NECキャピタルソリューション株式会社 サステナビリティボンド発行のお知らせ

2023 年 10 月 11 日
各 位
会社名 株式会社大和証券グループ本社
代表者名 執行役社長 中田 誠司
(コード番号 8601 東証プライム・名証プレミア)


NEC キャピタルソリューション株式会社
サステナビリティボンド発行のお知らせ


このたび、株式会社大和証券グループ本社傘下の大和証券株式会社は、NEC キャピタルソリューショ
ン株式会社(以下、「NEC キャピタルソリューション」)が発行する NEC キャピタルソリューション株
式会社第 26・27 回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(サステナビリティボンド※1)
(以下、
「本社
債」)計 106 億円の引受けにおける事務主幹事および Sustainability Bond Structuring Agent※2 を務めまし
たので、その概要についてお知らせいたします。本社債は、NEC キャピタルソリューションによる 2022
年 2 月以来 2 回目のサステナビリティボンド発行となります。


NEC キャピタルソリューショングループは企業理念に掲げる「より豊かな社会の実現に貢献する」こ
とを目指し、2023 年 4 月、経営の基本方針としてグループビジョン「次世代循環型社会をリードする
Solution Company」を策定しました。これまで掲げてきた CSV 経営(Creating Shared Value=共通価値
の創造)は継続しながら、気候変動対応をはじめとする社会課題の多様化、デジタル技術(IoT、AI、ロ
ボット)等の先端技術の発展、それらによる将来の産業や社会生活の大きな変化に対応するべく、CSV
経営と親和性の高い SDGs に同期する 2030 年を新たなグループビジョンのゴールとしました。2030 年
以降想定される「次世代循環型社会」は、資源効率の向上による環境負荷の低減のみならず、資源を循環
利用し続ける世界、そこから発展し、新たな付加価値を生み出し続ける循環型の経済社会となることが
予想されます。NEC キャピタルソリューショングループはキャピタルソリューションの革新により、モ
ノの循環利用に繋がるサービス、地域経済・社会の好循環に繋がるサービス、企業成長の好循環に繋がる
サービスを提供し、環境と成長の好循環を実現するとともに、多様化するお客様と社会の課題解決を通
して、
「次世代循環型社会」の実現をリードするべく、
「脱炭素社会・循環型経済の推進」「社会・ICT イ

ンフラ整備の推進」 「社会課題解決に向けた新たなサービスや事業の創出」を事業活動におけるマテリ

アリティと特定し、具体的には「気候変動への対応」
「社会・ICT インフラの整備」「地域社会・経済の

活性化」「高齢社会への対応」等の社会課題に取り組んでおり、このような取組みを推進させるべく、本

社債による資金調達を決定しました。


NEC キャピタルソリューションは、上記の通り、2023 年 4 月にグループビジョンを刷新し、新しい中
期計画を公表いたしました。また、国際資本市場協会(ICMA)の定める「サステナビリティボンド・ガ
イドライン 2021」をはじめとする各原則に則したサステナビリティボンド・フレームワークを策定し、
株式会社日本格付研究所(以下、
「JCR」)より「JCR サステナビリティボンド・フレームワーク評価」の
最上位評価である「SU1(F)」の外部評価を 2022 年に取得しています。本社債の発行にあたり、本中期計
画に合わせて本フレームワークを更新いたしました。なお、評価に係るフレームワークの 4 要素につい
ての変更はありません。
(詳細は下記ホームページをご覧下さい)
URL:https://www.jcr.co.jp/download/444b5ce1c0cf1a2351224ed3ed3b344e5e2a0518df4d0c4bf5/
21d1276.pdf
◼ 本社債の概要
社債の名称 NEC キャピタルソリューション株 NEC キャピタルソリューション株
式会社第 26 回無担保社債(社債間 式会社第 27 回無担保社債(社債間
限定同順位特約付)(サステナビリ 限定同順位特約付)(サステナビリ
ティボンド) ティボンド)
社債総額 金 50 億円 金 56 億円
発行価格 各社債の金額 100 円につき金 100 円
発行年限 5年 3年
利率 年 0.728% 年 0.500%
払込期日 2023 年 10 月 17 日
償還期限 2028 年 10 月 17 日 2026 年 10 月 16 日
取得格付 A(JCR)、A-(R&I)
資金使途 サステナビリティボンド・フレームワークで定めた適格クライテリアを
満たす以下のプロジェクトに対する融資又は出資等に係るリファイナ
ンス資金に充当予定。
①再生可能エネルギー発電施設又は設備の設置等
②高齢者向けヘルスケア施設の提供
③公共・医療機関向け ICT ソリューションの提供
Sustainability Bond 大和証券株式会社、SMBC日興証券株式会社
Structuring Agent
財務代理人 株式会社三井住友銀行
(※1)サステナビリティボンド
企業や地方自治体等が、国内外のグリーンプロジェクトおよびソーシャルプロジェクト双方に要する資金を調達する
ために発行する債券
(※2)Sustainability Bond Structuring Agent
サステナビリティボンド・フレームワークの策定およびセカンドパーティーオピニオン等外部の第三者評価の取得に
関する助言等を通じて、サステナビリティボンドの発行支援を行う者




大和証券グループは、経営ビジョン「2030Vision」に掲げる「貯蓄から SDGs へ」をコアコンセプ
トに、資金循環の仕組みづくりを通じた SDGs の実現を目指します。ステークホルダーの皆様と共
に、SDGs や ESG に資する取組みを通じた中長期的な企業価値の向上及びサステナブルで豊かな社会
の創造に努めてまいります。


以 上


(ご参考)大和証券グループのサステナビリティに関する取組み:
https://www.daiwa-grp.jp/sustainability/?cid=ad_eir_sdgspress
お取引にあたっての手数料等およびリスクについて



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商号等:大和証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第108号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一
般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人STO協会

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