第13回「ART IN THE OFFICE 2020」選出作品完成のお知らせ

2020 年 8 月 28 日
各 位

マ ネ ッ ク ス グ ル ー プ 株 式 会 社
代 表 執 行 役 社 長 C E O 松 本 大
( コ ー ド 番 号 8 6 9 8 東 証 第 一 部 )


第 13 回「ART IN THE OFFICE 2020」選出作品完成のお知らせ
マネックスグループ株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長 松本大)が、社会貢献活動並びに社
員啓発活動の一環として実施している「ART IN THE OFFICE」の 2020 年度受賞アーティストに宮内裕賀
氏を決定し、このたび受賞作品が完成したことをお知らせします。2020 年度は、86 の応募作品案の中か
ら、イカを素材に用いてイカを描くユニークさと、独自の生命観をオフィス内に展開させるスケール観が評
価され、宮内裕賀氏の作品「イカリング」が受賞作品として選出されました。

「ART IN THE OFFICE」は、現代アートが未開拓の表現を追求し、社会の様々な問題を提起する姿勢に
共感し、当社を通じて現代アートの新進アーティストを支援する場づくりをしたいとの想いから、NPO 法人
アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]の運営協力を得て、2008 年に生まれたプログラムです。

本プログラムを通じて、受賞アーティストの更なる活躍を期待すると共に、当社のブランドスローガンで
ある「For Creative Minds」に基づき、従来の枠組みを超えた新しい発想や 1 つの物事にさまざまな視点を
持つ柔軟性を社員が養い、創造性を携えて、さらに時代をリードする形へとマネックスを前進させます。




(写真)マネックスグループ株式会社 プレスルーム(GALAXY)
「ART IN THE OFFICE 2020」作品 宮内裕賀/「イカリング」/2020 年/キャンバス、ジェッソ、アオリイカイカ
墨、コウイカ貝殻、ケンサキイカ水晶体、アラビアゴム、油彩、水彩、ハトメ/サイズ(6500×1350mm)/

◆作品および受賞アーティスト
1.「ART IN THE OFFICE 2020」受賞作品タイトル 「イカリング」
2.受賞アーティスト 宮内裕賀氏プロフィール
1985 年、鹿児島県生まれ。タラデザイン専門学校卒業。2004 年頃に近所のおじさんが
釣ってきたイカの美しさと美味しさに魅了され、以来ひたすらイカの絵を描き続けてい
る。第 22 回岡本太郎現代芸術賞入選、TOKYO MIDTOWN AWARD 2019 アートコンペ
準グランプリ受賞。これまでの展示に「全国いか加工業協同組合創立 50 周年記念式
典」ホテルオークラ東京(2015 年、東京)、 「国際頭足類諮問委員会函館会議」函館国際
ホテル(2015 年、北海道)、 「Cephalopod Interface in Crete」ギリシャ・クレタ水族館
(2017 年、ギリシャ)、個展「イカスイム」レトロフト Museo(2018 年、鹿児島) 、
「Street Museum」東京ミッドタウン(2020 年、東京)などがある。
宮内 裕賀氏 website:http://www.miyauchiyuka.com/


3.宮内裕賀氏コメント
この作品に使用したイカ墨は全て、ある 1 杯のアオリイカの墨汁嚢から取り出したモノです。1 杯の身体
で、ここまで描けるイカ墨の力強さにイカの生命力を感じました。そして同時に、このイカ墨をもたらして
くれたイカはもうこの世には生きていないということを考えました。イカの命をいただいて描くことで私は
生かされています。それぞれの存在に境界はなく身体の輪郭を超え私たちは地球の生の一部であり、全ての
生命や物事は関係しないではいられません。食べ物と生き物のイカを、死者であるイカのイカ墨とイカ甲で
描きました。周りの抽象のイカはこれからうまれてくる生命で、イカの虹色素胞をイメージした構造色の機
能を持つ絵の具を使い描きました。カラーの部分は油彩でイカの眼球と墨汁嚢を描いています。青い絵の具
を多く使っているのは、イカの青色の血液を表現するためです。世界は未知のことで溢れています。食べ物
として身近にあるイカについても、知らないことがたくさんあると思います。人間はみんな一人ひとりちが
う感覚でこの世をとらえています。イカになって地球を眺めてみたら新しい発見があるかもしれません。世
界初のイカの人工飼育に成功した研究でも使用されていた円形水槽のような空間に、イカの絵を展示させて
いただくことができてとても嬉しいです。

◆受賞者の選考について
1.「ART IN THE OFFICE」サポート内容
公募により選出された 1 名(1 組)のアーティストに対し、社内のプレスルームを応募作品の発表の場とし
て約一年間提供します。選出されたアーティストには 50 万円の賞金および 10 万円の制作費が支払われる
他、マネックスグループの統合報告書などへの本作品画像の掲載や、オリジナルノベルティのデザインに利
用される予定です。本プログラムは、2019 年に公益社団法人企業メセナ協議会の認定制度「This is
MECENAT 2019」に選定され、2012 年には公益財団法人日本デザイン振興会(JDP)が主催する「2012
年度グッドデザイン賞」 (G マーク)を受賞している取組です。

2.選考条件
・ 現代アートの分野で活動するアーティスト(学生可)
・ 企業のプレスルームという空間の特徴を踏まえ、独自性・先駆性があること。

3.2020 年度審査員(敬称略、五十音順)
太田 雄貴 (国際フェンシング連盟 副会長、公益社団法人日本フェンシング協会 会長、
公益財団法人日本オリンピック委員 オリンピック・ムーブメント専門部会 副部長)
塩見 有子 (NPO 法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト] 理事長)
成相 肇 (東京ステーションギャラリー 学芸員)
松本 大 (マネックスグループ株式会社 代表執行役社長 CEO)
結城 加代子 (KAYOKOYUKI オーナーディレクター)


マネックスグループ ART IN THE OFFICE website:
https://www.monexgroup.jp/jp/esg/art_in_the_office.html



(報道関係者様のお問い合わせ先)
マネックスグループ株式会社 コーポレートコミュニケーション室 加藤 電話 03-4323-8698
(株主・投資家様のお問い合わせ先)
マネックスグループ株式会社 経営管理部 IR 担当 仲野、相原 電話 03-4323-8698





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