再生可能エネルギー分野における新たな投資戦略がスタート

2017 年 11 月 24 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(東証JASDAQ スタンダード:8739)


再生可能エネルギー分野における新たな投資戦略がスタート
日本におけるインフラ投資の新たな時代を切開く!


弊社子会社のスパークス・アセット・トラスト&マネジメント株式会社は、再生可能エネルギーブラウンフィール
ド・ファンド(稼働中再生可能エネルギー施設への投資ファンド。以下、ブラウンファンドという)を組成し、29日から
運用を開始します。太陽生命保険株式会社、株式会社栃木銀行、株式会社三井住友銀行、三井住友ファ
イナンス&リース株式会社、リコーリース株式会社(50音順)を始めとする機関投資家等からご出資いただき、ファ
ンド規模200億円で、11月7日に初回クロージングを行っております。ファンドは引き続き出資を受け付けており、
最終的には、ファンドの規模を500億円まで拡大することを目指しています。

ブラウンファンドは、固定価格買取制度により、長期間安定したキャッシュフローを確保し、また稼働中の発電
施設のみに投資するため、開発リスクがなく、当初から利益分配を出していくこととなります。株式・債券といったア
セットクラスと低相関であり、国内市場での新たなオルタナティブ商品であると考えております。

弊社グループは、創業来、主として株式投資の領域において、常に新しい投資領域を開拓してきた実績を有
し、その投資哲学と伝統は再生可能エネルギー発電施設を始めとした実物資産への投資にも、連綿と継承さ
れております。実物資産投資は、対象資産の状況、規制環境、投資手法や投資チームの人材確保等特殊性
の強い分野ですが、弊社グループは、各分野における一流のビジネス・パートナーの皆様とともに再生可能エネル
ギー発電所への投資を一から開発・実行することによって、そのノウハウを地道に蓄積してまいりました。すでに、
開発段階から投資を行なうグリーンフィールド・ファンドにより、2017年9月末時点で総事業規模1478億円、発
電所数24件(発電容量:約344MW)の投資実績がございます。

これまでの実物資産投資で培ってきた調査分析能力と実務実行能力に加え、ボトムアップ・アプローチをベー
スとした投資のプロフェッショナルであるという強みを生かし、日本国内で稼働している再生可能エネルギー発電
施設へ投資を通じて長期安定的な運営を目指すことで、新たなフィールドにおける実業とファイナンスの架け橋に
なることができるものと考えております。今後、更に深化すべく、国内外の投資家に対して長期的に安定した
キャッシュフローを産み出す魅力ある投資商品をご提供することに取り組んで参ります。

日本におけるインフラ投資は今後巨額の更新投資が必要であり、厳しい財政状況を考えると、インフラの更
新や新設に民間資金を呼び込むことは不可欠になってまいります。日本のインフラ投資に新たな時代を切り開く
ためにも、弊社グループがインフランファンドのパイオニアとして引き続き市場を牽引して参ります。

また、化石燃料に依存しないクリーンなエネルギーである再生可能エネルギー発電施設ファンドへの投資は、
世界で関心高まるESG(環境・社会・ガバナンス)投資の趣旨に正に叶った投資であると考えております。そして
もちろん、こうした施策が、世界第5位のエネルギー消費国でありながら、自給率がわずか7%にとどまる日本の
再生可能エネルギーによる発電量増加にも寄与することを願っています。
<ファンド概要>
ファンド名 スパークス・再生可能エネルギー・ブラウン1号投資事業有限責任組合
募集金額 500億円(上限)
出資者 GP:スパークス・グループ株式会社
LP:太陽生命保険株式会社、株式会社栃木銀行、株式会社三井住友銀行、
三井住友ファイナンス&リース株式会社、リコーリース株式会社(50音順)他
ファンド期間 ファンド組成日から20年間
投資期間 2020年10月31日まで


 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 経営管理部
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101

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