株式会社 栃木銀行との包括的業務提携に関する合意について

Press Release


2021 年 4 月 13 日
各 位
東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社
代表取締役社長 石田 建昭
東京都中央区日本橋二丁目 5 番 1 号
証券コード 8616 東証・名証第一部



株式会社 栃木銀行との包括的業務提携に関する合意について




当社は、2017 年より、株式会社栃木銀行(頭取 黒本 淳之介、以下「栃木銀行」)とともに、
とちぎん TT 証券株式会社(代表取締役社長 菊地 正敏)を通じて合弁証券事業を展開してお
ります。栃木銀行と当社の更なる発展、成長のための検討を続けてまいりましたが、本日、包
括的業務提携(以下「本提携」)に関する合意書を締結し、実現に向けた本格的な協議を開始す
ることをお知らせいたします。


1.本提携の目的
当社グループは、中期経営計画「New Age’s, Flag Bearer 5 ~新時代の旗手~」の最終年度を
迎え、お客様のニーズの多様化や高度化、あるいは FinTech や AI などデジタル金融サービスの
浸透などのビジネス環境の急激な変化に対応できる、先進的な「総合金融グループ」への進化
を加速させております。
また、有力地方銀行とともに創り上げてきた提携合弁証券会社は着実に成果を上げており、
今後も更なる発展を目指しておりますが、さらに、従来の合弁事業の枠組にとどまらず、その
提携先の親銀行とともに、
「富裕層」
「法人」
「デジタル」
「人材育成・研修」
「運用」等をキーワー
ドに、提供するサービスの幅を広げていくことによって、お客様により支持され、地域社会へ
の貢献にも繋がる新たなアライアンス・モデルを構築しております。
一方、栃木銀行では、2020 年 4 月より、第十次中期経営計画「『課題解決に強い銀行』への
進化」をスタートさせ、
「コンサルティング機能を活かしたお客様への提供価値の充実」「お客

様志向を実現するための人材育成」「お客様を支える持続可能な経営基盤の確立」を掲げ、お

客様の様々な困りごとにワンストップで対応できる「お客様サポート体制」を確立し、お客様
の期待を超えるサービスを提供していくことで、何でも一番に相談されるサポーターバンクと
なることを目指しております。
両社は、2017 年 4 月に宇都宮証券株式会社(2018 年 10 月 1 日にとちぎん TT 証券株式会社
へ商号変更)を合弁証券会社とし、連携して商品・サービスの充実を図るなど、顧客本位の金
融サービスの確立を目指してまいりました。合弁証券事業にとどまらない本提携を行うことに
より、対等なビジネスパートナーとして相互にその業務をサポートし、営業基盤の強化を図る
とともに、地域貢献に資する取組みを推進することが可能になると考えております。両社のリ
ソースを最大限に活用した提携とすることで、銀行業と証券業にとどまらない次世代の金融ビ
ジネスの姿を示し、お客様のニーズに合わせて多様で良質な商品・サービスを提供することに
より、両社の企業価値を向上させることを目的として、本提携について合意しました。


2.本提携の内容等
本提携では、従来から取組んでいる合弁証券事業に係る業務に加え、以下のような分野にお
いて、協業していくことを企図しています。
1) 個人顧客向け業務(非対面/デジタル)
2) 個人顧客向け業務(対面)
3) 法人顧客向け業務
4) デジタル分野(地域通貨等)
5) 人材交流
6) その他、栃木銀行の運用ポートフォリオ戦略等に関する協業
また、これら以外の事項につきましても、本提携の目的に沿うものがあれば、具体的に検討、
協議していく予定です。


3.本提携先の会社概要
会社名 株式会社栃木銀行
本店所在地 栃木県宇都宮市西二丁目 1 番地 18
代表者の役職・氏名 取締役頭取 黒本 淳之介
事業内容 銀行業
資本金 274 億 8 百万円
設立年月 昭和 17 年 12 月




4.今後の見通し
本提携の具体的内容につきましては、両社で検討・協議を行い、決定次第お知らせします。
なお、本提携が当社の 2022 年 3 月期の業績に与える影響は軽微であると予想しております。




以 上




本件に関するお問い合わせは、広報・IR 室 03-3517-8618 までお願いいたします。

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