温暖化への対応のため二酸
化炭素削減を掲げており、持続可能な社会の実現により一層貢献してまいります。



空港施設グループ CO2削減量合計(※3)
(t)
125,000 (単位:t)

105,000 寄付分
85,000
削減実績量 114,425
超過削減量
65,000 削減実績量
45,000
削減義務量 27,958
25,000
削減義務量
5,000
超過削減量
第一計画期間 94,831
※注
(2011~2014年度)

■削減実績量 ■削減義務量 ■超過削減量
削減実績 削減義務 超過削減


※注 第一計画期間中の超過削減量については、東京都による東日本大震災に伴う排出係数の見
直しを受けたため、削減義務量と超過削減量の合計が削減実績量を上回っております。
(参照︓総量削減義務と排出量取引制度における排出量取引運用ガイドライン
(https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/climate/large_scale/rules/cat9740.files
/torihiki_guideline_201910.pdf))
Press Release


≪当社グループの主な取り組み≫
【東京空港冷暖房㈱】

東京空港冷暖房㈱では、冷凍機をより
エネルギー効率のよいものに更新を行
い、省エネルギー化に大きく貢献しまし
た。




【電動ターボ冷凍機】


東京空港冷暖房㈱における運転方法
について、吸収式冷凍機からターボ冷凍
機を多く用いるよう工夫したことで、大幅
な CO2 排出抑制を実現しました。




【航空貨物ターミナル施設 電灯(庇下部)】

当社が管理している貨物上屋の電灯
を、水銀灯から LED 灯に更新したこと
により、消費電力の削減に寄与しまし
た。
Press Release


※1 「クレジット寄付によるゼロエミッション東京に関する取組について」
下記の東京都環境局 HP にて詳細内容をご確認いただけます。
(http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/climate/large_scale/mukouka/index.html)
※2 「東京都キャップ&トレード制度」
都内大規模事業所に対し、CO2 排出量の総量削減を義務付けるとともに、 排出量取引によ
り他の事業所の削減量等を取得して、義務履行が可能な制度(東京都環境確保条例より)
※3 「ゼロエミッション東京」を目指す東京都の取り組み(上記※1)は、都内大規模事業所が対象
となっており、その対象事業所については毎年見直しを行っております。
当社グループでは、第一計画期間中に対象事業所数が減少しており、第二計画期間での削
減量の減少の一因となっております。


以 上
【本件に関するお問い合わせ先】
空港施設株式会社 IR 室
電話(03)3747-0251

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