株式会社商船三井サステナビリティボンド発行のお知らせ-国内初の個人投資家向けサステナビリティボンド発行-

2019 年 7 月 12 日
各 位
会社名 株式会社大和証券グループ本社
代表者名 執行役社長 中田 誠司
(コード番号 8601 東証(第 1 部))


株式会社商船三井 サステナビリティボンド発行のお知らせ
~国内初の個人投資家向けサステナビリティボンド発行~


このたび大和証券グループは、株式会社商船三井(以下「商船三井」という)が発行するサステナビリティボンド(注1)
(第 22 回債 4 年 50 億円、第 23 回債 6 年 50 億円、第 24 回債 6 年 100 億円)の引受けにおいて、事務主幹事およ
び Sustainability Bond Structuring Agent(注2)を務め、本日、本サステナビリティボンドの条件が決定されましたことをお
知らせいたします。


商船三井は 2017 年 4 月に「商船三井グループ環境ビジョン 2030」を策定し、経営計画「ローリングプラン 2019」に
おいて、「ローリングプラン 2018」に引き続き環境・エミッションフリー事業をコア事業とすること、SDGs に向けた取り組
みを推進することを掲げております。社会と共に持続的に成長することを目指す企業として、商船三井は環境並びに
社会の持続性に対する積極的な取り組みについて幅広いステークホルダーの皆様に理解を深めて頂くことを企図し、
本サステナビリティボンドは機関投資家、個人投資家を対象としております。事業会社が個人投資家を対象としたサ
ステナビリティボンドを発行するのは国内初の事例となります。
また、サステナビリティボンドは、調達資金が SDGs に貢献する事業に充当される、いわゆる「SDGs 債(注 3)」に該当し、
社会的責任投資に関心の高い投資家から注目を集めております。


大和証券グループは、過去 10 年以上にわたる継続的な商品の開発と提供を通じて、社会課題の解決や未来の社
会および金融・資本市場の発展に寄与すべく尽力してまいりました。また、昨年より代表執行役社長 中田誠司を委
員長とした『SDGs 推進委員会』を設置し、グループ横断的に SDGs への取り組みを進めております。商船三井が発行
する本サステナビリティボンドの引受・販売は事業活動を通じた社会課題解決に寄与する取り組みの一環であり、当
社グループは今後も、SDGs 達成に向けて貢献するとともに、投資家の皆さまに新たな投資機会を提供してまいりま
す。
本サステナビリティボンドの概要
発行体 株式会社 商船三井

株式会社商船三井
第 24 回無担保社債
株式会社商船三井 株式会社商船三井 (社債間限定同順位特約付)
銘柄 第 22 回無担保社債 第 23 回無担保社債 (個人向け債)
(社債間限定同順位特約付) (社債間限定同順位特約付) 愛称:
商船三井ブルーオーシャン
サステナビリティ債

発行年限 4年 6年 6年

各社債の金額 金 1 億円 金 1 億円 金 10 万円

発行総額 50 億円 50 億円 100 億円

払込期日 2019 年 7 月 19 日 2019 年 7 月 19 日 2019 年 7 月 29 日

利率 年 0.320% 年 0.490% 年 0.490%

発行価格 各社債の金額 100 円につき金 100 円

大和証券株式会社
主幹事 大 和 証 券 株 式 会 社 、みずほ証 券 株 式 会 社
SMBC 日 興 証 券 株 式 会 社
Sustainability Bond
Structuring 大和証券株式会社
Agent

取得格付 A-(株式会社日本格付研究所)


(注1)「サステナビリティボンド」とは、企業や地方自治体等が、国内外のグリーンプロジェクト及びソーシャルプロジェクト双方に要する資

金を調達するために発行する債券。具体的には、①調達資金の使途がグリーンプロジェクト及びソーシャルプロジェクトに限定され、

②調達資金が確実に追跡管理され、③それらについて発行後のレポーティングを通じ透明性が確保される点が特徴。商船三井は

本サステナビリティボンドの発行のために、「グリーンボンド原則(Green Bond Principles)2018」、「ソーシャルボンド原則(Social

Bond principles)2018」および「サステナビリティボンド・ガイドライン(Sustainability Bond Guidelines)2018」ならびに「グリーンボンド

ガイドライン 2017 年版」に則したサステナビリティボンドフレームワークを策定し、株式会社日本格付研究所(以下「JCR」という)より

「JCRサステナビリティファイナンス評価」において最上位評価である「SU1」の評価を取得している。

(注2)「Sustainability Bond Structuring Agent」とは、サステナビリティボンドのフレームワークの策定およびセカンドオピニオン等外部の

第三者評価の取得に関する助言等を通じて、サステナビリティボンドの発行支援を行う者。

(注3)「SDGs 債」とは、日本証券業協会が提唱する、調達資金が SDGs に貢献する事業に充当される債券の総称。サステナビリティボン

ドの他に、グリーンボンド、ソーシャルボンドなどを含む。



以 上


お問い合わせ先:
大和証券グループ本社 広報部 山村・青山・上岡・橋本(Tel.03-5555-1165)
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商号等:大和証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第108号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団
法人第二種金融商品取引業協会

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