【ソニー生命】子どもの教育資金に関する調査2017

2017 年 3 月 14 日


各位

ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社
(コード番号:8729 東証第一部)



本日、ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社の 100%子会社であるソニー生命保険株式
会社が下記プレスリリースを行いましたので、お知らせします。






ソニー生命保険株式会社 プレスリリース(添付)

子どもの教育資金に関する調査 2017

以 上




【お問合せ先】
ソニー生命保険株式会社 広報部広報課 TEL:03-5290-6228
2017 年 3 月 14 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)
ソニー生命調べ/大学生以下の子どもがいる 30 歳~59 歳の男女 1,000 名にアンケート
子どもの教育資金に関する調査 2017
子どもが社会人になるまでに教育資金はいくら必要か 平均予想金額は 1,194 万円
昨年までとは一転して上昇傾向に――今年は 58 万円上昇
学校以外での教育費 一人あたりの月額平均は 12,560 円、昨年と比べ大幅増
3 人に 1 人が子どもの教育資金のために「自分のこづかいを我慢」
ICT 技術を活用した授業で受けさせたい 1 位「デジタル教材を使用した授業」
有名人部門の 1 位は「イチローさん」2 位「タモリさん」3 位「天海祐希さん」と「所ジョージさん」
子どもを持つ親にとって、子どもの成長を応援したいという思いは強いのではないでしょうか。その応援のかたちの一つとして挙げられ
るのが、教育資金です。教育資金は、それぞれの家庭の状況や子どもの進む道に応じて、具体的にいくらくらい必要となるのか、いつ必
要となるのかといったことが変わってきます。そのため、計画的に備えていくべきものとされています。
そこで、ソニー生命では、2014 年、2015 年、2016 年に引き続き、教育資金に関する意識と実態について明らかにする「子どもの教育資
金に関する調査 2017」を行いましたので、お知らせいたします。
◆本調査結果の要約◆
■ POINT 1 【教育や教育資金に関する意識】(P. 2-5)
⇒子どもが社会人になるまでに教育資金はいくら必要か 平均予想金額は 1,194 万円
昨年までとは一転して上昇傾向に――今年は 58 万円上昇
未就学児の親(248 名)に、子どもが小学生から社会人になるまでに、教育資金がいくらくらい必要だと思うか聞いたところ、「1,000 万円~
1,400 万円位」が 36.7%で最多回答となり、平均額は 1,194 万円となりました。
平均予想金額を過去の調査と比較してみると、2014 年 1,229 万円→2015 年 1,156 万円→2016 年 1,136 万円と、前回調査までは減少傾
向が続いていましたが、今回の調査では一転上昇する結果となりました。
■ POINT 2 【子育て・教育に関する支出の実態】(P.6-8)
⇒学校以外での教育費 一人あたりの月額平均は 12,560 円、昨年と比べ大幅増
親は、その学校以外での教育費について、1 ヶ月にいくらくらい支出しているのでしょうか。全回答者(1,000 名)に、子どもに対し、学校以
外での教育費に 1 ヶ月あたり平均でいくら支出しているかを聞きました。
子どもの学校以外での教育費の平均支出金額を合計すると、12,560 円/月となりました。内訳は、≪スポーツや芸術などの習い事≫は
4,545 円/月、≪家庭学習費用(通信教育、書籍など)≫は 2,765 円/月、≪教室学習費用(学習塾、英会話、そろばん教室など)≫では 5,250
円/月となっています。
■ POINT 3 【大学等のための教育資金準備】(P.9-11)
⇒3 人に 1 人が子どもの教育資金のために「自分のこづかいを我慢」
全回答者(1,000 名)に対して、子どもの教育資金を捻出するために、節約している支出があるか聞きました。まず、「外食費」が最も多く
42.3%となり、次いで、「衣類・ファッション費」(38.0%)、「レジャー・娯楽費」(36.5%)、「自分のこづかい」(34.6%)が 3 割台、「食費(外食除く)」
(28.8%)、「水道光熱費」(24.0%)、「交際費」(24.0%)が 2 割台で続く結果となりました。「外食費」については 4 割以上が回答しており、“節約は
外食費から”といった考えの人が多いようです。また、「自分のこづかい」については 3 人に 1 人が回答しており、子どものためなら、ということ
で自分のこづかいを減らしている親も少なくないようです。
■ POINT 4 【ICT 技術を活用した授業に関する意識】(P.12)
⇒ICT 技術を活用した授業で受けさせたい 1 位「デジタル教材を使用した授業」
ICT 技術を活用した授業について、提示した授業内容の中に受けさせたいと思う授業がある親(564 名)が、どのような授業を受けさせたい
と思っているのかみると、「デジタル教材(アプリやソフトなど)を使用した授業」が 45.2%で最も多く、次いで、「海外のネイティブ講師によるマ
ンツーマンのオンライン英会話を行う授業」が 38.5%、「電子黒板を使用した授業」が 35.6%、「デジタル教科書(電子書籍)を使用した授業」が
34.9%、「ICT リテラシーの向上(パソコンスキル、プログラミングスキルなど)を図る授業」が 34.6%となりました。
■ POINT 5 【子どもに目指して欲しい理想の大人・就いて欲しい職業ランキング 2017】(P.13-14)
⇒子どもに目指して欲しい“理想の大人”のイメージ
有名人部門の 1 位は「イチローさん」2 位「タモリさん」3 位「天海祐希さん」と「所ジョージさん」
全回答者(1,000 名)に、自分の子どもに目指して欲しい“理想の大人”のイメージに合う有名人や歴史上の人物について聞きました。
まず、有名人としては、「イチローさん」(44 件)が 1 位となり、次いで、2 位「タモリさん」(23 件)、3 位「天海祐希さん」、「所ジョージさん」(各
22 件)となりました。
回答者がその人物を選んだ理由を聞いたところ、1 位のイチローさんについては、「夢を諦めずに努力をする人だから」といった理由が多く
挙がっており、努力の大切さや目標に向かって諦めないことの大切さを、自分の子どもに知って欲しいと思う様子がうかがえました。
2017 年 3 月 14 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

子どもの教育資金に関する調査 2017
【教育や教育資金に関する意識】
夫婦の教育熱 「夫婦ともに教育熱心」は 22%
「夫婦で教育方針が異なる」5 人に 1 人以上、「教育のことでよく夫婦喧嘩をする」7 人に 1 人

「子どもの受験・進学に不安」7 割以上
「教育資金に不安」は 7 割半、夫婦で教育方針が異なる人では 8 割半に
教育資金の不安理由「どのくらい必要かわからない」が最多、未就学児の親では 7 割以上
大学生等の親では「収入の維持や増加に自信がない」が半数

子どもが社会人になるまでに教育資金はいくら必要か 平均予想金額は 1,194 万円
昨年までとは一転して上昇傾向に――今年は 58 万円上昇

【子育て・教育に関する支出の実態】
学校以外での教育費 一人あたりの月額平均は 12,560 円、昨年と比べ大幅増
習い事にかける費用 中高生の親では 1,263 円増加
教室学習費用 小学生の親は 1,140 円増加、中高生の親は 1,854 円増加

「子どもの携帯・スマホ料金を支払っている」半数以上 平均支出金額は 6,563 円
「一人暮らしの子どもへのこづかい・仕送り」 1 ヶ月あたりの平均支出金額は 57,299 円

進学費用のための備え 高校生以下の子を持つ親の平均支出額は昨年より 346 円/月増加

【大学等のための教育資金準備】
大学等のための教育資金準備の方法 1 位「学資保険」2 位「銀行預金」3 位「財形貯蓄」
子どもの教育資金のための節約 「外食費の節約」が最多回答
3 人に 1 人が子どもの教育資金のために「自分のこづかいを我慢」

親が大学等のための教育資金を準備する理由「親の義務だと思うから」が半数以上
未就学児の親が教育資金を準備するのは「色々な選択肢を与えたいから」

【ICT 技術を活用した授業に関する意識】
ICT 技術を活用した授業で受けさせたい 1 位「デジタル教材を使用した授業」
2 位「ネイティブ講師によるマンツーマンのオンライン英会話」3 位「電子黒板を使用した授業」

【子どもに目指して欲しい理想の大人・就いて欲しい職業ランキング 2017】
子どもに目指して欲しい理想の大人
有名人部門の 1 位は「イチローさん」2 位「タモリさん」3 位「天海祐希さん」と「所ジョージさん」
子どもに目指して欲しい理想の大人 歴史上の人物部門 1 位は「坂本龍馬」
子どもに就いて欲しい職業 1 位「公務員」2 位「医師」3 位「会社員」「看護師」

このたび、ソニー生命保険株式会社(代表取締役社長 萩本 友男)は、2017 年 2 月 9 日~2 月
13 日の 5 日間、大学生以下の子ども(複数いる場合は長子)がいる 30~59 歳の男女に対し、2014
年 1 月、2015 年 3 月、2016 年 2 月に発表した調査(※)に続いて「子どもの教育資金に関する調査」
をインターネットリサーチで実施し、1,000 名の有効サンプルの集計結果を公開しました。(調査協
力会社:ネットエイジア株式会社)
※ソニー生命保険株式会社「子どもの教育資金と学資保険に関する調査」、2014 年 1 月発表
ソニー生命保険株式会社「子どもの教育資金と学資保険に関する調査 2015」、2015 年 3 月発表
ソニー生命保険株式会社「子どもの教育資金と学資保険に関する調査 2016」、2016 年 2 月発表



2017 年 3 月 14 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

アンケート調査結果
◆夫婦の教育熱 「夫婦ともに教育熱心」は 22%
◆「夫婦で教育方針が異なる」5 人に 1 人以上、「教育のことでよく夫婦喧嘩をする」7 人に 1 人
大学生以下の子ども(複数いる場合は長子)がいる 30~59 歳の男女 1,000 名(全回答者)のう
ち、現在、配偶者がいる人(893 名)に、子どもの教育に関する家庭の状況について聞きました。
まず、≪夫婦の教育熱≫についてみると、「夫婦ともに教育熱心だ」が 21.6%、「自分は教育熱
心だがパートナーはそうではない」が 17.9%、「パートナーは教育熱心だが自分はそうではない」
が 24.2%で、『夫婦のうち少なくともどちらかが教育熱心』は 63.7%となりました。親が教育熱心とい
う家庭は多いようです。一方、「夫婦ともに教育熱心ではない」は 36.3%でした。 (図 1)
また、≪夫婦間で教育方針が異なるか≫では「あてはまる(計)」(「非常に」と「やや」の合計)
は 22.9%と 5 人に 1 人以上の割合となり、≪子どもの教育のことでよく夫婦喧嘩をするか≫では
「あてはまる(計)」は 14.0%と 7 人に 1 人の割合になりました。子どもの教育方針について夫婦間
にズレがあったり、喧嘩に発展してしまったりしている夫婦もいるようです。 (図 2)(図 3)
(図 1) ◆子どもの教育に関し、夫婦の教育熱はどうか [単一回答] 対象:現在、配偶者がいる人 夫婦のうち
少なくとも
どちらかが
0% 20% 40% 60% 80% 100%
教育熱心


全体【n=893】 21.6 17.9 24.2 36.3 63.7


夫婦ともに教育熱心だ
自分は教育熱心だがパートナーはそうではない
パートナーは教育熱心だが自分はそうではない
夫婦ともに教育熱心ではない



(図 2) ◆夫婦間で教育方針が異なるか [単一回答]
対象:現在、配偶者がいる人 あては あては
まる まらない
0% 20% 40% 60% 80% 100% (計) (計)


全体【n=893】 4.4 18.5 55.9 21.3 22.9 77.2



非常にあてはまる ややあてはまる
あまりあてはまらない 全くあてはまらない


(図 3) ◆子どもの教育のことでよく夫婦喧嘩をするか [単一回答]
対象:現在、配偶者がいる人 あては あては
まる まらない
0% 20% 40% 60% 80% 100% (計) (計)


2.1
全体【n=893】 48.4 37.6 14.0 86.0
11.9


非常にあてはまる ややあてはまる
あまりあてはまらない 全くあてはまらない





2017 年 3 月 14 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆「子どもの受験・進学に不安」7 割以上
◆「教育資金に不安」は 7 割半、夫婦で教育方針が異なる人では 8 割半に
次に、全回答者(1,000 名)に、子どもの将来に関する項目をいくつか挙げて、それぞれどの程
度不安を感じるか聞きました。
不安を感じている人の割合(不安を感じる(計):「非常に」と「やや」の合計)を、子どもの生活
面に関する項目についてみると、≪学校生活≫では 48.2%、≪インターネットや SNS の利用≫で
は 63.6%となりました。子どもの進路に関する項目についてみると、≪受験・進学(※)≫では 71.2%、
≪就職活動≫では 64.9%となり、日常生活など現在のことよりも、子どもの受験や就職といった将
来のことに対して不安を感じている親のほうが多いようです。また、≪教育資金≫では 75.0%とな
り、不安を感じている人の割合はさらに高くなりました。
夫婦の教育方針別に不安を感じている人の割合をみると、≪学校生活≫(同じ 44.6%、異なる
60.7%)や≪受験・進学≫(同じ 66.8%、異なる 83.7%)、≪教育資金≫(同じ 72.0%、異なる 85.8%)で
は教育方針が同じ夫婦より異なる夫婦のほうが 15 ポイント前後高くなりました。夫婦で教育方針
にズレがある人のほうが、子どもの教育について不安を感じる傾向にあるようです。 (図 4)
※ 高校生以下の子どもの親(755 名)のみ回答


(図 4)

◆子どもの将来に関して、それぞれどの程度不安を感じるか [各単一回答] 不安を 不安を
感じる 感じない
0% 20% 40% 60% 80% 100% (計) (計)
≪学校生活≫
全体【n=1000】 11.2 37.0 42.0 9.8 48.2 51.8

夫婦の 同じ【n=689】 7.0 37.6 45.4 10.0 44.6 55.4
教育方針
異なる【n=204】 23.0 37.7 33.3 5.9 60.7 39.2

≪インターネットやSNSの利用≫
全体【n=1000】 18.7 44.9 28.4 8.0 63.6 36.4

夫婦の 同じ【n=689】 16.1 45.7 30.5 7.7 61.8 38.2
教育方針
異なる【n=204】 27.5 45.1 20.6 6.9 72.6 27.5

≪受験・進学≫
高校生以下の子どもの親【n=755】 22.3 48.9 22.8 6.1 71.2 28.9

夫婦の 同じ【n=527】 16.5 50.3 26.9 6.3 66.8 33.2
教育方針
異なる【n=153】 37.9 45.8 14.4 2.0 83.7 16.4

≪就職活動≫
全体【n=1000】 22.2 42.7 27.7 7.4 64.9 35.1

夫婦の 同じ【n=689】 18.0 44.8 30.5 6.7 62.8 37.2
教育方針
異なる【n=204】 32.4 39.2 22.5 5.9 71.6 28.4

≪教育資金≫
全体【n=1000】 30.1 44.9 19.2 5.8 75.0 25.0

夫婦の 同じ【n=689】 25.4 46.6 21.6 6.4 72.0 28.0
教育方針
異なる【n=204】 38.7 47.1 12.7 1.5 85.8 14.2

非常に不安を感じる やや不安を感じる あまり不安を感じない 全く不安を感じない





2017 年 3 月 14 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆教育資金の不安理由「どのくらい必要かわからない」が最多、未就学児の親では 7 割以上
大学生等の親では「収入の維持や増加に自信がない」が半数
教育資金に不安を感じると回答した割合が 75.0%と 4 人に 3 人の割合となりましたが、どのよう
なことが教育資金に対する不安の理由になっているのでしょうか。
教育資金に不安を感じている人(750 名)に、子どもの教育資金について不安を感じる理由を
聞いたところ、「教育資金がどのくらい必要となるかわからない」が 57.2%で最も多くなり、次いで、
「収入の維持や増加に自信がない」が 44.1%、「貯蓄が苦手」が 28.0%となりました。今後どのくらい
お金が必要となるのか、今の収入がどのように変わるのか、といったことがはっきりしないと、将
来の見通しを立てることが難しいために、教育資金に不安を感じる人が多いようです。また、「消
費税 10%への増税」(26.1%)や「社会保険料の負担増」(23.3%)といった、税や社会保険に関わる
負担の増加も上位になりました。税制や社会保障制度がどのように変わるかということも、教育
資金への不安の要因の一つとなっているようです。
さらに、子どもの就学段階別にみると、子どもが未就学児、小学生、中高生の親では、「教育
資金がどのくらい必要となるかわからない」(未就学児 70.5%、小学生 60.3%、中高生 61.7%)が最
も高くなりましたが、大学生等の親では「収入の維持や増加に自信がない」(50.0%)が最も高くな
りました。高校生までの子どもの親は、子どもの教育にいくら必要になっていくのかわからないこ
とが、大学生等の親は、現在の収入の水準を今後維持できるかということが、不安の理由になっ
ているようです。 (図 5)


(図 5)
◆子どもの教育資金に不安を感じる理由 [複数回答] ※上位10項目までを表示
対象:子どもの教育資金に不安を感じている人
75%
57.2 全体【n=750】

50% 44.1

28.0 26.1 24.9 23.3 22.9 21.3
25%
10.8 10.1

0%
教育資金 収入の 貯蓄が 消費税 収入が 社会 病気や 節約が 健康に 教育資金
が 維持や 苦手 10%への 不安定 保険料の ケガで 苦手 自信が に
どのくらい 増加に 増税 負担増 収入が ない 関して
必要と 自信が 途絶える 相談する
なるか ない リスク 人が
わからない いない
全体【n=750】 57.2 44.1 28.0 26.1 24.9 23.3 22.9 21.3 10.8 10.1
就 子 未就学児【n=193】 70.5 41.5 24.9 28.5 21.2 23.8 29.5 22.8 13.5 7.8
学 ど 小学生【n=189】 60.3 44.4 28.6 24.3 23.8 21.7 15.3 18.0 6.9 8.5
段 も 中高生【n=207】 61.7 41.7 31.6 25.7 30.6 25.7 22.3 20.9 12.6 11.7
階 の 大学生等【n=166】 32.1 50.0 26.5 25.9 23.5 21.6 24.7 24.1 9.9 13.0
■全体比+10pt以上 ■全体比+5pt以上 ■全体比-5pt以下 ■全体比-10pt以下 (%)





2017 年 3 月 14 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆子どもが社会人になるまでに教育資金はいくら必要か 平均予想金額は 1,194 万円
昨年までとは一転して上昇傾向に――今年は 58 万円上昇
続いて、未就学児の親(248 名)に、子どもが小学生から社会人になるまでに、教育資金がいく
らくらい必要だと思うか聞いたところ、「1,000 万円~1,400 万円位」が 36.7%で最多回答となり、平
均額は 1,194 万円となりました。
平均予想金額を過去の調査と比較してみると、2014 年 1,229 万円→2015 年 1,156 万円→2016
年 1,136 万円と、前回調査までは減少傾向が続いていましたが、今回の調査では一転上昇する
結果となりました。 (図 6)


(図 6) 経年調査
◆子どもが小学生から社会人になるまでに必要だと思う教育資金 [単一回答]
75%
2014年:未就学児の親【n=248】 2015年:未就学児の親【n=248】
平均予想金額:
2016年:未就学児の親【n=248】 2017年:未就学児の親【n=248】
2014年:1,229万円
2015年:1,156万円
50% 2016年:1,136万円
2017年:1,194万円



25%




0%

300万円 300万円~ 500万円~ 1,000万円~ 1,500万円~ 2,000万円~ 2,500万円~ 3,000万円
未満 400万円位 900万円位 1,400万円位 1,900万円位 2,400万円位 2,900万円位 以上





2017 年 3 月 14 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆学校以外での教育費 一人あたりの月額平均は 12,560 円、昨年と比べ大幅増
◆習い事にかける費用 中高生の親では 1,263 円増加
◆教室学習費用 小学生の親は 1,140 円増加、中高生の親は 1,854 円増加
教育費については、学校にかかるものの他に、塾などの教室学習や習い事といった学校以外
での教育費がありますが、親は、その学校以外での教育費について、1 ヶ月にいくらくらい支出し
ているのでしょうか。全回答者(1,000 名)に、子どもに対し、学校以外での教育費に 1 ヶ月あたり
平均でいくら支出しているかを聞きました。
まず、子どもの学校以外での教育費の平均支出金額を合計すると、12,560 円/月となりました。
内訳は、≪スポーツや芸術などの習い事≫は 4,545 円/月、≪家庭学習費用(通信教育、書籍な
ど)≫は 2,765 円/月、≪教室学習費用(学習塾、英会話、そろばん教室など)≫では 5,250 円/月
となっています。
2016 年調査と比較すると、≪スポーツや芸術などの習い事≫は 677 円/月、≪家庭学習費用
≫は 147 円/月、≪教室学習費用≫は 1,496 円/月と、3 項目とも増加となり、平均支出金額の合
計が 2,320 円/月の増加となりました。
小学生の親や中高生の親についてみると、≪スポーツや芸術などの習い事≫では、小学生
の親は 529 円/月の増加、中高生の親は 1,263 円/月の増加となりました。また、≪教室学習費用
≫では、小学生の親は 1,140 円/月の増加、中高生の親は 1,854 円/月の増加となりました。習い
事を通じて将来の役に立つような力を身につけて欲しいという親の気持ちや、塾などで勉強を頑
張って欲しいという親の気持ちが強くなっているのかもしれません。 (図 7)


(図 7) 経年調査
◆学校以外での教育費の平均支出金額(子ども一人あたり・月額)
[自由回答結果より算出]
20,000円
18,611円
スポーツや芸術などの習い事
家庭学習費用 学外学習費用(計) 15,809円
16,000円 5,538円
教室学習費用 13,867円
12,560円 4,275円
11,685円 11,156円
12,000円
10,240円 3,390円
6,025円 9,228円
4,545円
3,704円
5,496円 3,859円
8,000円 3,868円
6,534円
3,829円
2,765円 2,695円
4,164円 3,042円
2,618円 2,754円 2,182円 9,683円
4,000円 7,829円 3,506円
1,867円 1,920円
5,250円 5,147円
3,754円 1,047円 4,007円 4,255円
1,250円 1,860円 1,893円
0円
全体 未就学児の親 小学生の親 中高生の親 大学生等の親
2016年 2017年 2016年 2017年 2016年 2017年 2016年 2017年 2016年 2017年
n=1000 n=1000 n=248 n=248 n=248 n=248 n=252 n=252 n=252 n=252





2017 年 3 月 14 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆「子どもの携帯・スマホ料金を支払っている」半数以上 平均支出金額は 6,563 円
◆「一人暮らしの子どもへのこづかい・仕送り」 1 ヶ月あたりの平均支出金額は 57,299 円
さらに、全回答者(1,000 名)に、子どもに関係する支出として≪携帯・スマホの通信・通話料金
≫≪こづかいや仕送り≫についても聞いたところ、子どもの≪携帯・スマホの通信・通話料金≫
に支出している親の割合は 53.4%となり、半数以上の親が支出しているという結果となりました。
また、≪こづかいや仕送り≫に支出している親の割合は、全体では 50.9%となり、2 人に 1 人が支
出しているようです。同居状況別にわけてみると、子どもが一人暮らしをしている親では 81.4%、
子どもが一人暮らしをしていない親では 48.6%となりました。 (図 8)(図 9)
(図 8)

◆子どもの通信・通話料金に支出しているか
[自由回答結果より算出]
0% 20% 40% 60% 80% 100%


全体【n=1000】 53.4 46.6

支出している 支出していない

(図 9)

◆子どものこづかい・仕送りに支出しているか
[自由回答結果より算出]0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体【n=1000】 50.9 49.1

子どもが一人暮らしを
同 81.4 18.6
居 している【n=70】

況 子どもが一人暮らしを
別 48.6 51.4
していない【n=930】

支出している 支出していない




支出している人の平均支出金額をみると、≪携帯・スマホの通信・通話料金≫(支出している
人 534 名)は 6,563 円/月となりました。≪こづかいや仕送り≫については、子どもが一人暮らしを
している親(支出している人 57 名)で 57,299 円/月、子どもが一人暮らしをしていない親(支出し
ている人 452 名)で 8,513 円/月となりました。 (図 10)
(図 10)

◆子どもの通信・通話料金、子どもへのこづかい・仕送りの平均支出金額(月額)
[自由回答結果より算出] ※それぞれ、支出している人をベースに算出

30,000円
57,299円



20,000円
13,976円


10,000円 8,513円
6,563円



0円
通信・通話料金に こづかい・仕送りに こづかい・仕送りに こづかい・仕送りに
支出している 支出している 支出している 支出している
【n=534】 【n=509】 (子どもが一人暮らしをしている親) (子どもが一人暮らしをしていない親)
【n=57】 【n=452】


2017 年 3 月 14 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆進学費用のための備え 高校生以下の子を持つ親の平均支出額は昨年より 346 円/月増加
次に、高校生以下(予備校生・浪人生を含む)の子どもの親(755 名)に対し、子どもの進学費
用のための備えとして、月々いくらくらい支出をしているか聞きました。
「0 円」との回答が 28.2%と最も多くなった一方、「10,000 円~14,999 円」(25.3%)や「20,000~
29,999 円」(13.8%)といった金額帯にも回答が集まり、1 ヶ月あたりの平均支出金額は 12,513 円/
月となりました。
2016 年調査と比較してみると、1 ヶ月あたりの平均支出金額は 346 円/月増える結果となりまし
た。4 人に 3 人の親が教育資金に不安を感じ、不安の理由では半数以上が「今後教育資金がど
のくらい必要となるかわからない」と回答していましたが、早いうちから進学費用を準備すること
が大切だと考えて、実際に準備を始めている親が増えつつあるのかもしれません。 (図 11)


(図 11) 経年調査
◆子どもの進学費用のための備えとして、一人あたり月々いくらくらい支出をしているか
[自由回答結果より算出] 対象:高校生以下の子どもの親(予備校生・浪人生を含む)
50%
2016年:高校生以下の子どもの親【n=754】
平均支出金額 2017年:高校生以下の子どもの親【n=755】
2016年:12,167円/月
2017年:12,513円/月

25%




0%
0円 1~ 1000 2000 3000 4000 5000 6000 7000 8000 9000 10000 15000 20000 30000
999円 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 円
1999 2999 3999 4999 5999 6999 7999 8999 9999 14999 19999 29999 以上
円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円





2017 年 3 月 14 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆大学等のための教育資金準備の方法 1 位「学資保険」2 位「銀行預金」3 位「財形貯蓄」
子どもを大学等へ進学させるための教育資金は、どのような方法で準備しているのでしょう
か。
まず、高校生以下の子どもの親(748 名)に聞いたところ、「学資保険」が最も多く 57.1%、次いで、
「銀行預金」(51.5%)、「財形貯蓄」(10.8%)となりました。
これまでの過去の調査と比較してみると、「学資保険」が 4 年連続で 1 位となりました。昨年よ
り減少はしていますが、今回の調査でも 6 割近くの親が回答しており、依然として子どもの教育
資金準備の主な方法の一つであるようです。 (図 12)


(図 12) 経年調査
◆子どもを大学等へ進学させるための教育資金を準備している方法 [複数回答]※上位10項目までを表示
対象:高校生以下の子どもの親(予備校生・浪人生を含まない)
75%
2014年:高校生以下の子どもの親【n=748】 2015年:高校生以下の子どもの親【n=748】
2016年:高校生以下の子どもの親【n=748】 2017年:高校生以下の子どもの親【n=748】
50%



25%



0%
学資保険 銀行預金 財形貯蓄 (学資保険 子どもの 奨学金 教育ローン 金融投資 子どもの 消費者金融
以外の) 祖父母 (株式投資や 祖父母
生命保険 (自分の親や 先物取引 (自分の親や
義理の親) など) 義理の親)
からの からの
資金援助 借り入れ


続いて、大学生等の親(245 名)に、大学等への進学のための教育資金を、どのような方法で
準備してきたか聞いたところ、「銀行預金」が 49.8%で最も多く、次いで、「学資保険」が 38.4%、「奨
学金」が 33.1%、「教育ローン」が 17.1%となりました。教育資金準備の方法としては「銀行預金」や
「学資保険」が多く用いられますが、その他にも、奨学金や教育ローンの利用、祖父母からの援
助など、家庭の状況に応じて様々な方法が取られていることがうかがえます。 (図 13)
(図 13)

◆子どもを大学等へ進学させるための教育資金を準備してきた方法 [複数回答] ※上位10項目までを表示
対象:大学生等の親(予備校生・浪人生を含まない)
75%
大学生等の親【n=245】
49.8
50%
38.4
33.1

25% 17.1 15.9
8.6 6.9 4.9 2.0 0.0
0%
銀行預金 学資保険 奨学金 教育ローン 子どもの 財形貯蓄 子どもの (学資保険以外の) 金融投資 消費者金融
祖父母 祖父母 生命保険 (株式投資や
(自分の親や (自分の親や 先物取引など)

義理の親) 義理の親)
からの からの
資金援助 借り入れ


2017 年 3 月 14 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆子どもの教育資金のための節約 「外食費の節約」が最多回答
◆3 人に 1 人が子どもの教育資金のために「自分のこづかいを我慢」
今度は、全回答者(1,000 名)に対して、子どもの教育資金を捻出するために、節約している支
出があるか聞きました。まず、「外食費」が最も多く 42.3%となり、次いで、「衣類・ファッション費」
(38.0%)、「レジャー・娯楽費」(36.5%)、「自分のこづかい」(34.6%)が 3 割台、「食費(外食除く)」
(28.8%)、「水道光熱費」(24.0%)、「交際費」(24.0%)が 2 割台で続く結果となりました。「外食費」に
ついては 4 割以上が回答しており、“節約は外食費から”といった考えの人が多いようです。また、
「自分のこづかい」については 3 人に 1 人が回答しており、子どものためなら、ということで自分の
こづかいを減らしている親も少なくないようです。
子どもの就学段階別にみると、大学生等の親では、「レジャー・娯楽費」(54.4%)や「外食費」
(48.0%)、「衣類・ファッション費」(46.8%)、「食費」(36.5%)、「交際費」(30.6%)において全体より高く
なりました。大学生等の親が教育資金に不安を感じる理由のトップが「収入の維持や増加に自
信がない」となっていましたが、そのことが節約に対する意識につながっているのかもしれません。
(図 14)


(図 14)
◆子どもの教育資金を捻出するために、節約している支出 [複数回答] ※上位10項目までを表示
75%
全体【n=1000】


50% 42.3
38.0 36.5 34.6
28.8
24.0 24.0
25% 18.9 16.7
11.0


0%
外食費 衣類・ レジャー 自分の 食費 水道 交際費 日用品・ 嗜好品費 パートナー
ファッショ ・娯楽費 こづかい (外食除く) 光熱費 化粧品・ (タバコや の
ン費 美容品費 お酒など) こづかい

全体【n=1000】 42.3 38.0 36.5 34.6 28.8 24.0 24.0 18.9 16.7 11.0
就 子 未就学児【n=248】 39.9 38.7 25.4 31.9 23.4 21.4 15.7 17.3 14.5 12.5
学ど 小学生【n=248】 35.5 30.6 25.0 33.1 23.8 21.4 21.0 14.5 16.1 8.9
段も 中高生【n=252】 45.6 35.7 40.9 36.9 31.3 28.2 28.6 22.2 16.7 9.9
階 の 大学生等【n=252】 48.0 46.8 54.4 36.5 36.5 25.0 30.6 21.4 19.4 12.7
■全体比+10pt以上 ■全体比+5pt以上 ■全体比-5pt以下 ■全体比-10pt以下 (%)





2017 年 3 月 14 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆親が大学等のための教育資金を準備する理由「親の義務だと思うから」が半数以上
◆未就学児の親が教育資金を準備するのは「色々な選択肢を与えたいから」
では、親はどのような思いから、子どものために教育資金を準備するのでしょうか。大学等の
ための教育資金を何らかの方法で準備している(または準備してきた)人(870 名)に、その理由
を聞いたところ、「高校卒業以降の進学支援も親の義務だと思うから」(56.2%)が最多回答となり、
次いで、「子どもには色々な選択肢を与えてあげたいから」(49.3%)、「自分自身も親にしてもらっ
たから」(33.9%)となりました。親として子どもを支えていきたいという思いだけでなく、自分も自身
の親と同じように親の務めを果たしたいと考えている人が多いようです。
子どもの就学段階別にみると、未就学児の親では、「子どもには色々な選択肢を与えてあげ
たいから」(57.3%)が最多回答となりました。子どもの可能性を信じて、子どもの成長をみとどけた
いと思っている親が多いようです。 (図 15)


(図 15)
◆大学等のための教育資金を準備する理由 [複数回答]
対象:大学等のための教育資金を何らかの方法で準備している(または準備してきた)人
75%
56.2 全体【n=870】
49.3
50%
33.9 30.8 28.0 24.6
21.1
25% 15.3
5.7
0%
高校卒業 子どもには 自分自身も 子どもには 子どもには 子どもの 子どもの 家族が 特に
以降の 色々な 親にして お金のこと 幅広い教養 夢の実現に 将来の 安心して 理由はない
進学支援も 選択肢を もらったから を気にせず を 協力したい 生活のため 前向きに
親の義務だ 与えてあげ 勉学に 身に付けて から に学歴は 過ごすため
と思うから たいから 励んで 欲しいから 重要だと に
もらいたい 思うから 資金準備が
から 必要だと
思うから
全体【n=870】 56.2 49.3 33.9 30.8 28.0 24.6 21.1 15.3 5.7
就 子 未就学児【n=220】 51.8 57.3 40.5 39.1 26.8 28.2 21.8 20.5 5.0
学ど 小学生【n=210】 54.3 47.1 33.8 29.0 25.7 19.0 15.7 15.7 6.2
段も 中高生【n=209】 59.8 48.8 31.1 27.3 27.3 29.7 16.7 12.0 6.2
階 の 大学生等【n=231】 58.9 44.2 30.3 27.7 32.0 21.6 29.4 13.0 5.6
■全体比+10pt以上 ■全体比+5pt以上 ■全体比-5pt以下 ■全体比-10pt以下 (%)





2017 年 3 月 14 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆ICT 技術を活用した授業で受けさせたい 1 位「デジタル教材を使用した授業」
2 位「ネイティブ講師によるマンツーマンのオンライン英会話」3 位「電子黒板を使用した授業」
近年の目覚ましい ICT 技術の発展を受け、日本でも、教育現場にも ICT 技術を積極的に取り
入れていこうとする動きが強まっています。現時点でも、小学校の段階から ICT を活用した授業
を取り入れて、子どもたちの学習の質を上げることができているという例も出てきています。
この ICT 技術を活用した授業について、提示した授業内容の中に受けさせたいと思う授業が
ある親(564 名)が、どのような授業を受けさせたいと思っているのかみると、「デジタル教材(アプ
リやソフトなど)を使用した授業」が 45.2%で最も多く、次いで、「海外のネイティブ講師によるマン
ツーマンのオンライン英会話を行う授業」が 38.5%、「電子黒板を使用した授業」が 35.6%、「デジタ
ル教科書(電子書籍)を使用した授業」が 34.9%、「ICT リテラシーの向上(パソコンスキル、プログ
ラミングスキルなど)を図る授業」が 34.6%となりました。1 位の「デジタル教材」については、スマ
ートフォンやタブレット端末の普及によって、子どもの年齢を問わず身近に触れていることもあり、
イメージをしやすいのかもしれません。 (図 16)


※ ICT(技術)…情報通信技術のこと。情報処理や通信に関する技術の総称を指し、この ICT を教育分野にも活
用することで、授業の双方向性が高まったり、児童・生徒の主体性や意欲・関心、知識・理解を高めたりすること
ができるとされる。具体的には、電子黒板やノートパソコン、タブレット型端末などが教育現場で使われることにな
る。


(図 16)
◆子どもに受けさせたいと思うICTを活用した授業 [複数回答]
対象:受けさせたいと思う授業がある人
75%
全体【n=564】

50% 45.2
38.5 35.6 34.9 34.6
23.9 20.4
25%


0%
デジタル教材 海外の 電子黒板を デジタル教科書 ICTリテラシーの 学校間の遠隔 デジタル
(アプリやソフトなど) ネイティブ講師に 使用した授業 (電子書籍) 向上 教育として、 ミュージアム
を使用した授業 よる を使用した授業 (パソコンスキル、 インターネット などによる
プログラミングスキル
マンツーマンの など)
会議システムや 地域文化振興を
オンライン英会 を図る授業 スカイプを 取り入れた授業
話を行う授業 使用した授業
全体【n=564】 45.2 38.5 35.6 34.9 34.6 23.9 20.4
就子 未就学児【n=143】 44.1 37.8 39.2 37.1 32.9 18.2 25.9
学ど 小学生【n=147】 41.5 36.7 36.1 35.4 28.6 15.6 15.0
段も 中高生【n=138】 48.6 35.5 41.3 39.1 35.5 31.2 21.7
階の 大学生等【n=136】 47.1 44.1 25.7 27.9 41.9 31.6 19.1
■全体比+10pt以上 ■全体比+5pt以上 ■全体比-5pt以下 ■全体比-10pt以下 (%)





2017 年 3 月 14 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆子どもに目指して欲しい理想の大人
有名人部門の 1 位は「イチローさん」2 位「タモリさん」3 位「天海祐希さん」と「所ジョージさん」
◆子どもに目指して欲しい理想の大人 歴史上の人物部門 1 位は「坂本龍馬」
最後に、全回答者(1,000 名)に、自分の子どもに目指して欲しい“理想の大人”のイメージに合
う有名人や歴史上の人物について聞きました。
まず、有名人としては、「イチローさん」(44 件)が 1 位となり、次いで、2 位「タモリさん」(23 件)、
3 位「天海祐希さん」、「所ジョージさん」(各 22 件)となりました。
回答者がその人物を選んだ理由を聞いたところ、1 位のイチローさんについては、「夢を諦め
ずに努力をする人だから」といった理由が多く挙がっており、努力の大切さや目標に向かって諦
めないことの大切さを、自分の子どもに知って欲しいと思う様子がうかがえました。2 位のタモリさ
んについては、「他人に気遣いができる」など気遣いや気配りに関する理由が多く挙がりました。
3 位の天海祐希さんについては、「自立した大人のイメージ」などカッコよさや聡明さに関する理
由が多く挙がり、所ジョージさんについては「人生を楽しんでいる」など自由さに関する理由が多
く挙がりました。 (図 17)

(図 17)
◆子どもに目指して欲しい“理想の大人”のイメージに合う有名人 [自由回答] ※上位5項目までを抜粋
◆その人物を選んだ理由 [自由回答] ※一部抜粋
全体【n=1000】
順位
人物名 理由
(件数)
1位 夢を諦めずに努力をする人だから
イチロー
(44件) (女性・中高生の親)
2位 他人に気遣いができる人だから
タモリ
(23件) (女性・大学生等の親)
自立した大人のイメージだから
天海祐希
3位 (女性・未就学児の親)
(22件) 人生を楽しんでいるから
所ジョージ
(男性・大学生等の親)
5位 苦労を知っているから
ビートたけし
(12件) (男性・小学生の親)



また、歴史上の人物としては、「坂本龍馬」(48 件)が 1 位となりました。次いで、「徳川家康」
(46 件)、「織田信長」(38 件)が続きました。
歴史上の人物についても選んだ理由を聞いたところ、1 位の坂本龍馬では、「新しいことを柔
軟に取り入れた人物だから」といった、革新性や柔軟性に関する理由が多く挙がりました。自分
の子どもには、積極的にチャレンジをして欲しいと思う親が多いのかもしれません。 (図 18)

(図 18)
◆子どもに目指して欲しい“理想の大人”のイメージに合う有名人 [自由回答]※上位5項目までを抜粋
◆その人物を選んだ理由 [自由回答] ※一部抜粋
全体【n=1000】
順位
人物名 理由
(件数)
1位 新しいことを柔軟に取り入れた人物だから
坂本龍馬
(48件) (女性・未就学児の親)
2位 先見性のある人物だから
徳川家康
(46件)  (男性・大学生等の親)
3位 決断力のある人だから
織田信長
(38件) (女性・中高生の親)
4位 強い意志があるから
豊臣秀吉
(20件) (女性・小学生の親)
5位 人の話に耳を傾けるから
聖徳太子
(17件) (女性・未就学児の親)


2017 年 3 月 14 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆子どもに就いて欲しい職業 1 位「公務員」2 位「医師」3 位「会社員」「看護師」
さらに、自分の子どもに就いて欲しい職業は何か聞きました。1 位は「公務員」(159 件)が最多
回答となり、次いで、2 位「医師」(37 件)、3 位「会社員」、「看護師」(各 29 件)、5 位「薬剤師」(23
件)と、上位 5 項目のうち 3 項目が医療関係の職業となりました。
回答者がその職業を選んだ理由を聞いたところ、1 位の公務員では、「安定しているから」とい
った回答が多く挙がりました。2 位の医師では、「命の尊さに触れる」など命の尊さや使命感に関
する理由が多く、3 位の会社員では、「真面目にコツコツ働いて欲しいから」、看護師では、「手に
職を付けて欲しいから」、5 位の薬剤師については、「結婚しても長く続けられるから」といった理
由が挙げられました。 (図 19)


(図 19)

◆子どもに就いて欲しい職業 [自由回答] ※上位10項目までを抜粋
◆その職業に就いて欲しい理由 [自由回答] ※一部抜粋
全体【n=1000】
順位
職業 理由
(件数)
1位 安定しているから
公務員
(159件) (男性・中高生の親)
2位 命の尊さに触れることができるから
医師
(37件)  (男性・未就学児の親)
真面目にコツコツ働いて欲しいから
会社員
3位 (男性・大学生等の親)
(29件) 手に職を付けて欲しいから
看護師
(女性・小学生の親)
5位 結婚しても長く続けられるから
薬剤師
(23件) (女性・未就学児の親)
6位 医療の分野で人のためになって欲しいから
医療関係
(19件) (男性・大学生等の親)
人の記憶に残る仕事をして欲しいから
教師
7位 (女性・小学生の親)
(16件) 世の中に貢献して欲しいから
研究者
(男性・小学生の親)
9位 人を助ける仕事をして欲しいから
福祉関係
(15件) (女性・大学生等の親)
10位 子どもの可能性を伸ばす仕事をして欲しいから
保育士
(11件) (女性・大学生等の親)





2017 年 3 月 14 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

注:本調査レポートの百分率表示は小数点第 2 位で四捨五入の丸め計算を行っているため、
合計しても 100%とならない場合がございます。


《調査概要》

◆調査タイトル :子どもの教育資金に関する調査2017

◆調査対象 :ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする
大学生以下の子ども(複数いる場合は長子)がいる30~59歳の男女

◆調査期間 :2017年2月9日~2月13日

◆調査方法 :インターネット調査

◆調査地域 :全国

◆有効回答数 :1,000サンプル(有効回答から各条件がほぼ均等になるように抽出)
(内訳) 親の性別×子の性別×子の通う学校(未就学、小学校、中学校・高校、
大学・短期大学・専門学校・予備校)で16分割、ほぼ均等割付

◆調査協力会社 :ネットエイジア株式会社


■■報道関係の皆様へ■■


本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、
「ソニー生命調べ」と付記のうえご使用いただきますよう、お願い申しあげます。

■■本調査に関するお問い合わせ窓口■■


ソニー生命保険株式会社 広報部 広報課 丸山、大金
電話番号 : 03-5290-6228


■■会社概要■■

会社名 :ソニー生命保険株式会社
代表者名 :代表取締役社長 萩本 友男
設立 :1979(昭和 54)年 8 月
所在地 :東京都千代田区大手町 1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ
業務内容 :生命保険業




SL16-0691-0018




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